タグ

ブックマーク / melborne.github.io (19)

  • RubyユニバースをGraphvizで視覚化する

    (追記:2014-3-3) Gvizについてのまとめ頁を作りました。 Gvizの目次 - Rubyの世界からGraphvizの世界にこんにちは! 今日Rubyのクラスツリーを手書きでグラフ化している記事を見かけた。 A diagram of the Ruby Core object model - Jerome’s Adventures in Rubyland これを見てそういえばGraphvizのRubyによるラッパーを書いたのに未だRubyのクラスツリーをグラフ化していないことに気付いた。 melborne/Gviz gviz | RubyGems.org | your community gem host そしてRubyをグラフ化するならやっぱりRuby自身に書いてもらうのが一番だと思った。彼女も20才になったことだし。 早々gem install gvizでgvizを入れて次のよう

  • メソッドの使い方もRubyに教えてほしい

    Rubyの世界には「RubyのことはRubyに聞け」という格言があります1。 この格言に従い、早速Arrayクラスがどんなメソッドを持っているかRubyに聞いてみます。irbを使います。 % irb irb> Array.instance_methods(false) => [:inspect, :to_s, :to_a, :to_ary, :frozen?, :==, :eql?, :hash, :[], :[]=, :at, :fetch, :first, :last, :concat, :<<, :push, :pop, :shift, :unshift, :insert, :each, :each_index, :reverse_each, :length, :size, :empty?, :find_index, :index, :rindex, :join, :reverse,

    xef
    xef 2013/09/05
  • 分別のあるRubyモンキーパッチャーになるために

    Rubyのクラスはオープンです。つまりRubyのユーザが既存のクラスを開いて自由に実装を弄ることができるのです。組み込みクラスとてその例外ではありません。 既存のクラスを開いてメソッドを追加したり再定義したりすることを、業界用語で「モンキーパッチ」といいます。モンキーパッチという語には明らかに批判的・軽蔑的ニュアンスが含まれていますが、多くのRubyistはそれにひるむこと無く良くモンキーパッチします。何しろドアはいつも開いてるんですからねぇ。 るびおのモンキーパッチ モンキーパッチャー「るびお」は、製作中のライブラリで多次元配列の要素に頻繁にアクセスする必要が生じました。これには通常、Array#[]または#atを使って次のようにアクセスします。 irb> arr = [[1, 2, 3], [4, 5, 6], [7, 8, 9]] irb> arr[1][2] => 6 irb> a

    xef
    xef 2013/08/31
  • GvizでAKB48をビジュアライズするよ!

    (追記:2014-3-3) Gvizについてのまとめ頁を作りました。 Gvizの目次 - Rubyの世界からGraphvizの世界にこんにちは! (追記:2013-08-09) Gvizバージョンアップによりgvizコマンドの仕様が変更になりました(version0.2.0)。詳細は以下の記事を参照してください。 ピクミンがGraphvizにやって来た! RubyによるGraphvizラッパーGvizのversion0.0.7を公開しました。 gviz | RubyGems.org | your community gem host Gvizを使えば簡単に有向グラフや米国統計地図や地下鉄路線図が書けます。 インストール Graphvizが必要です。自分のプラットフォームに合ったものを以下から入手して下さい。 Download. | Graphviz - Graph Visualizatio

  • Jekyllいつやるの?ジキやルの?今でしょ!

    す、すいません… ベタなタイトルで…。 Jekyll Version 1.0 2013年5月5日にJekyllのVersion 1.0がリリースされました。 Jekyll • Simple, blog-aware, static sites Jekyll 1.0 Released - Musings of Parker J. Moore 2011年12月のVersion0.11.2以降、Jekyllの開発は停滞気味でした。しかし、parkr (Parker Moore)氏がJekyllのcontributorとして参加したことを機に、昨年12月15日頃から新たな胎動が始まり、同22日に大きな問題を解決したVersion0.12.0がリリースされました。その後も怒涛の勢いでコミットが投げられ、遂に、5月5日にVersion 1.0がリリースされたのでした。GithubにおけるCommit A

