ブックマーク / shirousagi.hatenablog.jp (42)

  • うつ病かもと思ったら卵を食べること - ウェブ1丁目図書館

    現代社会は何かとストレスが多く、それがうつ病の原因となることもあります。 誰だって仕事がうまく行かなかったり、人間関係が悪化すると、イライラしたり気持ちがふさぎがちになったりするものです。それは当たり前のことなので、あまり気にすることはないのでしょうが、中にはそれがうつ病の引き金になる人もいます。 うつの状態からうつ病に発展しないためには、の原因が何なのかを理解しておくことが必要です。 うつの2つの原因 精神や心のはたらきを物質レベルで解析し、生化学、医学、薬学などライフサイエンスを中心とする執筆活動を行っている生田哲さんは、著書の「べ物を変えれば脳が変わる」の中で、うつの原因には2種類あると述べています。 ここで、うつとは、心の病というほどではないが、「気分が低調」、「ブルー」の状態にあることを言います。 気持ちが落ち込む原因は、「心の問題」と「脳の生化学」の面から考えることができま

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    trick-spec
    trick-spec 2015/02/08
    卵大好きだから良いこと教えてもらった~!!
  • 海に死体を遺棄しても必ずばれる。解剖学の前では素人の浅知恵は通用しない。 - ウェブ1丁目図書館

    世の中では、死体遺棄事件がよく起こります。 何らかの理由で殺人を犯した場合、それを隠そうとするのが犯罪者の心理でしょうから、殺人と死体遺棄は、ほぼセットで起こると言ってもいいでしょう。 死体の遺棄の仕方には様々あります。山の中に埋めたり、ごみ処理場に捨てたり、どこに遺棄すればわからず自宅の押し入れの中に入れておくといったこともあります。 素人が、これならばれないだろうと思うのが、海へ死体を遺棄することではないでしょうか? 広い海に捨ててしまえば、見つけることはできないだろうとか、死体を沈めてしまえば二度と浮き上がってこないから完全犯罪だと思うでしょうが、実は、海に死体を捨てた場合、案外、簡単に見つかってしまうんですよね。 死体が浮く理由 海に死体を遺棄しても簡単に見つかってしまうのは、一言で言うと死体が浮くからです。 犯人が、そんなことを知らずに海に死体を捨てたとしても、いつまで経っても死

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  • 死刑宣告を受けた敵将を助けた乃木将軍 - ウェブ1丁目図書館

    乃木希典(のぎまれすけ)は、明治時代の軍人。 戦前は、日国内で知らない人はいなかったほどの人気者だったのですが、現在では知らない人の方が多いですね。また、乃木希典を知っている人でも、彼に対する評価は、日露戦争の旅順攻撃で多大な犠牲を出した愚将というものではないでしょうか? 確かに乃木将軍は、日露戦争で多くの犠牲者を出しましたが、その人間性に関して愚将と切って捨てるのは、違うような気がします。 自らを死地へと向かわせる行動 池波正太郎さんの「賊将」の中に収録されている「将軍」という短編小説では、乃木希典が主人公として描かれています。 その中に以下の描写があります。 「閣下ッ。あまり無茶をせんで下さいッ。困る、実に困るッ」 津野田は塹壕へ乃木を引っ張り込むと泣くように叫んで、足を踏み鳴らした。 乃木は微笑したようだったが、黙って、二0三高地を包む闇の中へ視線を向けた。 「明朝が最後の総攻撃だ

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  • 決断力を養うためには継続する努力をすること - ウェブ1丁目図書館

    世の中には、何でもパッパッと決断する人もいれば、なかなか結論を出せずに迷う人もいます。 前者は決断力がある人という評価を受けます。一方、後者は優柔不断な人という評価を受けます。決断が早いか遅いかというのは、その人の性格による部分が大きいと考えている人が多いでしょう。僕も、そうじゃないかと思います。 でも、優柔不断と思われている人でも、ある時、瞬時に決断することがありますよね。「珍しく決断が早いな」なんて周囲から、茶化される場面を見たことがある人も多いことでしょう。 しかし、普段、決断力がないと思われている人は、当にそうなのでしょうか? 人によって決断しやすいこととしにくいことがある。 プロ棋士の羽生善治さんが、「決断力」というを書いています。 著書の中で羽生さんは、将棋を指すうえで、一番の決め手となるのは決断力だと述べています。だから、決断力のない人が将棋を指すと、決断力のある人には勝

