工人舎のSAシリーズは、7型ワイドのタッチパネル液晶を搭載したモバイルノートPCで、重さ990gと持ち運びに適した重量となっている。印象的なのはその価格で最下位モデルの「SA5SX04A」では、“小さいのに高い”というこれまでの小型モバイルノートの印象を覆す低価格に設定した。 今回は、そのSA5SX04Aの上位製品、「SA5SX12A」という79,800円のモデルを取り上げ、どのような製品であるかを紹介していきたい。 ●AMDのGeode LXを採用することで大幅なコストダウンを実現 今回紹介するSA5SX12A(以下本製品)は、79,800円とこれまでの小型モバイルノートPCに比べると安価に設定されていることが最大の特徴と言える。というのも、これまでのモバイルノートPCは、スタンダードなノートPCに比べて液晶のサイズも小さく性能も低いのに価格は高いという“パラドックス”な状況に置かれてい