【シドニー 26日 USO800】オーストラリア連邦警察は26日、ノーザンテリトリー州ダーウィン市郊外に「未確認飛行物体が墜落した」と発表した。前日に発射された韓国の長距離弾道ミサイル「KSLV-1(NARO-1)」の部品と見られる。韓国は人工衛星の打ち上げだったと主張している。 韓国は、北朝鮮が長距離弾道ミサイル「Taepodong」を人工衛星と称して発射したのに続き、「KSLV-1(NARO-1)」を発射し、同様に失敗した。ただし、その弾頭ペイロードは行方不明(恐らく海上に落下)になったものの、一部の部品(第二段ロケットのキックモーターと推定される)は5000km以上飛翔して別の大陸へと着弾した事になる。これにより、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射試験としては一部成功と見なす事が出来る。イギリスの権威ある科学雑誌ネイチャーは「韓国は北朝鮮に続き、衛星を海に投射する能力を示した」と、