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ブックマーク / titan351.blog59.fc2.com (9)

  • 人の振り見て 「慰安婦はいても従軍慰安婦はいない」?

    慰安婦について一部の人たちがよくいう「慰安婦はいたが従軍慰安婦はいなかった」というようなことを埼玉県知事が主張し、民団から抗議を受けるも撤回の意思を見せていないそうだ。 統一日報:上田埼玉県知事 従軍慰安婦表記で発言撤回せず  埼玉県立平和資料館=東松山市=の歴史年表で「従軍慰安婦」表記の「従軍」の文字削除問題と関連し、上田清司県知事は昨年12月10日、県議会で佐藤征冶郎議員の質問に答弁した(写真)。 上田知事は、日軍の関与や慰安所は認めているとしたが、「当時は『従軍慰安婦』という言葉はなかった」としたこれまでの発言は撤回しなかった。県議会を傍聴していた市民グループ関係者らはさらに不信感を募らせている。 06年6月の答弁で上田知事は「『(埼玉県平和資料館の)従軍慰安婦問題など日戦争責任の論議が多発』と表記がありますが、古今東西、慰安婦はいても従軍慰安婦はいません。従って、こういった間

  • 人の振り見て ネットで真実に目覚めた者たちのメディア・リテラシー

    すでに話題になっている捏造について。「フランス国営放送情報番組」を偽装した謀略ビデオがYouTubeにメディア「フランス国営放送情報番組」を偽装した謀略ビデオがYouTubeに-JanJanニュースより山崎康彦2009/08/20  ある方から「フランス国営放送をかたる変なビデオが出回っているのでぜひ見てください」と言われて下記のURLを見ました。 ・http://www.youtube.com/watch?v=R6cP05l5HWw まず最初にフランス語で言っている内容と日語の字幕とは全然関係ないことに気が付きます。 ここで使われている番組はフランスの民間テレビ局M6(エム・シス)の「ゾーン・アンテルデイット(禁止ゾーン)」というまじめな情報番組の今年3月1日に放送された「恋愛特集。愛と誘惑、女性の新しい態度」という特集番組です。 映像は見れませんが下記のURLで内容の要約が読めます。

  • 人の振り見て 概説書一冊読んでさえいれば(9)

    被害者らが逃げずに、殺されるのをおとなしく順番待ちしていたわけがなく、そんなに殺せるわけがない。 この否定論も、主張したものが概説書すら読んでいないということを露呈させてしまうことになる代物である。 南京事件とは、被害者すべてが集まっていて、彼らを順番に殺していったという事件ではない。ここでは、笠原氏の定める範囲を採用しておくと、約四か月の間に、東京都、埼玉県、神奈川県を合わせた広さをもつ区域で起こった事件であるといえる。その中で起こった様々な残虐行為の集合が南京事件である。 そのうち、虐殺については、戦意をなくした敗残兵、捕虜、兵士と間違われて連行された民間人なども含まれているのだから、そういった犠牲者にとって逃げることがかなわなかったのは当然なのである。 また、南京から避難せずに残っていた民間人の存在についても、笠原氏の著書では解説してある。 農村では通信手段がまったくなかったために、

    D_Amon
    D_Amon 2009/07/28
    シリーズ完結。
  • 人の振り見て 「否定派」が知識をつける→「否定派」でなくなる→分かり合える

    はてなブックマーク-史実派と否定派をどっちもどっちと言うのは只の知的怠惰の表明 - 模型とキャラ弁の日記 B4U 呼ばれて(ry 史実派も否定派も分かり合えない所まで来ているような気がします、そういった意味でイスラエルとパレスチナを持ち出しました 知的怠惰で構いません 分かり合えない者同士の口論を嘲笑し続けます 2009/05/30 「否定派」と「肯定派」史実派が分かり合えない理由の大部分は・「否定派」が基的な知識すら備えていないから ・「否定派」が自分の間違いを認められないから だと思う。 あとあえて付け加えるなら・「否定派」の中に最初からためにする議論をする気でいる人がいるから ということで、「否定派」は勇気をもって概説書を読もう。自分が鵜呑みにしていた否定論がどれだけばかげているものか分かるから。 現に元「否定派」だった私は概説書を読んで分かり合えた。

  • 人の振り見て 概説書一冊読んでさえいれば(4)

