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ブックマーク / yro.srad.jp (8)

  • 国会図書館で「児童ポルノ」とされている書籍はそのタイトルすら確認不可能 | スラド YRO

    サイゾーにて、国会図書館で所蔵されている児童ポルノ一覧の一覧請求を行った記者によるレポートが掲載されている。これによると、国会図書館では児童ポルノに該当するとされる書籍は閲覧制限のみならず検索対象からも除外され、さらにどの書籍が児童ポルノであるかというリストについてすら公開不可になっているという。 閲覧制限についてはまだ理解できるのだが、どの書籍が児童ポルノに該当するかどうかも開示できないという判断には驚くばかりだ。児童ポルノと判断されたものは、その存在自体がこの世から消え去ってしまうということにもなりかねない。

  • 「通信の秘密」は軽視されつつあるのか | スラド YRO

    先日広島県で未成年による遺体遺棄事件が発生、関係者がメッセージングアプリ「LINE」を使っていたことが報道されていたが、これを受けて「LINEでのメッセージのやり取りを監視すべき」という話も一部で出てきているようだ。 日経ITproの記事では今回の事件での問題点として、「LINEユーザーがIDを交換できる掲示板の存在」「IDの扱いが軽い」「LINEでのメッセージングについてはフィルタリングされていない」ということが挙げられている。ID交換掲示板についてはいわゆる「出会い系サイト」と同じことをやっているのであれば規制されるべきだろうし、IDの扱いについてもちゃんと教育すべきというのは理解できるのだが、LINEでのメッセージのやり取りは「検閲」するべきなのであろうか? すでにモバゲーやGREEなどでは検閲が当たり前になっているという悪しき前提がある。ここから「LINEでも可能なはず」と議論され

  • 「著作権切れ」の書籍を出版している出版社の声 | スラド YRO

    カーリルのブログにて、「図書館デジタル化の波紋、パブリックアクセスと出版は両立するか」という記事が公開されている。先日「国会図書館による著作権切れ書籍のネット公開、出版社側の異議申し立てにより一部を公開停止」として話題になった件の、出版社側の意見を掲載したものだ。 出版社側の主張としては、「いくら著作権切れとは言え、現在刊行中で実際書店に並んでいる作品であるということを全く無視して、無断でインターネットに公開すること自体が商業道徳に反するのではないでしょうか。」とのこと。同様に著作権切れになった作品が「青空文庫」などの手によってインターネット上で無料公開されていることについては、「私が言っているのは、著作権切れになっていても実際に出版社が継続して売っているもの」「全然性格が違う」と述べている。が、夏目漱石の著作権切れの作品でも、1950年からいままで出版され続けており実際に書店に並んでいる

  • ロシア当局、日本のHENTAIアニメを児童ポルノと認定 | スラド YRO

    児童ポルノ禁止法による漫画・アニメの規制が議論となる昨今だが、The Voice of Russiaの報道によると、ロシア連邦通信・IT・マスコミ監督局は日の「HENTAI」アニメの調査を行い、これを児童ポルノと認定したという。 この調査は、ロシアSNSに投稿された日のHENTAIアニメに対して苦情が寄せられたことが発端となったもの。調査は「アニメにポルノ的性格を持つ情報が含まれるか」「アニメの登場人物の年齢」「閲覧制限の有無」の3つの観点について行われ、確認された16作品中13作品に14-18歳を描写したポルノが含まれており、いずれも閲覧制限は行われていないとの結論に達した。これらの作品は閲覧禁止ブラックリストに登録されるという。 調査を行ったネットワークセキュリティー協会のデニス・ダヴィドフ会長は、「このようなアニメをみているのは、主にサイコパスだ」とした上で、「専門家たちは、こ

