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ブックマーク / synodos.jp (16)

  • 災害多発時代の日本にリスクマネジメントが足りない/安田陽 - SYNODOS

    1年ぶりにシノドスに寄稿します。前回の寄稿は北海道ブラックアウトについてでした。今回は、そのほぼ1年後に起こった台風15号による千葉県を中心とした長期広域停電について書くことにします。 2019年9月9日に千葉県に上陸した台風15号は、一時90万軒以上の需要家を停電させ、1週間経った執筆時点(9月16日13:00)でも約8万軒が依然停電しています。復旧もまだの段階で原因究明や再発防止の議論もこれからですが、現時点で早急に問題提起しなければならないものがあり、緊急寄稿しました。稿で取り上げたい重要なキーワードはリスクマネジメント、そしてあまり聞きなれないかもしれませんがクライシスコミュニケーションです。 1年前の拙稿では、リスクマネジメントについて筆者は以下のように述べました。 ・電力会社を責めても何も解決しないというのが稿の結論ですが、一方で、電力会社(さらにはその監督省庁)が早急に改

    災害多発時代の日本にリスクマネジメントが足りない/安田陽 - SYNODOS
    yajifun
    yajifun 2019/09/18
    “今回のケースのような自然災害とそれに伴う広域二次災害の場合、一民間企業のみに責任を押し付けて溜飲を下げるような風潮は、何ら合理的な解決にならないどころか、むしろ問題の再発を誘引するリスクさえある”
  • 世界から無視される日本/畠山勝太 - SYNODOS

    こんにちは、畠山です。今回は国際教育協力と日について話をしようと思います。国際教育協力分野の論文も掲載してくれる学術誌にはいくつか媒体がありますが、International Journal of Educational Development(IJED)は名称そのままに、全編国際教育開発を扱う稀有な学術誌です。そのIJEDの2019年1月号に、国際教育協力におけるアクターを分析した大変興味深い特集があったので、それをご紹介します。 どういった国が教育援助を受け取っているのか? まずは国際教育協力における二国間援助の結びつきを分析した論文からご紹介しようと思います。この論文は、まずどういった特徴を持つ途上国に教育支援が集まっているのか重回帰で分析しています。指標の選択やモデルにかなりツッコミの余地があるので、結果をきっちり受け取るよりは、ざっくりとこういった傾向があるぐらいに取っておくと

    世界から無視される日本/畠山勝太 - SYNODOS
  • 福島第一原発廃炉・トリチウム水処分を考える/木野正登氏×多田順一郎氏対談 / 服部美咲 - SYNODOS

    原子炉の運転を停止して施設を解体し、核燃料を安全に処理または貯蔵することを「廃炉」という(燃料や主要設備を取り去り、原子炉施設自体は解体せず、人が接近できない状態で保管管理する方法もある)。 2011年に事故が起きた東京電力福島第一原子力発電所(以下「福島第一原発」)1~3号機では、燃料が溶け落ちて、格納容器の内外に高濃度の放射能汚染が生じている上、津波と水素爆発によって施設が破損したため、通常の廃炉よりも多くの作業が必要となる。 福島第一原発では、事故で壊れた建屋からの核燃料の取り出しに加え、溶けて固まった核燃料(「デブリ」)などの取り出しという工程も含まれる計画だ。 使用済み核燃料は、取り出した後、万一大規模な災害などが起きても危険のない場所に一時保管される必要がある。福島第一原発の敷地内において、再度大津波が起きた場合にリスクの低い場所は海抜35mの高台エリアである。しかし今、高台エ

    福島第一原発廃炉・トリチウム水処分を考える/木野正登氏×多田順一郎氏対談 / 服部美咲 - SYNODOS
    yajifun
    yajifun 2019/05/16
    事故前の第一原発のトリチウム放出管理目標値は年間22兆ベクレル。平均放出量は年間約2兆ベクレル。ALPS処理水は約1000兆ベクレル。この点に触れないトリチウム談義はおかしいと思っている。
  • 漁業関係者が「処理水」の海洋放出に反対せざるをえない理由 - SYNODOS

