上石神井を出ても自分は生きてゆけるのか、という問題
来年、この住み慣れた街を出て行くことになる。 その街の名を上石神井（かみしゃくじい）という。 西武新宿線という、おもに川越や所沢などあまり品のある方ではない埼玉県民を東京に送り込むための路線において高田馬場から急行で2駅・13分の立地である。 私は大学進学に合わせて上京し、とくに大きなトラブルもなく３年間を過ごしてきた。 「とくに大きなトラブルもなく３年間を過ごして」しまったのである。 上石神井駅は決して大きな駅ではないが、特急以外の全ての電車が停まり、山手線圏内へのアクセス性も非常に高い。 牛丼屋は松屋とすき家から選ぶことが出来る（私は吉野家のアンチなので、これは幸いであった）。 駅のすぐ近くにはアッサリ系のラーメン屋と二郎系のラーメン屋が激安ドラッグストアを隔てて並立しており、その日の気分に応じてラーメンの濃淡を選ぶことも出来る。 駅に直結している西友は２４時間営業で、しかも深夜にはア
東京一暑い練馬観測所 移転へ NHKニュース
日中の最高気温が都内で最も高くなることが多い東京・練馬区の観測所について、気象庁は、周辺に高層の建物が増えて風通しが悪くなったために正確な観測が難しくなったとして建物の少ない場所に移転することを決め、専門家は「観測される気温が下がる可能性がある」と話しています。 気象庁は２３区と多摩地域に気温を測る観測所を８か所設けていますが、このうち練馬区豊玉上の武蔵学園の構内にあるアメダス観測所では、日中の最高気温が８か所の中で最も高くなった日がこの夏、４５日間に上っています。 この観測所について気象庁は、周辺にビルやマンションが増え７年ほど前から風通しが悪くなって正確な観測が難しくなったとして、ことしいっぱいで移転することを決めました。 移転先はおよそ７キロ西にある公園で、周囲に高層の建物が少なく、風通しも悪くないということで、専門家は、「観測される気温が今より下がる可能性がある」と話しています。
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