    xef
    xef 2013/05/20
  • irbから学ぶRubyの並列処理 ~ forkからWebSocketまで

    (追記:2012-12-13) 記事を電子書籍化しました。「Gumroad」を通して100円にて販売しています。内容についての追加・変更はありませんが、文体の変更、誤記の修正およびメディア向けの調整を行っています。 電子書籍「irbから学ぶRubyの並列処理 ~ forkからWebSocketまで」EPUB版 このリンクはGumroadにおける商品購入リンクになっています。クリックすると、オーバーレイ・ウインドウが立ち上がって、この場でクレジットカード決済による購入が可能です。購入にはクレジット情報およびメールアドレスの入力が必要になります。購入すると、入力したメールアドレスにコンテンツのDLリンクが送られてきます。 購入ご検討のほどよろしくお願いしますm(__)m 関連記事: 電子書籍「irbから学ぶRubyの並列処理 ~ forkからWebSocketまで」EPUB版をGumroad

    xef
    xef 2013/04/09
  • 知って得する!55のRubyのトリビアな記法

    Rubyはたのしい言語です。Rubyを触っているとマニュアルにも書いていない「小さな発見」に遭遇することがよくあります。このような「発見」は、プログラムの質や効率の改善には直結しないかもしれません。いや、むしろチームプログラミングでは妨げになる可能性すらあります。しかしその一方で、言語自体が自分の知らない領域を持ち続けていることが、その対象に対する興味を失わせないための大きな要因である、というのもまた疑いのない事実なのです。つまり「発見」はたのしさに直結しているのです。 このブログにおいて「知って得するRubyのトリビアな記法」というタイトルで、今まで3回記事を書きました。 “知って得する21のRubyのトリビアな記法” “第2弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法” “第3弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法” これらのトリビアには、ネット検索で見つけたもの、Twitt

    xef
    xef 2013/03/04
  • Rubyのcaseを〇〇(言語名)のswitch文だと思っている人たちにぼくから一言ガツンと申し上げたい

    Rubyのcase」を一瞥し「あー要は〇〇(言語名)のswitchね」などと早合点し、その後もその真の価値を知ることなく一生を終えるプログラマが近年跡を絶たない。加えて、「今更条件分岐?RubyはOOPなんだからポリモフィズムじゃね?」とか「HashにProc突っ込んでcallするのがオレ流。」とかうそぶく人たちもまた増加の一途を辿っている。 そんな世の中にあって、ぼくは一言、できればガツンと一言申し上げたい。生まれも育ちもRubyなぼくから、是非ともそんな人たちに「Rubyのcase」について一言申し上げておきたい。 ─ 問題1 ─ 名前name、レベルlevel、ポイントpointの各属性を持った複数のCharacterオブジェクトcharlie, liz, benがある。 class Character < Struct.new(:name, :level, :point) def

    xef
    xef 2013/02/25
  • flippy consoleで上下反転文字の不思議な感覚を味わってみませんか?

    少し前に文字列を上下反転して出力するflippyというgemを書きましたよ。 ‘RubyのコードをFlipして暗号化する?’ このgemにはflippyコマンドが付いていて、ターミナルで簡単に反転文字が作れるようになっているのでした。 で、今回これをもう少し拡張して、専用コンソールで反転文字を打てるflippy consoleというのを追加しましたので、お知らせしますね。flippy consoleはflippyコマンドに--consoleオプションを付加することで起動することができます。 デモをスクリーンキャストしたので見てください。 カーソルが追随しないところがイマイチですけど、どうですか?ちょっと面白いですよね?実際に入力してると、ちょっと不思議な感覚があります。 実用性ですか? ん〜、タッチタイピング練習具とか、右脳発育訓練具とかどうでしょう… 少し逆立ちして考えてみます… それよ

    xef
    xef 2013/02/19
  • RubyのコードをFlipして暗号化する?

