ユーザーの視線から製品・サービスなどの利用・閲覧状況を把握し、改善へとつなげる「アイトラッキング」だが、実際に体験・実施したことがある人は少ないだろう。アイトラッキングで世界50%以上のシェアを持つ、トビー・テクノロジーの蜂巣健一氏は、Web担当者Forumミーティングの講演で多数の事例を紹介しながら、同手法のマーケティング・広告・ウェブサイト改善などへの活用方法、可能性を示した。 さまざまな分野で応用されるアイトラッキング アイトラッキングとは「人がどこを見ているか」、正確には「眼球がどこを向いているか」を測定する技術だ。人間の視野には、両目を使ってしっかり見る高解像度だが範囲が狭い「中心視野」と、それ以外の「周辺視野」があるが、アイトラッキングでは前者を使用する。なぜなら文字や色を把握するのは中心視野であり、興味関心と相関性があるとされているからだ。 アイトラッキングには半世紀以上の歴
![アイトラッキング調査で消費者の潜在ニーズをつかむには? 消費者の無意識・無記憶・本音を捉える事例集 | 【レポート】Web担当者Forumミーティング 2014 Autumn](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a1008e7bd03a18007a41458623d6c9154f049888/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwebtan.impress.co.jp%2Fsites%2Fdefault%2Ffiles%2Fstyles%2F1200x630%2Fpublic%2Fimages%2Farticle2014%2Fwebtanforum_autumn%2Fa1-2_icon.jpg%3Fitok%3D6Ms3CrjR)