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  • 肉体を言葉から解放すれば最高のパフォーマンスを発揮できる - ウェブ1丁目図書館

    スポーツ、例えば、テニス、野球、サッカー、バレーボール、ゴルフ、スキーなど、なんでもいいのですが、競技中に失敗した時、心の中で、「何やってるんだ!」と自分自身を叱りつけることがありませんか? 別にスポーツじゃなくても構いません。仕事でも料理でもテレビゲームでも、失敗した時、人はついつい自分自身に対して心の中で「バカヤロー」と怒ることがあります。僕もそうです。普段は、もっと上手にできるのに今日に限って何をやってるんだと、自分自身を叱責することがありますね。 でも、自分自身を叱りつけたところで、次から、上手にプレーできることはありません。むしろ、自分自身を叱責することが、さらなる失敗を生み、そして、スランプに陥らせるのです。 セルフ1(自分)とセルフ2(自身)の存在 ティモシー・ガルウェイの著書「新インナーゲーム」は、スポーツ、特にテニスについて、自分の内側の戦いをどうやって制すかについて述べ

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  • 進学校出身の調教師が持つビジネス感覚 - ウェブ1丁目図書館

    2012年の日ダービーを制したディープブリランテを管理していたのは、開成高校という進学校出身の矢作芳人調教師です。 矢作厩舎というと、競馬ファンの間では、穴馬を激走させるイメージが強いですね。 穴馬になるということは、弱い馬ばかりを矢作さんが管理しているということになり、事実、2005年の開業から数年間は、血統の良くない馬ばかりでした。でも、最近では、良血の馬が多くなり、矢作厩舎所属の馬がレースに出走すると、新聞には重たい印が並ぶようになっています。 1銭でも多くぶんどる 「とにかく一銭でも多くぶんどってこい。僕は、一銭でも多くぶんどるような厩舎経営をするから」 矢作さんの著書「開成調教師」によると、厩舎を開業して最初のミーティングで矢作さんが宣言したのが、この言葉でした。 この言葉だけ聞くと、何かがめつい印象を受けます。でも、調教師も、仕事なのですから、お金を多く稼ぐ必要がありますし、

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  • もしも昔の人が科学的という言葉にとりつかれていたら発酵食品は生まれなかっただろう - ウェブ1丁目図書館

    僕は、発酵品が好きで毎日べています。 納豆は昼と夜にべていますし、チーズは朝に、ヨーグルトは夕後にべています。他にも鰹節、キムチ、漬物もべます。味噌や醤油も口にする機会が多いので、もはや、僕の生活から発酵品を抜いてしまうことはできません。 おそらく僕だけでなく日人、いや世界中の人々が発酵品の恩恵を受けているはずです。 小泉武夫さんの著書「発酵品礼賛」によると、乳を発酵させた品を人類が口にしたのは、今から6千年ほど前だそうです。そんな昔から発酵品があったことに驚くとともに、僕の頭の中には、もしも現代人が発酵という現象を目の当たりにしても、発酵品は生まれなかったのではないかという疑問が浮かび上がってきました。 乳の発酵は偶然に ところで発酵とはどういうことなのでしょうか? これについては、小泉さんがわかりやすく説明しています。 微生物、またはそれらの酵素が、人間にと

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  • 自分が放った刺客に左遷させられた信州松代藩の執政を描いた短編時代小説 - ウェブ1丁目図書館

    江戸時代に信州松代藩という藩がありました。藩祖は真田幸村の兄の真田信之です。 江戸時代中期、松代藩の執政であった原八郎五郎邸に密かに呼び出された児玉虎之助は、恩田木工(おんだもく)の密使平山重六を斬り、懐中から密書を奪うように命じられます。 池波正太郎さんの「賊将」に収録されている短編小説「刺客」は、このような形で始まります。原八郎五郎は、なぜ、児玉虎之助に刺客を命じたのでしょうか? 逼迫した藩財政の立て直し 松代藩は、以前は裕福な藩でしたが、真田信安の代になった時には逼迫していました。 幕府は各藩に様々な工事を命じて、資金を貯め込むことを防止していました。もちろん、松代藩も同じように幕府から命じられた工事に多額の資金を使っていたので、藩の財政が傾いていました。 そんな中、原八郎五郎が殿さまの真田信安に進言して千曲川治水工事を行い、見事成功させます。工事の費用も、原が懸命に奔走し、幕府から

