【エルサレム共同】米紙ニューヨーク・タイムズは18日、レバノンで一斉に爆発した民兵組織ヒズボラのポケットベル型通信機器は、イスラエルがハンガリーに設立したダミー会社で情報機関員が製造していたと報じた。
This article was originally published in +972 Magazine, in partnership with שיחה מקומית (Local Call). Read the original article. 明らかな民間人でも撃つ 大雑把な発砲規制によって、イスラエルの部隊は、たとえ事前に民間人だとわかったとしてもパレスチナ人の射殺を許されていたということが、複数の兵士の証言から明らかになっている。 予備役のDが所属した旅団は、2つの人道回廊の近くに駐屯していた。ひとつは支援機関用、もうひとつはガザ北部から南部へと民間人が逃げるためのものだった。彼の旅団の作戦区域では、「赤線・緑線」、つまり民間人の立ち入り禁止区域を設定する方策がとられた。 Dによると、支援機関はこれらの地域であっても事前の調整で通ることが許されていたが(当記事のためのDへ
This article was originally published in +972 Magazine, in partnership with שיחה מקומית (Local Call). Read the original article. 2024年6月上旬、中東メディア「アルジャジーラ」によって、「簡易処刑」と呼ばれるものの実態を暴露する痛ましい映像シリーズが放送された。そこには、イスラエル兵がガザ地区の海岸沿いを歩くパレスチナ人を射殺する場面が3つ含まれていた。そのいずれにおいてもパレスチナ人側は丸腰で、兵士に危害を加えようとしている様子もなかった。 ジャーナリストによるこうした映像が世に出ることはまれである。しかし、こうした安全上の合理性がいっさいない「処刑」は、「+972マガジン」と「ローカル・コール」の取材に応じた、ガザでの従軍をこの数ヵ月中に終えたばかりの6人
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区の学校に対してイスラエル軍が空爆を行い、パレスチナ人少なくとも90人が死亡した。地元当局が明らかにした。 ガザの民間防衛当局によると、10日未明の空爆を受けた学校には家を追われたパレスチナ人たちが身を寄せていた。広報担当者はCNNの取材に答え、「少なくとも90人の遺体を回収した」「多くの遺体はばらばらになり、身元が分かっていない」と述べた。 イスラエル国防軍(IDF)はCNNに対し、学校を攻撃したことを確認。学校の建物にはハマスの司令部が設置されており、空軍がそこで活動する「テロリストたちを正確に攻撃した」と主張した。 IDFの声明によれば、当該の司令部はIDFの兵士とイスラエル国家に対する様々な攻撃を策定、促進しているという。 CNNの質問に対し、IDFはこうした主張を裏付ける証拠を一切提示しなかった。 同軍はまた、空爆を実施する前に民間人に危害を与え
広島県の湯崎英彦知事が6日、広島市で行われた原爆死没者慰霊式・平和祈念式であいさつした言葉が、SNSで大きな反響を呼んだ。「湯崎知事」は、インターネット上のトレンドワードにもなっている。 【写真】広島市の平和記念公園で始まった平和記念式典 湯崎知事はあいさつの中で、自身が先日、多くの弥生人の遺骨が発掘されている鳥取県の青谷上寺地(あおやかみじち)遺跡を訪れた際、頭蓋骨や腰骨に突き刺さった矢尻などを目の当たりにした経験を語り「当時の争いの生々しさを物語る多くの殺傷痕を目の当たりにし、必ずしも平穏ではなかった当時の暮らしに思いを巡らせました」と述べた。 その上で、現世でも戦争が続いていることに触れ「現在も、世界中で戦争は続いています。強い者が勝つ。弱い者は踏みにじられる。現代では、矢尻や刀ではなく、男も女も子供も老人も銃弾で撃ち抜かれ、あるいはミサイルで粉々にされる。国連が作ってきた世界の秩序
長崎市であさって行われる平和祈念式典にアメリカやイギリスなど、少なくとも6か国の駐日大使が欠席する意向を示していることがわかりました。イスラエルが招待されていないことを理由としています。あさって、長…
ベンヤミン・ネタニヤフ氏(71)はかつて、「イスラエルの王」、「偉大な生存者」と呼ばれていた。「ビビ」という愛称も持つネタニヤフ氏はイスラエル政治を独占し、一時代を築き上げた。 好戦的な態度で知られ、イスラエルで最も長く首相を務めたネタニヤフ氏は、同国が右派とナショナリズム(国家主義)に傾いていく中で重要な役割を果たした。