  • 国会図書館による著作権切れ書籍のネット公開、出版社側の異議申し立てにより一部を公開停止 | スラド YRO

    国会図書館がインターネットに公開していた著作権切れの書籍が、日出版者協議会(出版協)のクレームによって公開が停止された事が明らかになった。停止されたのは、大蔵出版が復刻した「大正新脩大蔵経」全88巻全巻、「南伝大蔵経」全70巻中21巻。 国会図書館は「国立国会図書館デジタル化資料」 「近代デジタルライブラリー」として、積極的に貴重書・準貴重書のネット公開を進めている。今回公開が停止されたものはそれらの資料の一部として、著作権切れ貴重書としての公開が行われたもの。 日出版者協議会は6/14付プレスリリースにおいて、6/5に大滝国会図書館館長と面談をし、7日には国会図書館・田中副部長から高須会長に連絡が入り「申し入れを受けて、国会図書館でどう対処するかという結論が出るまでは、館内閲覧に限定する」という事になった、と経緯を説明している。 また、出版協は文化庁の出版関連小委員会においても「古典

  • レコーダーの私的録画補償金収入、4億円以上から約1万円に急激に減少 | スラド YRO

    先日、「アナログチューナーを搭載しないDVD/Blu-rayレコーダーについては、私的録画補償金の支払い義務はない」という判決が確定した。裁判前からDVD/Blu-rayレコーダーメーカーは対象となるレコーダーに対しては、私的録画補償金の徴収・支払いをやめていたのだが、これによって私的録画補償金管理協会(SARVH)に支払われた補償金が大幅に減少していたことがINTERNET Watchで取り上げられている。 記事によると、2011年度上期に出荷された録画機器に対して納められた補償金は4億2628万644円だったのに対し、アナログチューナー非搭載機に対する徴収が行われていない同年度下期出荷分に対する補償金はわずか1万579円だったそうだ。 「補償金が無くなると文化が衰退する」というのが権利者側の主張だったが、今後どのように文化が衰退していくのかが気になるところだ。個人的には補償金の分配先に

  • 米国でDVDリッピングやゲーム機、タブレットのJailbreak脱獄は違法という方針に | スラド YRO

    ストーリー by hylom 2012年10月26日 19時08分 結局いくら便利になる技術が開発されても規制には勝てないのである 部門より 著作権法改正を求める米国の権利擁護団体らが、個人的な使用目的でDVDをコピーすること、またゲーム機の脱獄を認めるよう求めていたが、米連邦著作権登録局及び米国議会図書館が3年に一度見直しを行う「アクセス制御技術における著作権保護システムの迂回禁止の免除」では認められず、退けられたとのこと(家/.、Wired記事)。 米国ではデジタルミレニアム著作権法(通称DMCA)によって著作権保護技術の解除などが規制されている。ただし、この法律は適用範囲が広いためい例外が設けられており、たとえばiPhoneのjailbreakは規制対象外とされている。 Public Knowledgeは、個人が個人的な使用目的で、既に所有しているDVDをコピーしてタブレット端末の

  • 経済産業研究所、「YouTubeでのアニメの私的配信はDVD売り上げを増加させる」という論文を公開 | スラド YRO

    TorrentFreakで取り上げられているが、日の経済産業研究所の田中辰雄氏が、「ネット上の著作権保護強化は必要か-アニメ動画配信を事例として」という論文を公開している。 興味深いのが、「YouTubeを典型例として私的コピーによる著作権者の収益減少は限定的であり、場合によっては著作権者の収入を増やすこともある」という分析だ。 論文では、2007年10月~2008年6月までの9ヶ月間に放映が開始されたテレビアニメを対象に、YouTubeおよびWinnyによる私的コピー数がDVDの売り上げやレンタル回数にどう影響するかを分析している。さまざまな分析が行われているが、分かりやすい傾向としては「YouTubeに違法アップロードされたファイルを放置してもDVD売り上げ、レンタル回数ともに減る傾向はなく、むしろDVD販売を増やす効果がある」「テレビ放映後にYouTubeにアップロードされたファイ

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