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  • 明治維新の功労者から賊将に落ちた桐野利明を描いた短編時代小説 - ウェブ1丁目図書館

    幕末の薩摩藩に一人の剣の達人がいました。 彼の名は中村半次郎。後に日で最初の陸軍少将となった桐野利秋のことです。 池波正太郎さんの短編小説「賊将」では、桐野利明の生涯が描かれています。池波さんは、他にも桐野利秋を主人公にした「人斬り半次郎」という長編小説を発表していますが、賊将は、それよりも前に書かれたものです。いわば、「人斬り半次郎」の前身といった感じの作品です。 短編小説「賊将」では、桐野利秋が、人斬りとして幕末を駆け抜け、西南戦争で賊将として明治政府と戦う姿が、簡潔に描かれているので、一気に読み切ることができます。 「今に見ちょれ!!」の気持ちで出世 中村半次郎は、薩摩藩の下級武士として生まれます。 彼の少年時代は、周囲から白い目で見られる不幸な時代でした、父親が藩の公金に手をつけたことで罰を受けたからです。罪人の子である半次郎は、公職につけず、百姓仕事で家族を養うことになります。

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  • 怠け者のイメージが強いイタリア人だけど、実はモーレツに働く - ウェブ1丁目図書館

    イタリア人は、陽気なイメージがあります。そして、仕事に対する姿勢もいい加減というのか、怠け者の印象が強いです。 こういったイメージは、おそらく、メディアが作りだしたものなのでしょう。テレビをよく見る日人は、画面に映っているイタリア人の表面だけを見て判断していることが多いように思います。 僕自身も、そう思い込んでいたひとりなのですが、工業デザイナーの奥山清行さんの著書「フェラーリと鉄瓶」を読んで、彼らに対する認識が変わりました。 社会に対する諦めの気持ちが強い 仕事はそこそこにして、人生を陽気に楽しんでいるように思えるイタリア人ですが、奥山さんによると、国民の多くがイタリア社会に対して、諦めの感情を持っているようです。 イタリアの社会は階級社会。 なので、名家の出でなければ、社会の上の方に行くことはできません。それが、彼らの諦めの理由です。そして、いつも、彼らが陽気に見えるのも、そこに理由

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  • 技術力で明治新政府に参加した肥前佐賀藩 - ウェブ1丁目図書館

    明治維新を実現した勢力と言えば、薩摩藩、長州藩、土佐藩が有名です。 この薩長土の3藩が、政治的に大きな役割を果たしたことが、倒幕につながったことは言うまでもありません。しかし、政治力だけで、倒幕が可能だったかというと、そうではありません。倒幕は、それなりの軍事力、そして、技術力がなければ実現しなかったでしょう。 技術力で、明治新政府を支えたのが肥前佐賀藩。その功績から、維新後は、上記3藩に加えて、薩長土肥と総称されるようになりました。 商人たちの座り込みがきっかけで財政再建を実施 幕末の肥前佐賀藩の殿さまは、鍋島閑叟です。この時代に佐賀藩に彼が現れなければ、明治維新は実現しなかったかもしれません。 あまり有名な殿さまではありませんが、司馬遼太郎さんの時代小説「酔って候」に収録されている「肥前の妖怪」は、鍋島閑叟を主人公としています。 鍋島閑叟が、技術に目覚めるきっかけとなったのは、17歳の

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  • 人は人から物を買いたいと思うもの。人との縁を大切にして出来たレストラン。 - ウェブ1丁目図書館

    新幹線に乗っていて、隣に座って来た人にいきなり声をかけられたらどう思いますか? おかしな人じゃないのか?詐欺師?それとも宗教の勧誘? 多くの方はそう思うでしょう。でも、新幹線で隣の乗客に声をかけて、たくさんの友達を作っている人がいます。一体、どうやって、新幹線の中の2時間程度の時間で友達になるんだと思いますよね?最初は、わざと相手のを踏んで、謝りながらハンカチでを拭きながら、少しずつ、うち解けていくのだそうです。 そう語るのは、クロフネカンパニーの中村文昭さん。中村さんは、26歳の時に人との縁を大切にして銀行から2億円の融資を受けて、ウェディングができるレストランを開店することに成功しました。 焼き鳥屋の隣に座った男性との出会い 中村さんは、著書の「お金でなく人のご縁ででっかく生きろ!」の中で、高校卒業後、やりたいことを見つけるために実家を出て、単身、上京したと語っています。 東京では

