ひと昔前に長崎県佐世保市江迎町に徳田真寿という人物がいました。 慶応3年5月15日(1867年6月17日)に生まれ、明治・大正を経て、昭和19年(1944年)享年77歳でその生涯を終えました。 徳田真寿のパーソナリティに関しては上の写真を見ていただければ一目瞭然かと思います。 顔より大きなフレームのメガネ、家紋の着いたダブルのスーツ(下は袴を履いている)に巨大な懐中時計を抱えて、パイプをふかすその姿から彼についた異名は「天下の奇人」。 数々の奇抜な行動やおもしろいエピソード、珍妙な遺品を残して、人々を楽しませました。 ・・・と、ここまでが一般に知られている徳田真寿の姿です。 今回、長崎県佐世保市の江迎町に行き、ご遺族と知り合いの方から様々なお話を聞かせてもらうことができました。 徳田真寿に関しては図書館などで調べてみても資料らしいものは一切出てきません。 雑誌やWeb上でチラチラと情報が得