フリー/リブレ/オープンソース・ソフトウェア(FLOSS)の弱点の1つに挙げられるのがドキュメントだ。そんな状況の改善を目指しているのが、FLOSS Manualsというプロジェクトである。フリーソフトウェア向けに、高品質なフリーのドキュメントを作成することを目的としたプロジェクトだ。 FLOSS Manualsを立ち上げたのは、デジタル・アーティストのAdam Hyde氏だ。一般的なFOSS貢献者に比べると、同氏の経歴は一風変わっている。ニュージーランドで独立系のラジオ局を開設したり、オーストラリアとオランダでインターネット・サービス・プロバイダを運営したりなど、さまざまな事業を手がけてきた人物だ。 だが、FLOSS Manualsが誕生した背景は、一般的なオープンソース・プロジェクトと変わらない。すなわち、何らかの欲求や要求を満たすために始められたプロジェクトである。フリー/オープンソ
「説明した」=「教えた」!? 人間の基本的な学習モデルを把握しよう:プロ講師に学ぶ、達人の技術を教えるためのトーク術(2/2 ページ) 「設問」を後ろにするだけで難しく これがもし順番を変えて「設問の後に状況文を読み上げる」という順序だったらどうでしょう? その場合は最初から「何件目」を意識して話を聞くことになるので、誰でも簡単にわかりますね。ところが、「設問」を後ろにするだけでとたんに難しくなるのがこの種の問題です。 結局、この事例で大事なのは、 「設問」があると人はそこに意識を集中できる ということです。人間は、一点に意識を集中すると、その情報をよく理解し記憶することができるものです。その「意識の集中」をコントロールする手段として最も有効なのが「設問」なわけです。したがって、教えたいテーマに応じて、どのタイミングでどんな設問を出すかは注意深く設計しなければなりません。 もうひとつ注意し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く