    福島第一原子力発電所では、放射性物質を含む汚染水を浄化しています。浄化した後に残る「トリチウム」を含む「処理水」が貯まり続けており、処分方法の検討がされています。(「福島第一原発にたまるトリチウムを含む「処理水」の処分方法は?」) 処分方法のうち、もっとも期間が短く、費用が安いのが「海洋放出」と言われています。ここで、福島の海ともっとも大きな関係があるのが福島県漁業協同組合連合会(県漁連)と考えられるため、県漁連は、処理水の処分に関する議論の場で注目されることが多くあります。 県漁連が、福島第一原発構内からの排水に関しての意見を表明したことは、これまでに二度ありました。 一度目は、原子炉建屋に流れ込む前の地下水を海へ放出する「地下水バイパス」計画です。原子炉建屋などには、放射性物質を多く含む水(高濃度汚染水)がたまっています。地下水がこの建屋に流入すると、汚染水の総量は増加します。「地下水

    漁業関係者が「処理水」の海洋放出に反対せざるをえない理由 - SYNODOS
    yajifun
    yajifun 2018/10/02
    pdfに含まれていない発言が数点ある。「輸入規制を続けている諸外国の理解を得て欲しい」、「バイパス・サブドレンは希釈を行わない対策である」、「タスクフォース開始後に強固な溶接型タンクが導入された」
  • 高レベル放射性廃棄物と世代間倫理/寺本剛 - SYNODOS

    1970年代ごろから各方面で、「世代間公正」とか「世代間倫理」という言葉が使われるようになってきた。その背景には、科学技術の発展によって人間活動の影響力が増大し、現在世代の行為が遠い未来にまでリスクや不利益をもたらす可能性が出てきたという現実がある。 有限な化石燃料を使うばかりで、利用可能な代替エネルギーを残さなければ、将来世代は私たちと同等の豊かさを享受できないかもしれない。野放図な開発によって自然環境を破壊すれば、将来世代は自然災害や糧難のリスクに脅かされるかもしれない。これは明らかに不公平であろう。 しかも、まだ生まれていない将来世代は、現在世代の自己中心的な行為をやめさせられない。将来世代が生まれた頃には現在世代は死んでおり、文句を言うこともできない。このような弱い立場にある人々に、負の遺産を押しつけるのが倫理的でないのは明らかだ。 こうしたことから、現在世代は将来世代のことを配

    高レベル放射性廃棄物と世代間倫理/寺本剛 - SYNODOS
    yajifun
    yajifun 2018/09/13
    “こうした諸条件が満たされずに方針転換がなされれば、リスクを発生させた世代の責任を曖昧にし、将来世代への負担の押しつけを「仕方のないこと」としてなし崩し的に許容するという非倫理的な状況が出来する。”
  • 日本の財政状況についてどのように考えるか?/中里透 - SYNODOS

    の財政状況に関する見方については楽観論と悲観論が入り混じり、必ずしも十分なコンセンサスが得られているとはいえない状況にある。「消費増税を延期すると国債暴落」と「借金1000兆円に騙されるな」の間には、やはり大きな隔たりがあるということになるだろう。両者の距離を少しでも埋めるべく、稿では現在の財政状況をめぐる議論について論点整理を試みることとしたい。 稿の主たるメッセージをあらかじめ要約すると、(1)これまでのところ歳出(財政支出)は抑制基調にあり、高齢化に伴う社会保障費の負担増を考慮したとしても財政状況に不連続な変化が生じることはなく、(2)こうしたもとで、予期しない歳出の増加などが生じた場合にも、国民負担率からみて最終的には増税の余地が残されていることを併せて考慮すると、日の財政は破綻をきたす懸念なく安定的に推移していくと見込まれるというものだ。以下、この判断に至る道筋について

    日本の財政状況についてどのように考えるか?/中里透 - SYNODOS
  • 福島における甲状腺がんをめぐる議論を考える――福島の子どもをほんとうに守るために / 服部美咲 / フリーライター | SYNODOS -シノドス-

