全卓樹 - 南国雑記帳 - 京都生まれの東京育ち、米国ワシントンが第三の故郷。東京大学理学部物理学科卒、東京大学理学系大学院物理学専攻博士課程修了、博士論文は原子核反応の微視的理論についての研究...
全卓樹 - 南国雑記帳 - 京都生まれの東京育ち、米国ワシントンが第三の故郷。東京大学理学部物理学科卒、東京大学理学系大学院物理学専攻博士課程修了、博士論文は原子核反応の微視的理論についての研究...
ブロッコリーにわさびやホースラディッシュを加えて食べると、ブロッコリーの抗がん作用が上がるらしい。イリノイ大学のジェナ・クレーマー氏ら研究者が学術誌『British Journal of Nutrition』に発表した。 ブロッコリーには、「グルコラファニン」と呼ばれる化学物質が豊富に含まれている。グルコラファニンは、同じくブロッコリーに含まれている酵素「ミロシナーゼ」により分解され、「スルフォラファン」へと変化する。このスルフォラファンには、がん細胞を殺す力がある。 しかし、加熱し過ぎたブロッコリーではミロシナーゼが壊れ、スルフォラファンが作られなくなり、抗がん作用が落ちてしまう。ところが、わさびなどのスパイスをブロッコリーに追加すると、この抗がん作用が蘇るらしいのだ。 実験に使われたのはサプリメントとしても売られるブロッコリーパウダー。グルコラファニンは含まれているが、ミロシナーゼは含
現在、ある動画が世界で大きな話題となっています。その動画には、30年ぶりに太陽の光を浴び、大地を踏むチンパンジーたちの様子が映し出されており、彼らの外に出て喜ぶ姿に多くの人が心揺さぶられています。 しかしこの動画は単なる感動ムービーではありません。人間に強いメッセージを投げかける動画でもあるのです。なぜならこのチンパンジーたちが30年間、外の空気を吸えなかったのは、人間のせいなのだから。 実はこのチンパンジーたちはエイズワクチンを作る実験のために、子どもの頃アフリカのジャングルから連れてこられたチンパンジーで、いわば30年間人間のために生きてきたのです。そして残酷なことに、彼らの母親は人間の手によって殺されたらしく、もはや帰る場所も彼らにはありません。 実験のなかではエイズウイルスを体内に打たれ、その多くが発狂もしくはそれ以上の苦しみに打ちひしがれました。そしてついに、環境保護者マイケル・
通勤途中らしきスーツ姿の若者が歩くのに合わせて、お腹の部分に青白い炎が上がる。 よく見る清涼飲料のコマーシャルだ。飲めば体内の脂肪が燃焼することを窺わせる メッセージも流れる。 トクホ――。特定保健用食品と呼ばれ、現在九百以上の商品が発売されている。 本格的に販売されるようになったのは一九九〇年代後半だ。市場規模を見ると、記録の残る 九七年の一千三百億円余りから急増し、二〇〇七年にピーク(約六千八百億円)を迎えた。 二年ごとの調査のため、最新の数字は〇九年の約五千五百億円だ。トクホの定義は次の通り。 「食生活において特定の保健の目的で摂取をする者に対し、その摂取により当該保健の 目的が期待できる旨の表示をする商品」 極めて曖昧な表現だ。「健康によい」というイメージだけで「お化け商品」が生まれる トクホは食品メーカーにとってドル箱である。 しかし、この「健康によい」とい
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