2023年シーズンのFC東京はリーグ戦で6年ぶりの二桁順位(11位/勝点43・12勝7分15敗/42得点・46失点)、ルヴァンカップ、天皇杯でもタイトルを獲れず、無冠に終わった。これを受け、FC東京の小原光城ゼネラルマネージャー(以下GM)がシーズンを総括してくれた。 「ひと言で不本意。ご支援いただいた関係者、スポンサーの方々、ファン・サポーターの皆様には申し訳ないと思っています」 そう謝罪の言葉を口にした小原GMは続けて具体的な内容を述べた。 「アルベル体制でスタートした今季、限られた予算の中で補強をして、キャンプまでは怪我人も出ず、チーム作りは順調に進んでいました。ただ、2、3節あたりから怪我人が出始め、戦い方として矢印がゴールに向いてない部分があって、それをどう改善するか。ゴールに向かうところ、強度を上げるところをトライしましたが、そのコネクト(接続)が上手く行かなかったことが結果に