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  • 1日5分の仕事で1ヶ月100万円稼ごうとしたら電子辞書ができちゃった - ウェブ1丁目図書館

    携帯電話やインターネット事業を手掛けるソフトバンクは、我が国を代表する巨大IT企業です。 そのソフトバンクを率いているのは孫正義さん。 孫さんは、メディアにもたびたび出演しているので、ご存知の方も多いことでしょう。また、ソフトバンクの携帯電話のCMは、ドラマ仕立てとなっていて、真っ白な犬がお父さん役という今までにないインパクトがあります。なので、テレビを見ないという人以外は、あのCMを知らないという人は、ほとんどいないでしょう。 孫さんが、ITの世界に入ったのは、学生時代にマイクロコンピューターのチップを見たことがきっかけでした。 学生時代は勉強の鬼 テレビ東京系列で放送されているカンブリア宮殿という、作家の村上龍さんとゲストの経営者の方が対談する番組を僕は好きで、毎回見ています。孫さんが出演された時の内容は、「カンブリア宮殿[特別版] 村上龍×孫正義」という書籍になっています。 そのカン

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  • 意思とは反対に明治維新に貢献した島津久光の生き様 - ウェブ1丁目図書館

    幕末の薩摩藩に島津久光という殿さまがいました。厳密には、殿さまの父親という立場ですが、当時の薩摩藩で一番偉かったのは、島津久光です。 彼の生涯を描いた短編小説に司馬遼太郎さんの「きつね馬」があります。「きつね馬」は、文春文庫の「酔って候」に収録されている作品で、島津久光の行動が、彼の意思とは全く違う方向に時代を動かしていったことが描かれています。 おゆらの方の子であり、島津斉彬の弟 幕末の薩摩藩の殿さまで、忘れてはならないのが島津斉彬です。 斉彬は、とても賢い殿さまで、外国の脅威から日を守るためには、外国の文明を採り入れる必要があると考えていました。だから、海外の事情を詳しく知ろうとしたり、軍艦を自ら製造したりと、薩摩藩だけでなく日全体の国力を高めることに務めていました。 しかし、斉彬は、志なかばで病に倒れ、この世を去ります。 斉彬には、数人の子がいたので、跡継ぎは、そのうちの誰かにな

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  • 酒に酔って会議で失敗した山内容堂の生涯を描いた短編小説 - ウェブ1丁目図書館

    山内容堂。 幕末の土佐藩の殿さまです。土佐藩といえば、坂竜馬、後藤象二郎、板垣退助といったところが有名ですが、山内容堂も忘れてはいけません。何と言っても、江戸幕府が朝廷に大政を奉還したのは、山内容堂の功績なのですから。 山内容堂を主人公として描いた時代小説には、司馬遼太郎さんの「酔って候」があります。この小説で、最も盛り上がるところは、やはり、大政奉還から討幕へと至るまでの山内容堂の政治上の立ち回りですね。 鯨の如く酒を飲む 山内容堂は、小説のタイトルにもなっている通り、大酒飲みです。 「鯨海酔侯よ。鯨のごとく酒をのむ殿様てのは、天下ひろしといえどもおれだけだ」 (93ページ) 自らも、そう言うようにとにかく酒ばかりを飲んでいます。だからと言って、ただの酔っ払いではありません。学問にも秀でていますし、時世を読む能力も非凡なものがありました。四賢侯の一人にも数えられていましたから、もちろん

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  • 道徳と利益追求は相反するものではないというのが渋沢栄一の考え方 - ウェブ1丁目図書館

    の近代経済に大きく貢献した実業家の渋沢栄一は、その生涯で500もの会社を起ち上げています。 中には、すぐに解散した会社もありますが、サッポロビール、みずほ銀行、JR東日、帝国ホテルなど、誰もが知っている大きな会社を設立しています。これだけたくさんの、しかも大きな企業を設立し、今も健在であることから考えると、渋沢栄一は、想像もできないほどの富を手に入れたことでしょう。 ビジネスでこれだけ成功すると、裏で悪いこともしていたのだろうと思ってしまいます。でも、渋沢栄一の孫の孫、つまり玄孫(やしゃご)の渋澤健さんの著書「巨人・渋沢栄一の『富を築く100の教え』」を読むと、そうではなく、道徳を重んじる人であったことがわかります。 競争には道徳が必要 「市場経済」や「自由競争」という言葉を聞くと、それだけで、アレルギー反応を起こす人は少なくありません。 おそらく、そういった人たちは、これらの言葉に

