qmailanalogなどでログを管理していると、ボトルネックが見えてくる。では、ボトルネックを改善するにはどうすればよいのだろうか? 今回は、qmailのさまざまなチューニング方法を紹介する。 前回紹介したqmailanalog/qmailmrtg7はお試しいただけたでしょうか。こうしたツールを有効に使ってqmailサーバの稼働状況を適切に把握できるようになれば、サーバの増強計画も根拠のあるものとなり、より具体的に計画を遂行できます。恵まれた状況であればメモリやCPUを増設することも、バックボーンをより高速なものに移行することも可能ですが、多くの場合は思いどおりに運ばないものです。そこで、まずはqmailの設定を見直すところから始めましょう。 配信処理の上限を上げる qmailのローカル/リモート配信プロセス数 qmailでは、メッセージの送受信を処理するプロセスの同時起動数の上限が決め
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