    2017.05.10 Wed 福島における甲状腺がんをめぐる議論を考える――福島の子どもをほんとうに守るために 服部美咲 / フリーライター 震災・事故後、確かな歩みを進めてきた福島の情報が、十分に伝わっていないという現状があります。「STOP!福島関連デマ・差別」がお届けするシリーズ「福島関連報道を検証する」では、その背景にある福島をめぐる報道のあり方を検証していきます。 2017年4月19日、諏訪中央病院医師の鎌田實氏の記事「福島県で急速に増え始めた小児甲状腺がん」が注目を集めた。これまでも、一部新聞や週刊誌、テレビ番組などで、「東電福島第一原発事故の影響で、福島では小児甲状腺がんが増えている」という趣旨が繰り返し報じられてきた。 また、「原発事故の影響で甲状腺がんを発症した子どものため」と標榜する基金も設立され、著名な学者やタレントなどが名を連ねている。こうした煽情的な報道やキャンペ

    福島における甲状腺がんをめぐる議論を考える――福島の子どもをほんとうに守るために / 服部美咲 / フリーライター | SYNODOS -シノドス-
  • 日本のエネルギー政策にフェアネス精神はあるか?/安田陽 - SYNODOS

    原子力発電の廃炉費用の問題が世間を賑わせています。この廃炉費用が託送料金に上乗せされ、新電力(正確には新電力と契約している電力消費者)にもその料金が課せられるという議論が進行中です。この議論に対して、すでにさまざまな立場からさまざまなコメントや批判が出回っていますが、ここでは市場の「公平性(フェアネス)」の観点から、何が質的な問題なのかを分析したいと思います(注1)。 (注1)稿は、「環境ビジネスオンライン」2016年11月14日号に掲載されたコラム『日のエネルギー政策にフェアネス精神はあるか?』を加筆修正の上転載したものです。原稿転載をご快諾頂いた環境ビジネスオンライン編集部に篤く御礼申し上げます。 まず、少し肩の力を抜くために、この問題を野球やサッカーのようなスポーツ観戦に例えてみます。一国の将来を左右するエネルギー問題をスポーツ観戦に例えるのは「如何なものか」というご意見も頂き

    日本のエネルギー政策にフェアネス精神はあるか?/安田陽 - SYNODOS
    yajifun
    yajifun 2016/12/11
    “世代を超えた費用負担の配分”
  • 福島第一原発の廃炉はどうなっているのか?/開沼博×粥川準二×吉川彰浩『福島第一原発廃炉図鑑』出版記念トークイベント - SYNODOS

    福島第一原発の廃炉はどうなっているのか? 開沼博×粥川準二×吉川彰浩『福島第一原発廃炉図鑑』出版記念トークイベント 社会 #福島第一原発廃炉図鑑 今、廃炉はどうなっているのか? そこで暮らしている人はどんな生活をしているのか? 福島第一原発の現場に初めて迫った『福島第一原発廃炉図鑑』(著者:開沼博,竜田一人,吉川彰浩)が太田出版より上梓された。7月13日に横浜・さくらWORKSで開催されたトークショー「ラボ図書環オーサートークvol.37『福島第一原発廃炉図鑑~編者の開沼博さんに聞く~廃炉独立調査プロジェクト』」を抄録。(構成/大谷佳名) 開沼 今日は、今年6月に出版した『福島第一原発廃炉図鑑』(太田出版)を中心に、福島第一原発の今についてお話をしていきます。編集に協力していただいた粥川さんにも、後ほどコメンテーターとして登場していただきます。 震災から5年が経ち、民間の立場から福島第一原

    福島第一原発の廃炉はどうなっているのか?/開沼博×粥川準二×吉川彰浩『福島第一原発廃炉図鑑』出版記念トークイベント - SYNODOS
  • 鼻血は被曝影響だったのか――原発事故のデマや誤解を考える/菊池誠×小峰公子 - SYNODOS

    小峰 私は大学生の男子の母なのですが、うちの子は頻繁に鼻血だしてたんですよ。保育園の集合写真では鼻にティッシュ詰めてるのが何枚かあったくらい。 菊池 こどもはよく鼻血をだすものだよね。 小峰 保育園の先生は慣れたもので、鼻血の止め方を園児に教えてました。強力に鼻をつまんでゆっくり10数える、っていうだけですけど、それがわりと効果あるんですよ。うちはアレルギーもあってしょっちゅう鼻をぐずらせてたし、粘膜も弱かったんだと思います。中学生くらいまではよくワイシャツを鼻血で汚して帰ってきてました。それでね、先日「そういえば最近は鼻血出ないね」って言ったらなんと「鼻のほじり方がうまくなったからな」という「鼻血の真実」にせまる答えを。 菊池 無意識に鼻をほじってたっていうのも、こどもの鼻血ではわりとありがちなことみたい。血管が集まってるから、傷つくと出るんだよね。 小峰 で、それをTweetしたら、友