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  • 消極的失敗は気付きにくいから日々の改善が必要なのだ - ウェブ1丁目図書館

    失敗した! そう思う時って、何かにチャレンジしてうまく行かなかった場合ですよね。こういう失敗を積極的失敗といいます。積極的失敗も失敗には違いないので、しないに越したことはないのですが、自分自身で失敗したことに気付けるだけ、まあ、ましと言えるでしょう。また、失敗をするから成功するんだという人もいるので、積極的失敗が必ずしも悪いこととは言えません。 積極的失敗の反対は、消極的失敗です。つまり、何もせずにボーっとしていたら、不都合な方向に事態が進行してしまい、取り返しのつかない状況になることです。わかりやすい例でいうと、災害が起こった時、糧を備蓄しておかなかったためにべるものを確保できなかったといったことです。 楽天市場の三木谷浩史さんは、著書の「成功のコンセプト」の中で、ビジネスにおいては、「消極的失敗こそ恐れるべきなのだ」と述べています。 消極的失敗にはプラスの面がない 何も行動をしなけ

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  • 「官」主導の公的サービスが格差社会を生み出す - ウェブ1丁目図書館

    ここ数年の間に格差社会という言葉が、日中に急速に広まっています。 格差を生む理由は、弱肉強の競争社会の進展によるものだという考え方があります。確かにそういった面はあるでしょうが、必ずしも競争社会が格差を生み出しているわけではないでしょう。 むしろ、競争を否定する考え方が強まれば強まるほど格差が広がっていくのではないでしょうか? ワタミ株式会社のCEOの渡邉美樹さんは、著書の「もう、国には頼らない。」の中で、自由競争のない社会こそが、実は格差社会ではないのかと語っています。 民間にできない公的サービスはない 学校、医療、福祉、道路整備、環境対策などの公的サービスについては、「官」が行わなければうまく行かないと思われています。 でも、当にそうなのでしょうか? 学校には私立がありますし、病院も市民病院以外に民間で運営されているところもあります。保険にしても、保険会社が存在しているので、健康

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  • 観客動員数を減らさないためにスターシステムを採用しない - ウェブ1丁目図書館

    映画、ドラマ、演劇など、お客さんにお芝居を見せる商売があります。 こういったお芝居を見ていると、ある共通点に気づきます。それは、人気のある役者さんが主役になっていることです。当然と言えば当然なのですが、こういう起用の仕方をしていると、そのお芝居は、人気の役者さんが降板したと同時に見る人が一気に減ってしまいます。 だから、何年も続くドラマの場合は、役者を変えずに主役として起用し続けます。例え、主役の設定年齢とかけ離れた年齢になっていても、主役を演じる役者を変えずにドラマは続いていきます。でも、これってちょっと違和感がありますよね。やっぱり、設定年齢と同じくらいの年齢の役者さんを使う方が、物語自体を楽しむことができると思います。 こういった人気の役者さんを主役に起用することをスターシステムといいますが、これを採用していない劇団があります。それは、キャラメルボックスです。 世代交錯で次々と変わる

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  • 地方小都市での商売で成功するためにはタイムマシーンに乗れ - ウェブ1丁目図書館

    地方小都市で商売をすることには、何かと不利なイメージがあります。 商圏の人口が少ない、立地が悪いので集客しにくい、交通機関が発達していない、そもそも地名すら知らない人が多い。だから、なかなか商売がうまく行かずにすぐに廃業してしまう会社や個人が多いようですね。 そんな状況でも、岐阜県多治見市にあるマルイ不動産は、地方小都市に社屋を構えていながら、安定して成長しています。 マルイ不動産が成功している理由はいくつかありますが、その中で興味深い戦略が、タイムマシーン効果です。社長の小原隆浩さんは、タイムマシーンに乗って未来に行き、流行を先取りしているとのこと。 開業時の支出はできるだけ少なくする マルイ不動産は、当初は不動産の売買や賃貸仲介だけをやっていましたが、ほどなくして任意売却にも携わることになりました。 小原さんの著書「コアラ社長の経営戦略」に任意売却のことが簡単に説明されているので、引用

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