知っていても見たことがある人はそれほど多くないかもしれないので、まずは写真を。包み紙の下のほうに「東京大学」の文字がある。字をとりまく黄色いものは、イチョウの葉をモチーフにした古い東大のロゴマーク。ありがたや。「リサイクル」とあるが、これがミソだ。すなわちこのトイレットペーパーは、プリントやテストその他、東大で日々生み出される膨大な量の廃紙をリサイクルして作られたものなのだ。一応念のためだが、トイレットペーパー自体を東大で作っているわけではなく、廃紙を専門業者がトイレットペーパーに仕立てている、というもの。 これも一応念のためだが、東大マークが印刷されているのは包装紙のみで、中のトイレットペーパーは無地だ。左がその証拠写真。上の写真ともども、「現地」で撮影したものだ。まあトイレットペーパーに模様を印刷していたらコストが高くつくだろうし、だいいち東大マークの紙で当該箇所をふくなど考えるだけで