    前の記事で「twitter→ɹəʇʇɪʍʇのように英数字を180度回転して表示する」スクリプトをRubyで書いたのですが、実装が今ひとつでしたので、スクリプト自身に変換テーブルを持たせたシンプルな設計に書き直しました。Flippyという名前も付けました。 Gem化もしたので、gem install flippyで使うことができます。 flippy | RubyGems.org | your community gem host melborne/flippy · GitHub Flippyモジュールの使い方 FlippyモジュールはStringクラスにincludeするなどして使います。(flippyをrequireすればStringにincludeされるよう仕様を変更しました)。その場合、Stringに#flipおよび#unflipメソッドを追加します。flipは文字列を180度反転した

    xef
    xef 2013/01/28
  • Ruby標準添付ライブラリcsvのCSV.tableメソッドが最強な件について

    ─ 問題1 ─ data.csvファイルには、5人のプレイヤー(Alice, Bob, Jimmy, Kent, Ross)が二種類のゲーム(gameA, gameB)をプレイした結果が次のような形で格納されている。各ゲームの平均点を求めよ。 data.csv player,gameA,gameB Alice,84.0,79.5 Bob,20.0,56.5 Jimmy,80.0,31.0 Kent,90.5,15.5 Ross,68.0,33.0 data = File.read('data.csv') headers, *scores = data.lines.map { |line| line.chomp.split(',') } scores # => [["Alice", "84.0", "79.5"], ["Bob", "20.0", "56.5"], ["Jimmy", "80

    xef
    xef 2013/01/25
  • Rubyで配列から要素を1つ取り出す良い方法はありませんか?

    ─ 問題 ─ 次のファイルリストからgemspecファイルだけを抜き出し、それをgemspec変数で、残りをfiles変数でアクセスできるようにする簡単な方法を示しなさい。但し、gemspecのファイル名はプロジェクトによって変わりうることを考慮しなさい。 files = ['Gemfile', 'LICENSE.txt', 'README.md', 'Rakefile', 'bin', 'lib', 'maliq.gemspec', 'pkg', 'spec'] files = ['Gemfile', 'LICENSE.txt', 'README.md', 'Rakefile', 'bin', 'lib', 'maliq.gemspec', 'pkg', 'spec'] gemspec = files.delete('maliq.gemspec') gemspec # => "maliq

    xef
    xef 2012/12/28
  • RubyによるMarkdownをベースにしたEPUB電子書籍の作り方と出版のお知らせ

    「情報革命」とは何でしょうか。それはネットを介した大量情報の流入による社会生活の変化の連続のことです。情報革命の初期に始まる一つの変化は「見る変化」です。情報を最も効率的に処理できる人間の入力デバイスは「目」であり、そのための環境作りがまず構築されるでしょう。 スマートフォンが携帯電話を駆逐したのは、iPhoneのデザインが素晴らしかったからではありません。人々が大量の情報を処理するためには、非効率な「耳」デバイスを置いて、より効率的な「目」デバイスを活用する必要があったからです。 7インチタブレットの新製品投入が相次いでいます。これは何を意味し、何を駆逐するのでしょうか。そのフォルムを見れば答えは明らかでしょう。それはまさに「書籍」なのです。7インチタブレットは「アトムの読書」を「ビットの読書」にすべて置き換えようとしています。 スマートフォンは、話し言葉を文字化して見るためのデバイスと

    xef
    xef 2012/12/04
  • 東京の地下鉄をGviz(Ruby Graphviz Wrapper)で描く

    (追記:2014-3-3) Gvizについてのまとめ頁を作りました。 Gvizの目次 - Rubyの世界からGraphvizの世界にこんにちは! 全国の駅情報を提供する『駅データ.jp』という素晴らしいサイトがあります。無料でダウンロードできるCSV形式の駅データには各駅の管理鉄道会社や路線の情報だけでなく、駅の経度・緯度情報までもが含まれています。マコトニスバラシイ。イママデシラナカッタノガハズカシイ。 そんなわけで… 今回はGvizを使って、東京の地下鉄、すなわち東京メトロ+都営(東京都交通局)の路線図に挑戦してみます。 駅データの取得 まずは駅データを取得します。先のサイトのダウンロード頁からマスターデータ(m_station.csv)をDLします。サイトの仕様書頁にあるように、各駅情報は次の14フィールドで構成されています。 データ仕様 1. 鉄道概要コード 2. 路線コード 3.

  • Yet Another Ruby Graphviz Interfaceを作ったからみんなで大量のグラフを作って遊ぼうよ!