ファタハのマフムード・アルール副議長(左)、中国の王毅外相(中央)、ハマス幹部ムーサー・ムハンマド・アブー・マルズーク氏=23日、北京/Pedro Pardo/AFP/Getty Images 香港(CNN) パレスチナ自治政府の主流派ファタハと自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが対立をやめて和解し、団結を強化するとの合意に署名した。中国国営中央テレビ(CCTV)が23日に伝えた。 北京では21日から、中国の仲介でパレスチナの14党派による和解交渉が進められていた。 中国の王毅(ワンイー)外相によると、交渉ではパレスチナ人を代表する唯一の正統な勢力はパレスチナ解放機構(PLO)との見解で一致し、戦後のガザ統治や暫定的な国民和解政府の設立でも合意した。 PLOに所属しないハマスの役割や、合意による直近の影響は不明。 イスラエルはガザ地区での戦闘でハマスを壊滅させると宣言しているが
記事:平凡社 パレスチナ・イスラエル問題に関するオンラインセミナー「パレスチナ連続講座」に登壇する東京経済大学教授の早尾貴紀さん 書籍情報はこちら 《前編はこちらから》 ホロコーストを経験したユダヤ人とイスラエル 「ホロコーストを経験したユダヤ人が、どうしてジェノサイドをする側になるのか」という質問をよく受けます。そのことについて、2023年に日本でも公開された『6月0日 アイヒマンが処刑された日』という映画を例にお話しします。ナチスの戦犯アドルフ・アイヒマンは1960年に逮捕され、62年にイスラエルで処刑されました。映画ではその死体を焼却する炉を作る過程が描かれます。映画に登場する鉄工所の社長、作業員、臨時に雇われた少年工は、それぞれ、「イスラエル国民」を構成する3階層のユダヤ人グループに属しています。 1つめのグループは、イスラエルの建国運動を中心的に担った人たちです。ヨーロッパ出身で
国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)がイスラエル首脳とイスラム組織ハマスの幹部の逮捕状を請求したことについて、イスラエルと米国が強く反発している。逮捕状が発行されれば、ネタニヤフ首相は「戦争犯罪人」となり、政治活動が大きく制限されることになるからだ。 ICCのカーン主任検察官は20日、ネタニヤフ氏のほか、ガラント国防相▽ハマス指導者のハニヤ氏▽ガザ地区トップのヤヒヤ・シンワル氏▽軍事部門トップのムハンマド・デイフ氏――の逮捕状を請求したと発表した。パレスチナ自治区ガザ地区で、5人が戦争犯罪と人道に対する罪に関与した「合理的な根拠がある」としている。 カーン氏によると、ネタニヤフ氏とガラント氏はハマスの「壊滅」と人質解放を実現するため、意図的にガザ市民を飢えさせたほか、攻撃したり、殺害したりした疑いがある。具体的には、ガザ地区を封鎖して電気や水の供給を停止または一部停止したほか、物
パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファで殺害された子どもの遺体を運ぶ人々=2月9日/Mohammed Abed/AFP/Getty Images (CNN) 国連児童基金(ユニセフ)は、パレスチナ自治区ガザ地区で殺害された子どもが、昨年10月7日以来の推計で1万3800人を超えていると発表した。 米ニューヨークで記者会見したユニセフのキャサリン・ラッセル事務局長は、「数千人が負傷し、さらに数千人が飢餓の瀬戸際にある」と訴えた。 これとは別に、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UNウィメン)はガザ地区の状況について「10分ごとに子ども1人が負傷または死亡している」と指摘した。発表によれば、今回の戦争が始まって以来、殺害された女性は1万人を超え、そのうち6000人の母親が、孤児になった子ども1万9000人を残して亡くなった。 最近ガザを訪れたユニセフのテス・イングラム報道官は
