Asahi.comより「耳あかのタイプ、1塩基の違いで決定 長崎大教授ら発表」 ネバネバか、カサカサか、耳あかのタイプは、ある遺伝子の塩基配列のたった一つの違いで決まることが、新川詔夫(にいかわ・のりお)・長崎大大学院医歯薬学総合研究科教授らの研究で分かった。 耳あかにはネバネバした「湿型」とパサパサした「乾型」があります。これは遺伝によるものであることは70年ほど前からわかっていました。しかし、具体的な遺伝子は不明でした。 実は、耳あかは本来湿っているもので、乾燥したタイプは耳あかではなく、単に皮膚がはがれたものです。乾燥タイプの人は耳あかが出ない突然変異ということになりますが、日本人は約8割がこのタイプに分類されています。 研究チームは、長崎県在住の日本人126人の耳あかの型を調査。同時に「ABCC11」と呼ばれる遺伝子の特定の部分の塩基が「アデニン(A)」か「グアニン(G)」なのかを
YomiuriONLINEより「過去最大の素数発見、パソコン7万台結び910万ケタ」 米国のセントラルミズーリ州立大は、同大の数学者と化学者の2人が、過去最大の素数を発見したと発表した。同大学の数学・コンピューター科学教授カーティス・クーパー博士と、化学教授のスティーブン・ブーン博士が発見した素数は、「230402457-1」。 これは、915万2052桁の数でで、昨年2月に記録された781万6230桁を大幅に上回りました。 2人は、世界で数百万台のコンピューター・ネットワークを結んだ素数発見のためのプロジェクト「グレート・インターネット・メルセンヌ素数調査(GIMPS)」を利用してこの素数を発見しました。 nが素数のとき、2n-1 の形をした自然数をメルセンヌ数といいます。このうち素数であるものをメルセンヌ素数といいますが、これは17世紀のフランスの数学者メルセンヌがこのような素数を研究
Yahoo!NEWSより「アサガオなぜつる巻くの? 重力感知遺伝子に役割」(共同通信) アサガオがつるを巻くのは、重力を感じて上向きに成長させる特定の遺伝子に、茎の先端に円を描かせる機能があるから―。東北大大学院生命科学研究科の高橋秀幸教授(植物生理学)や基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などのグループがアサガオのつる巻きの謎を解明し、米科学アカデミー紀要(電子版)に6日、発表した。 ダーウィンはさまざまな植物の成長運動を観察した研究結果として、1880年につる巻き動作は重力感知能力と関係があるとの仮説を立てていましたが、詳しくは分かっておらず仮説は証明されていませんでした。 研究チームは、アサガオの突然変異の「枝垂れアサガオ」に着目。このアサガオはツルが地面に向かって垂れ、支柱に巻き付きません。 正常なアサガオとシダレアサガオについて、重力感受細胞を作るSCR遺伝子を比較したところ、シダレ
週刊米国健康ニュースより「音痴を科学的に解明」 失音楽症、いわゆる音痴の人では脳の右側の活動に異常がみられることが、カナダおよびフィンランドの研究者らによって明らかにされた。医学誌「Annals of Neurology」8月29日号に掲載された。音楽の能力には非常に個人差が大きく、音感の非常にいい人から悪い人(いわゆる音痴)まで様々です。 この中で、特に音楽感覚に問題がある場合を「失音楽症」と呼びます。失音楽症は生理的な欠陥により正しい音の認識と記憶ができない感覚性失音楽賞と音の認識と記憶はできるが正しく発声ができない運動性失音楽症に分けられます。 モントリオール大などの研究チームは、脳波検査(EEG)を実施し、さまざまな領域の脳細胞が音に対してどのように応答するか評価しました。そのために音痴の人8人と正常音程の人10人を対象として、異なる音程を各音100ミリ秒ずつ連続して聴かせたました
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