    (追記:2014-3-3) Gvizについてのまとめ頁を作りました。 Gvizの目次 - Rubyの世界からGraphvizの世界にこんにちは! このブログとかでたまに無向だとか有向だとかのチャートの方じゃないグラフが書きたいと思うことがあるよ。でまさかこのご時世で今更VISIOとかあり得ないからGraphvizのdotファイルを書くことになるんだけどDOT言語は制御構造を持ってないから結局より高級な言語によるインタフェースが必要になるよ。でRubyの出番ってことになるんだけどGithubで”graphviz ruby“で検索すると1200件以上ものリポジトリがヒットするんだよ。でこの中から適当なものを選んで使えばいいってことなんだろうけどさすがにこれだけあるとどれを選んでいいか全然わからないから結局The Ruby Toolbox当たりで”graphviz“にヒットする20件くらいの中か

  • ねえRuby、どこまでが君でどこからが内部DSLなの?

    Rubyは内部DSL(Domain Specific Language)に向いている言語と言われます。Rake, RSpec, Rack, Sinatraなどは内部DSL on Rubyの代表的なサンプルです。Rubyの構文のユルさとメタプログラミングが内部DSLを容易にするんですね。 しかし正直僕は、何が内部DSLで、何が内部DSLでないのかがわかっていません。人が何をさして「これは内部DSLである」と言っているのかがよくわかりません。 そんなわけで… 以下では、Userクラスの設計を通して内部DSLらしきものを作ってみます。このイテレーションに対して「ここからが内部DSLだよ」「これは内部DSLとは呼ばないよ」と、誰か僕に優しく教えてくれませんか? Userクラスの作成 Userクラスはユーザ情報を管理するクラスです。ファイル名はuser.rbとします。 まずはユーザの登録機能を作りま

    xef
    xef 2012/08/18
  • Ruby、君のオブジェクトはなんて呼び出せばいいの?

    Rubyには大量のメソッドがあります。次のコードでRuby1.9.3に含まれるメソッド数を数えたら単純合計で1659個、ユニーク数(同名を1と数えて)で937個と出力されました。 all_methods = ObjectSpace.each_object(Module).flat_map do |c| c.methods(false) + c.instance_methods(false) end.reject { |m| "#{m}".start_with? '_deprecated' } all_methods.size # => 1659 methods = all_methods.uniq methods.size # => 937 つまりRubyには、937個もの異なる名前のメソッドがあるのです。各メソッド名は、その動作や機能を端的に表現したものでなければならないので、その一つ一

    xef
    xef 2012/07/17
  • RubyにおけるシーケンスはObject#repeatに任せなさい!

    Rubyにおいてシーケンス、つまり意味的に連続する要素の並びを簡単に生成するObject#repeatというものを考えましたよ!以前に考えたEnumerable#repeatを単にすべてのオブジェクトに拡張したものですけど。 class Object def repeat(init=true, &blk) x = self Enumerator.new do |y| y << x if init loop { y << (x = yield x) } end end end repeatは、そのレシーバオブジェクトを初期値として、渡されたブロックを繰り返し適用します。適用の結果はEnumeratorオブジェクトでラップされているので、遅延評価されます。 以下に、問題に答える形で使い方を見せますね。比較のためrepeatを使わない方法も適宜示します。 1. 初項1、公差2の等差数列の最初の2

    RubyにおけるシーケンスはObject#repeatに任せなさい!
    xef
    xef 2012/07/17
  • 第3弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法

    (追記:2013-08-16) 記事のトリビアを含む55のトリビアを以下の記事にまとめました。 知って得する!55のRubyのトリビアな記法 なぜかトリビア人気が再燃しているよ。 知って得する21のRubyのトリビアな記法 第2弾!知って得する12のRubyのトリビアな記法 これでみんながトリビア好きだということが分かったので、何とか絞り出して第3弾を書いたよ。ここでは第1弾、第2弾で使ったテクニックも使ってるから、知らないテクニックがあったら先に見てもらえるいいかもね。 1. Enumerable#each_with_object Enumerable#mapではブロックの代わりに&付きのシンボルを渡す技が知られているよ。 langs = ["ruby", "python", "lisp", "haskell"] langs.map(&:capitalize) # => ["Ruby"

    xef
    xef 2012/04/26
  • 1