元NHK解説主幹でジャーナリストの池畑修平氏が、世界でいま注目される発言やフレーズを切り口にして国際ニュースを深掘りする連載。今回は国連のハク副報道官の発言「The Charter is intact. Its ideals are intact.」から、国際社会のイスラエルに対する風向きの変化を読み説く。 国連の会見場で起きた笑い イスラエルの敗北が濃厚になってきている。 パレスチナのガザ地区を支配するハマスとの戦闘において、もちろんイスラエルは圧勝している。しかし、いくらイスラエルがハマスを叩いたと戦果を誇示しても、いや、誇示すればするほど、世界はおびただしい民間人の犠牲に怒りを覚え、瓦礫の山と化した街に言葉を失い、ガザの人々を襲う飢餓の報せに胸を痛めている。 イスラエル軍の行為は自国の価値を棄損し続けていて、長期的な国家戦略という視点では敗北であろう。 5月10日、ニューヨークの国連
イスラエルは今後数日のうちに、歴史的な政策決定を下さなければならない。それは今後何世代にもわたってイスラエルの運命と地域全体の運命を左右しかねないものになるだろう。しかし、残念なことに、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の政治パートナーにそうした決断を下せる能力がないことは、すでに何度も示されてきた。 彼らが長年進めてきた政策によって、イスラエルは破滅の瀬戸際に追いやられている。しかし、彼らは過ちを悔いる様子も、方向を転換する様子も見せていない。このまま彼らが政権を握っていれば、イスラエルと中東地域全体は破綻するだろう。慌ててイランと新たな戦争を始めるのではなく、まずは過去半年の戦争における自分たちの失敗から学ぶべきだ。 戦争は政治的目的を達成するための軍事的手段である。その成功を測るのは、目的が達成されたかどうかだ。10月7日の恐ろしい大虐殺の後、イスラエルは人質を取り戻し、ハマスの武装を解
国際刑事裁判所(ICC)がパレスチナ地区ガザでの戦闘に絡みイスラエル政府当局者に逮捕状を発行する準備を進めている可能性があり、イスラエル政府内で懸念が強まっている。写真はネタニヤフ首相。2023年9月撮影(2024年 ロイター/Ammar Awad) [エルサレム 29日 ロイター] - 国際刑事裁判所(ICC)がパレスチナ地区ガザでの戦闘に絡みイスラエル政府当局者に逮捕状を発行する準備を進めている可能性があり、イスラエル政府内で懸念が強まっている。 イスラエルのメディアなどによると、ICCは昨年10月7日に起きたイスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲とその後イスラエル軍のガザでの軍事行動を巡り調査を進めており、ネタニヤフ首相らイスラエル政府高官は戦争犯罪や人道に対する罪などに問われる可能性がある。ハマスの指導者に対する逮捕状の発行も検討されているという。
イランの国営メディアは、革命防衛隊がイスラエルに向けて複数の無人機を発射したほか、イスラエル各地やイスラエルが占領するゴラン高原にミサイルが発射されたと伝えました。今月4月1日にシリアにあるイラン大使館が、イスラエルによるとみられる攻撃を受け、軍事精鋭部隊の革命防衛隊の司令官らが殺害されたことへの報復だとしています。イランからイスラエルの領土に向けた直接の攻撃は初めてとみられます。 一方、イスラエル軍は、イランが自国の領土からイスラエルに向けて複数の無人機を発射したと現地時間13日午後11時すぎ、発表しました。 これを受けてイスラエルのネタニヤフ首相は「防衛システムが配備されていてどのようなシナリオにも準備ができている。われわれを攻撃する者は誰であろうと攻撃し返す」とする声明を出しました。 イスラエル軍のハガリ報道官は14日、声明を発表しイスラエルに向けて300以上の無人機やミサイルが発射
国連の人権理事会は、ガザ地区での停戦や、イスラエルへの武器の売却停止を求める決議を賛成多数で採択しましたが、アメリカなどが反対し、日本は投票を棄権しました。 国連の人権理事会は5日、スイスの国連ヨーロッパ本部で、ガザ地区の人権状況をめぐる決議案の採決を行いました。 決議案は、ガザ地区での停戦やイスラエルによる封鎖の解除を求めるとともに、さらなる人権侵害を防ぐためとして、すべての加盟国に対しイスラエルへの武器や弾薬などの売却や移転を停止するよう求めています。 採決の結果、28か国の賛成多数で決議は採択されましたが、イスラエルに武器を輸出しているアメリカやドイツを含む6か国は「ハマスへの非難の言及がない」などとして反対しました。 また、日本は当事者からのさらなる説明が必要だなどとして投票を棄権しました。 採択後、パレスチナの代表は、決議の採択に感謝する一方で、「決議案に反対票を投じた国や、棄権
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