言軽「”食臉人”與僵屍想象」『東方早報』2012年6月12日 米国フロリダ州*1でbath saltsなるドラッグ*2を服用した男が或るホームレスの男性の顔に齧り付いて警察に射殺された事件を踏まえて*3、ゾンビ或いは僵屍の系譜について語られている。 ゾンビに類するような話は古代から存在しているが、西洋において「僵屍文化」が「蔚為大観的文化現象」になったのは所謂「啓蒙時代」の後である。ドラキュラとフランケンシュタインという「両位現代魔鬼神話的黒暗双星」が誕生したのは1816年6月。どうして「理性」を「強調」した「啓蒙時代」の後にゾンビが「風靡」するようになったのか。それは「理性」の「強調」の効果というか「反面」としての「理性喪失」への恐怖を体現しているという。ドラキュラは「迷信和直覚」を表象しておりフランケンシュタインは「科学和邏輯」を表象しているが、後者の場合、「対科学神話的奚落和嘲諷」で