    鼻血は被曝影響だったのか――原発事故のデマや誤解を考える/菊池誠×小峰公子 - SYNODOS
    yajifun
    yajifun 2016/01/30
    2011年の夏にはもう木下黄太らが鼻血を話のマクラにしていたようだ。「木下黄太 尾道福山 鼻血」で検索するとわかる。それで2011年の末には我も我も鼻血状態に → http://ameblo.jp/kodomotomirai/entry-11069157525.html
  • 福島第一原発3号機は核爆発していたのか?――原発事故のデマや誤解を考える/菊池誠×小峰公子 - SYNODOS

    小峰 どうして菊池さんと(「いちから聞きたい放射線のほんとう」)を書くことになったの? ってよくきかれるんで最初にちょっとだけ紹介しましょう。 菊池 知りあったのは小峰さんのバンド、zabadakのコンサートを見に行ったのがきっかけでした。 小峰 ええ。打ち上げの席で、フィリップ・K・ディックの翻訳もやってる物理学者でテルミン奏者でもある、と紹介されて、面白そうなひとだな、と。ロン毛だし。 菊池 だいたい第一印象は「ロン毛のひと」なのよね。その後はよくTwitterでおバカな話をしてましたね。 小峰 ああ、平和な時代でしたね。そこに震災が起きて…… 菊池 いろんなことが変わってしまった。 小峰 私は福島県で生まれ育ち、郡山の実家は地震でぐちゃぐちゃになっちゃったし、放射線問題も切実でした。もとから原発問題には関心がありましたし、恐れていた事故が現実になり、あの頃の絶望……どうしていいかわ

    福島第一原発3号機は核爆発していたのか?――原発事故のデマや誤解を考える/菊池誠×小峰公子 - SYNODOS
  • アジアで原子力の新傾向――ロシア、汚染浄化の複合技術を日本に提案 / SYNODOSが選ぶ「ロシアNOW」 | SYNODOS -シノドス-

    2015.04.21 Tue アジアで原子力の新傾向――ロシア、汚染浄化の複合技術を日に提案 SYNODOSが選ぶ「ロシアNOW」 今日、アジアの原子力市場をめぐり、アレバ、ロスアトム、ウェスティングハウス、東芝などの世界の大手原子力企業の間で、激しい競争がくり広げられている。また、ロシアの専門家は、福島第一原子力発電所の汚染水、トリチウムの処理などで経験、知識、技術を日に提案する準備がある。(アンドレイ・レチンゲル) アジア地域の原子力発電の需要を押し上げているのは、高い経済成長率とそれにともなう電力需要であると、原子力情報ポータル「アトムインフォ・ル」のアレクサンドル・ウヴァロフ編集長は説明する。国際エネルギー機関(IEA)によると、1990年から2008年までの一人当たりのエネルギー消費量の増加率は、中国で111%、インドで42%。 原子力発電はエネルギー分野の“より強力な部門”

    yajifun
    yajifun 2015/04/21
    “ロシアの原子力専門家は昨年、三菱総合研究所に、トリチウム液体放射性廃棄物の浄化問題を解決するための複合技術を提案した。”
  • 山形浩生は何を語ってきたか/山形浩生×荻上チキ - SYNODOS

    SF、科学、経済、文化、コンピューターなど幅広い分野で翻訳や評論活動を行う山形浩生さん(47)。大手調査会社の研究員として地域開発にも携わり、貧困国の開発支援をテーマにした翻訳『貧乏人の経済学』(エスター・デュフロ、アビジット・バナジー著)が近く上梓される予定だ。海外の先端学問を取り入れ、論客としても数々の論争を繰り広げてきた山形氏が、日の言論空間に残してきたものは何だったのか。荻上チキが鋭く迫った。(構成/宮崎直子) 他人がやらないことを面白がる 荻上 今日は、「山形浩生は何を語ってきたか」というテーマでお話を伺いたいと思います。8年前、ライターの斎藤哲也さんが行った「山形浩生はいかにして作られたか」と題されたインタビューがありましたね。“読者としての山形浩生”が、自身の読書遍歴を振り返るという、とても面白いインタビューでした。 今回は、“書き手としての山形浩生”に、ご自身の著述活動

