ICT総研は「2023年有料動画配信サービス利用動向に関する調査」の結果を公表しました。2022年末の有料動画配信サービスの利用者数は約3,390万人で、利用者の7割はスマートフォンで視聴しています。コロナ禍を経て利用が拡大した定額制サービスの利用が定着し、今後も拡大が見込まれる一方、通信量増大に伴う懸念もあります。 有料動画配信サービスのうち、定額見放題サービスの利用率が91.5% 有料動画配信サービスのなかでも、作品単位で料金を払うペイパービュー(PPV)方式ではなく、見放題の定額制サービスの利用率が高くなっています。 2018年12月末には有料動画配信サービス利用者数1,750万人のうち、定額制サービスの利用者は1,480万人と約8割でした。2020年末には2,630万人のうち約9割の2,330万人、2022年末には3,390万人の約91.5%にあたる3,100万人と、割合が拡大して
2022年2月、ゲーム配信中に「身長170㎝以下の男には人権がない」という発言が拡散され炎上。プロeスポーツチームとの契約を解除された元プロゲーマーのたぬかな氏。 過激かつ差別的な発言は決して容認されるものではないだろう。舌禍が招いた壮絶な誹謗中傷、祖母の家にまで及んだ嫌がらせ……「自殺していてもおかしくなかった」と語る騒動の真相を本人に聞いた。 ――炎上は、どんな心境で受け止めていましたか? たぬかな:その場の怒りに任せた発言で傷つけてしまった人がいるのは事実で、それについては深く反省しています。ただ、発言した当時、配信を視聴していたのは30人程度で、ここまで大ごとになるとは思っていなかった。 そこから発言の切り抜きが拡散されるとツイッターのインプレッション数(表示回数)は3日間で1億3000万回にも達して、「死ね!」などの罵詈雑言が毎日山のように届いていましたね。 さらに、私の発言をイ
アニメ界のご意見番と言えばこの人! 『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』などの作品で知られる押井守監督に、今年のアニメ界で注目した出来事を振り返っていただいた。 取材・構成=渡辺麻紀 ◆◆◆ 「作り手として“配信”に限界が見えた」 (1)視聴者からの反響が見えづらい見放題月額制 当初、ネットフリックスやアマゾンプライムなどの配信会社はクリエイターを尊重してくれる上に、資金もあって予算的にも苦労が少ない……そんなふうに聞いていた。私も何本か企画書を出したのだけれど、ことごとく通らなかったし、そうしているうちに状況も変化していったんだよね。 こういう状況は、80~90年代のOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)ブームと似ていると思う。最初はオリジナルのストーリーを作らせてくれていたのに、あっという間に人気シリーズのスピンオフなど、鉄板の企画しか通らなくなったんだ。配
ValveのPCゲームプラットフォームSteamで、新機能“Steam Broadcasting”がβ提供開始された。Steamの設定で「Betaへの参加」が有効だと使用可能になる。 この機能は、Twitchやニコニコ生放送などと同じく、ゲーム画面をSteam内でそのままストリーミング配信できるというもの。すでに視聴者用チャットが組み込まれているほか、マイクの音声をストリームに含めるといったことができる。 現状では“配信開始”ボタンなどはなく、ストリームはゲームが開始すると自動配信され、設定で決めた視聴者制限(全開放、フレンドのみ、リクエストして承認されたフレンドのみ、招待したフレンドのみ)に応じて視聴が可能だ。全開放にしているストリームは、コミュニティハブに新設された“Broadcasts”タブ内に表示され、誰もが視聴することができる。 使ってみたところ、あまりに簡単というかオート配信す
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