    四回目の今回からは2. どのような事実が認定され、問題視されているか。 という根的な部分がきちんと捉えられていない、あるいは意図的に無視されている。 という問題をはらむ否定論をとり上げる。 まずは・虐殺をする動機が無い という否定論について考える。これも概説書を読んでさえいれば出てくるはずのないものである。 なぜなら、概説書には動機についての記述が豊富にあるから。 この「動機が無い」というのは、「動機が無ければ虐殺は起こらない」ということを前提にしていることになる。しかし、虐殺があったことを認めざるを得なくなった段階で「戦争なんだから虐殺もあったろう」という達観したかのような「仕方ない」論が出てきたりするのだが、これは「動機がなければ虐殺は起こらない」とは明らかに相反するものであろう。 今回は秦郁彦『南京事件』中公新書(1986)(増補版は2007)の内容から動機に関する部分についてまと

  • 人の振り見て 概説書一冊読んでさえいれば(3)

    三回目は多くのジャーナリストが南京にいたのに事件が報道されていなかった という否定論について考えてみる。 他の否定論はそれなりのトリックが存在しているが、これはそうではない。ズバリ単純に、報道されていたにも拘らず、報道されていなかったといっているのである。 例えば史料の内容の信憑性が問題になる場合はアナログな問題である。が、これはそうではなく報道されていた / 報道されていないというデジタルな問題である。これほどまでに単純な否定論が生き残ってきたというのは理解しがたい。それなりのリアリティをもち、かつ聞き手にとって心地よい話を自信満々に語るだけでもデマが蔓延するには十分ということなのだろうか。 笠原十九司氏は『南京事件論争史-日人は史実をどう認識してきたか』平凡社新書(2007)で、否定論のルーツが東京裁判の弁護側の主張にあるとしている。 東京裁判における審理過程のなかで、弁護団側は当然

  • 人の振り見て 概説書一冊読んでさえいれば(2)-追記あり

    このエントリーでは、否定論のうち日側の当時の史料に虐殺やその他の戦争犯罪の存在を示すものがあることを知らないか、知っていて意図的にスルーしているものを挙げてみたい。・ベイツは国民党の顧問だったから信用できない。 ・ラーベは武器商人で、中国に武器を輸出していたから信用できない。 ・中国人は嘘吐き、あるいは白髪三千丈式の誇張をするから信用できない。 ・中帰連は洗脳されているから信用できない。 ・『戦争とは何か』はティンパリーに国民党が金を払って書かせたものだから信用できない。 そもそも、「ベイツは国民党の顧問だったか」、「ラーベは武器商人で、中国に武器を輸出していたか」というような点とそれだけの理由でその史料の全てを信用できないとしてしまってよいのかという問題があるのだが、ここではその点については触れない。仮にその問題がクリアーできたとして、それを以て南京事件が無かったといえるのかということ

  • 人の振り見て 概説書一冊読んでさえいれば(1)

    『脱ゴーマニズム宣言 小林よしのりの「慰安婦」問題』-人の振り見てで考えたような歴史修正主義の特徴は、南京事件の場合にも存在している。今回はそのうち以下の二点について考えてみたい。1. どのような史料を根拠として、事実認定がなされているか。 2. どのような事実が認定され、問題視されているか。 という根的な部分がきちんと捉えられていない、あるいは意図的に無視されている。 これらの点から、南京事件虚構論はそもそも「南京事件肯定論」をきちんと抑えてすらいないと言える。 特にこの二点は、概説書一冊読むだけで解消される点である。つまり、これに該当する否定論を持ち出す人は概説書一冊さえ読んでいないということを露呈させているといえる。 参考エントリー 概説書を読まずに南京大虐殺はありえないと言い出す現象(実例1)-クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)基的な事実を無視して語られる南京事件-Apes

  • 人の振り見て 「上から目線」

    はてなブックマーク > 冗談でしょ! おかわり - シートン俗物記より dagama これはひどい 印象、つまり思想を完全に覆すのは根気強い説得と物証だけでしょうね。あと、その上から目線の物言いがより反発を生む。極まった反発は黙殺を生むので、敵対姿勢は得しないよ。 歴史修正主義批判批判で「戦略が悪い」式の言い草が出てくるというのはいつものことだが。 以下で経緯から。 1. a-kubotaさんが南京事件(南京大虐殺)要約・決定版(初心者・入門者向け)-大人は質問に答えないをあげた。 2. 「政府レベルでも決着済み」の問題であるにもかかわらず1.のエントリーが「肯定論」「否定論」の両論併記という形式をとっていることに対して、Dr-Setonさんが■[雑記][トンデモ]冗談でしょ-シートン俗物記で 両論併記、って形は「両者とも論議の対象である」「未だ両者には決着が付いていない」かのように見せる

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