    山形浩生は何を語ってきたか/山形浩生×荻上チキ - SYNODOS
  • 世界の漫画に光をあてる「アングレーム国際漫画フェスティバル」/ニコラ・フィネ×荻上チキ - SYNODOS

    アングレーム国際漫画フェスティバル――世界中のバンド・デシネ(漫画)が集められ、近年では日の作家も多く参加する漫画フェスは、どのように生まれ、発展していったのか。また、2014年1月には慰安婦漫画出展をめぐる騒動で注目されてしまったが、その経緯とはどのようなものだったのか。世界、アジアをめぐる漫画事情と、騒動の経緯について、アングレーム国際漫画フェスティバルプログラムディレクターのニコラ・フィネさんに、荻上チキがインタビューを行った。(通訳/鵜野孝紀、コーディネーター/原正人、構成/金子昂) 荻上 今日は、アングレーム国際漫画フェスティバルのプログラムディレクター、アジア担当であるニコラ・フィネさんにお話を伺います。今回のインタビューにはふたつの狙いがあります。ひとつは、アングレーム国際漫画フェスティバルはどういったフェスティバルで、なぜ生まれたのかを読者に伝えること。たとえば、日のア

    世界の漫画に光をあてる「アングレーム国際漫画フェスティバル」/ニコラ・フィネ×荻上チキ - SYNODOS
  • ホールボディーカウンター ―― 調べてわかった被ばくの現状/坪倉正治×斗ヶ沢秀俊×早野龍五 - SYNODOS

    東京電力福島第一原子力発電所の事故で、福島県民は絶えず「放射線への不安」を抱えながら生きてゆくことを余儀なくされました。そして、事故から1年4ヵ月。様々な調査がなされ、少しずつ被ばくの現状が見えてきました。データから読み解く被ばくの現状と福島で暮らす上でのヒントや注意点などを、3人のスペシャリストに伺いました。(ラジオ福島HPより)(構成/金子昂) ―― 去年の3月に東京電力福島第一原子力発電所で事故が発生しました。あの瞬間から、福島県民は放射線、放射能と共存して生きていかなくてはいけなくなりました。そのためにも私たちは放射線や放射能についてきっちり理解して、これからを考えていかなくてはいけません。 そこで「ホールボディーカウンター~調べてわかった被ばくの現状」と題して、東京大学大学院教授の早野龍五さん、東京大学医科学研究所、医師の坪倉正治さん、毎日新聞の斗ケ沢秀俊さんをお招きして、放射線

    ホールボディーカウンター ―― 調べてわかった被ばくの現状/坪倉正治×斗ヶ沢秀俊×早野龍五 - SYNODOS
  • どうしてぼくたちはすれ違うのか ―― 社会学者が語る、震災後の断絶の乗り越え方/開沼博×五十嵐泰正 - SYNODOS

    福島第一原発事故によってホットスポットとなった千葉県柏市。「この野菜は、べられるのか」と、農家と消費者のあいだに「断絶」が生じてしまった。『みんなで決めた「安心」のかたち』の筆者である五十嵐氏と、『「フクシマ」論』にて原発を誘致した福島の背景を分析した開沼氏が、震災後の「断絶」の乗り越え方について語りあった。(構成/山菜々子) 開沼 こので一番心に残ったのは、社会学者である五十嵐さんがこのような問題に取り組み、農業と社会との橋渡しをしている点でした。当時は農家の方たちは放射能の問題に真剣に取り組んでいるのに、社会は無関心であった。みんな震災と原発事故の影響を心配しているような顔をしていましたが、そこには明らかな「断絶」があった。こういうときにこそ、普段は「社会的弱者がどう」とか「コミュニケーションと信頼がどう」とかいっている社会学者が動くべきなのに、なんで動かないんだと思っていました

    どうしてぼくたちはすれ違うのか ―― 社会学者が語る、震災後の断絶の乗り越え方/開沼博×五十嵐泰正 - SYNODOS
    yajifun
    yajifun 2013/05/01
    「リベラルな方」は何故金棒引きに堕したのか
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