ジーンズ。元々は、労働者の作業服として開発された衣服。 両者が、ある意味“融合”された。デニムブランド「京都デニム」が、7月下旬より『鎧をモチーフにした、京都デニムメンズジーンズ』なるデニムパンツを発売する。 画像を見ていただきたいのだが、柄が鎧。パッと目に付くのは、「襷菊菱(たすききくびし)」の紋様である。 両脚の脇には7枚のデニム生地を重ね、腰回りを守る「草摺(くさずり)」をイメージさせてみせた。 “戦国時代”を現代社会のファッションライフに落とし込んだ、見事な着地点ではないか。しかし、どうしてこんなことを? ぶっちゃけ、変わったコンセプトだと思うのだが。 「毎日、着れる“鎧”がほしかったんです」(担当者) 単純明快! 元々、同社は着物など“日本の衣装”を作っている会社で、4~5年前から鎧をモチーフにしたジーンズを作りたいと思っていた。 ただ、その際の注意点がひとつ。それは、「コスプレ