溝ロカ丸 @marumizog ハヤカワ文庫JAの1500番記念企画で筒井康隆さんの某書復刊を担当しているのですが、校閲さんからゲラに30箇所くらい「不謹慎では?」という指摘が入ったのを、そうですね……本当にそう……と頷きながら全部そのまま通すという作業が発生している
溝ロカ丸 @marumizog ハヤカワ文庫JAの1500番記念企画で筒井康隆さんの某書復刊を担当しているのですが、校閲さんからゲラに30箇所くらい「不謹慎では?」という指摘が入ったのを、そうですね……本当にそう……と頷きながら全部そのまま通すという作業が発生している
ちなみに、Wikipediaによると、「具体的な中間項」とは、「国家や国際機関、社会やそれに関わる人々」を指している。つまり、東の定義によれば、セカイ系とは「小さく個人的な関係が、一気に世界的な大問題に直結する作品」を指していることになる。 大森による(らしい)指摘は、それはべつだんセカイ系とされている作品の専売特許でもないだろう、ということだろう。 しかし、どうだろうか。広くセカイ系の代表作と見られる作品、『ほしのこえ』や『最終兵器彼女』などを見ていると、やはり従来のSFとはどこか違っているようにも感じられる。具体的にどこがどう違うのか、少し考えてみよう。 セカイ系と「SF的リアリティ」の欠落。 まず、思いつくのはセカイ系作品のSF的な意味でのリアリティの欠如である。ぼくはよく庵野秀明監督の『トップをねらえ!』と新海誠監督の『ほしのこえ』を比較して考えるのだが、前者にはたしかにあった「S
読んでいて頭に浮かんだのはテッド・チャンの短編『理解』だった。あれは超人的で読者にも理解不能なまでの理解力を得た人間同士の対決がその超人の視点によって描かれた作品なので、本作とはまったくの別物なのだが。 今年は野崎まどの本をすべて読んだが、やはりこの人は超人を書くのが抜群に上手い。読むまではミステリ作家なイメージがあったけど、読み終わってみるとこの人がSFを書くのは必然だったように感じる。この本には二人の天才が登場する。一人は世界を革新させ、すべてのシナリオを書いた天才<道終・常イチ>、もう一人は道終・常イチの娘であり、すべてを知る少女<道終・知ル>。前者はわかりやすい天才だ。常人とは想像力が違う。主人公に道を示して、その14年後のことまで予想をつけてすべてを準備した。情報材による現実のほぼすべてを情報化しネットワーク化して、それを使用するために人間の脳に取り付ける電子葉を開発した。後者の
全部読み終えてから感想を書くには、あまりにも増田のスペースは小さすぎる ってなりかねんと思ったのと、都度書かないとそのときの感動を残せないと思ったから、 ちょっとずつ書く まずはじめに、これまでホッテントリに上がってくるようなSFの古典とか名作とか言われてるのにちょこちょこ手を出してきたけど、その中でこれが一番だった 海外作家で設定厨に堕してなくてSFのエッセンスとエンタメの快楽を同時に最小限の文章で表現できている人に初めて出会った やっぱSFは読み慣れてない人は短編から手を出すべきなんだな 下手に長編読んでもげんなりするし失敗したときのダメージがでかい まだ全部読んでないし、これ以外のSFも2桁に届かないくらいしか読んでないけど、SFに手を出すなら、海外作家ならこれ、国内なら小川一水の老ヴォールの惑星を推す(星新一は別格として)。 SF警察に取り合うつもりはまったくないけど、小説というか
NASAが、太陽系外から来た小惑星が観測されたことを発表しました。葉巻のように細長い奇妙な形の小惑星は、観測史上初の「恒星間天体」に認定されています。 NASAが公開した小惑星の想像図 ハワイ大学などの研究チームが、10月に発見。ハワイ語で「初めて来た遠方よりの使者」を意味する「オウムアムア」と命名されました。分析によると全長が幅の10倍ほどに及ぶ約400メートルと、非常に細長い形状。軌道計算では、こと座方面から飛来したものと目されています。 推定される全長は4分の1マイル(約400メートル) これまで太陽系で観測された天体とは明らかに異なる小惑星が発見されたことで、NASAは「他の太陽系がどのように形成されたか、新たな手がかりになる」と述べています。 (沓澤真二) advertisement 関連記事 太陽系を通過する謎の天体 NASAが“太陽系外”からやってきた可能性があると発表 真上
あのスタートレックで、 Leonard Nimoy が演じた Mr. Spock. 彼はバルカン星人ということでした。 バルカン風の挨拶として、いつも Mr. Spock が右手を上げ、中指と人差し指、そして薬指と小指をそれぞれくっつけて口にしていたのが、LLAP、つまり Live long and prosper (長寿と繁栄を) という言葉でした。 その Nimoy氏が金曜日に肺の疾患で亡くなりました。83歳でした。 亡くなる5日前に、彼はツイターにお別れの言葉を残しました。 A life is like a garden. Perfect moments can be had, but not preserved, except in memory. LLAP. 人生は庭園のようなもの。素晴らしい一瞬はあっても、それは永遠ではない。ただ、記憶の中を除いて。LLAP (さようなら)。
なぜ書くのか、などと考えてみたこともないし、考えるべきだとも思わない。(中略) では、なぜSFなのか、と訊かれたらどうなのか? それも応えない、としたら、やはり、怠慢のそしりはまぬがれないだろう。 「想像できないことを想像する」 という言葉をぼくは思い浮かべる。一時期、この言葉につかれたようになり、その実現に夢中になっていたことがある――。 SFだったら、それが可能なのではないか? だめだろうか? 一九七四年の春。早川書房が発行するSFマガジンの五月号に、二十三歳の新人作家が書いた三百枚の長編が一挙掲載された。目次の惹句にいわく、 「隧道の壁に描かれた奇怪な紋様――なぜかそれを文字と直感した若き情報工学の天才は突然の落盤事故にあう。薄れゆく意識の中で彼の見たひと影は果して幻影か……?」 タイトルは『神狩り』。 山田正紀の記念すべき商業誌デビュー作である。 冒頭に引用したのは、この作品の扉ペ
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2014年05月19日18:00 SFファンが読むべき小説一覧wwwwwwwwwww Tweet 1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2014/05/19(月) 02:09:58.61 ID:36li4VYG0.net アイザック・アシモフ『銀河帝国興亡史』『ロボットの時代』『鋼鉄都市』 グレッグ・イーガン『順列都市』 H・G・ウェルズ『タイムマシン』『宇宙戦争』 ジュール・ヴェルヌ『海底二万里』 カート・ヴォネガット・ジュニア『タイタンの妖女』『猫のゆりかご』『スローターハウス5』 ハーラン・エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』 ジョージ・オーウェル『1984年』 ブライアン・オールディス『地球の長い午後』 ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』 アーサー・C・クラーク『幼年期の終わり』『都市と星』『2001年宇宙の旅』『宇宙のランデヴー』『楽園の泉』 シオドア・スター
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