1956年群馬県生まれ。放送記者を経て、1992年にフリージャーナリストに。地方自治体の取材で全国を歩き回る。97年から『週刊ダイヤモンド』記者となり、99年からテレビの報道番組『サンデープロジェクト』の特集担当レポーター。主な著書に『長野オリンピック騒動記』など。 相川俊英の地方自治“腰砕け”通信記 国政の混乱が極まるなか、事態打開の切り札として期待される「地方分権」。だが、肝心の地方自治の最前線は、ボイコット市長や勘違い知事の暴走、貴族化する議員など、お寒いエピソードのオンパレードだ。これでは地方発日本再生も夢のまた夢。ベテラン・ジャーナリストが警鐘を鳴らす! バックナンバー一覧 今、話題の公立図書館といえば、民間株式会社を指定管理者とした佐賀県武雄市の市立図書館であろう。公立図書館の概念を飛び越えた異色の存在で、図書館関係者の中には眉をひそめる人もいるが、顧客サ―ビスに徹した運営姿勢
朝日新聞出版は8月7日(木)、ドイツの哲学者・ニーチェの考え方が分かる文庫本『ハローキティのニーチェ 強く生きるために大切なこと』を発売しました。「私たちはどう生きていけばよいのか」という問いに向き合ったニーチェの哲学を、ハローキティと共に学べるとのこと。価格は648円(税込)です。 ▽ 朝日新聞出版 最新刊行物:文庫:ハローキティのニーチェ 同書は、ニーチェが1885年に発表した代表作『ツァラトゥストラはかく語りき』の世界を知る旅に、キティと出掛けるという内容が描かれています。教えを読み解くことで、生きる意味や、本当に大切なことに気が付けるとのこと。今の自分を受け止め、物事を前向きに捉えられるヒントが詰まっているそうです。 難しく思いがちな哲学書でも、キティと共にニーチェの世界観を知ることができる同書なら、読みやすく感じられるかもしれません。表紙には『ツァラトゥストラはかく語りき』を手に
恒例の100冊リスト。 ただし、これまでの趣向を外した。「ベスト100ランキング」は楽しいが、変わりばえしない。毎年似たような「ベスト100」をヒネり出すのも飽きた。ホントのところ、「大学新入生」と銘打っているものの、わたしのためのブックリストなのだ。読んできたやつ、未読のやつ、読みたいやつを抽出したりふり返るためのきっかけなのだから。 だから、今回はランキングをしない。母体のリストは、「大学教師が新入生にオススメする本」なんだけれど、そこからの選出はわたしの手になるもの。今までのリスト作成の過程で知り合えたものや、「読まねばリスト」に追加したもの。積読山に刺さったまま、課題と化しているものを中心に100挙げた。 もちろんこの100冊を参考にしてもいいし、母体リストから自分専用の一覧を作ってもいい。母体のリストは三千弱になるが、元となったのは、以下のリスト。ブックガイドは多々あるが、「大学
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