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ブックマーク / blog.tinect.jp (201)

  • 「承認欲求に飢えている人」は、心理的に独りぼっち。彼/彼女らに必要なのは…… | Books&Apps

    インスタに狂う女子たち、キラキラアカウントに潜む闇 -ダイヤモンド・オンライン 純粋にインスタグラムを楽しんでいた松井さんが、その後翻弄されることになったのが、インスタキラキラ女子特有の自己顕示欲の世界だったという。 「もっともわかりやすい例をあげると『いいね』稼ぎに躍起になっている女性ですね。たとえば、有名ブランドの新作バッグを発売初日に購入して、速攻でインスタにアップするんですよ。そうすると、同じバッグが欲しい子たちから『いいね』の嵐になるんです!誰よりも早く最新のものを手に入れて、誰よりも多く『いいね』をもらいたい、というタイプの子です」 リンク先は、「いいね」欲しさにInstagramに躍起になる女性の話です。けして目新しい内容ではなく、twitterやFacebookでも、この手の“キラキラアカウント”は定期的に話題になっていますよね。 私は、素晴らしい体験や感動をSNSやIns

    「承認欲求に飢えている人」は、心理的に独りぼっち。彼/彼女らに必要なのは…… | Books&Apps
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/03/03
    所属欲求を満たせば、少なくとも所属先では認められているということになるので自動的に承認欲求も満たされるという利点が所属欲求ドリブンの心の満たし方にはあると思う。
  • 教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由。

    書くつもりで忘れていたことを書きます。 あんまり一般的な話ではないです。そんな例もあるのか、という程度でご認識頂ければ。 小学校の先生をやっている知人が1人います。とあるアナログゲーム界隈でよく遊ぶ人で、たまに飲みに行ったりもします。以前、小学校の図書室でライトノベルが禁止になったという話が出た時、色々話を聞いたりしました。手前味噌ですが、この記事です。 (小学校図書室でラノベが禁止された件について、小学校教師に聞いてみた) で、また別の機会に、といっても何年か前ですが、彼と飲みの席で話したことがありました。 その時聞いた話が、自分としてはとても明快で、納得感も高かったのです。記事にする許可まで取ったのに、今の今まで忘れていました。 テーマは、「教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由」。 最初はちょっと、webに上がってくるいじめ体験談やら、訴訟にまでこじれてしまったいじめ問題

    教師がクラスの「いじめ」への対処を誤ってしまう理由。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/02/22
    "先生からすると、いじめられてる子の方が「クラスの和を乱す存在」に見えかねない"
  • これから新社会人になる「エリート意識を欠いたエリートたち」への餞別の言葉

    今日は有名大学を卒業して、これから社会にでて仕事につくような人の為になるような話をしようと思います。 みなさんは今まで自分たちの事をエリートだとかそういう風に意識した事はあまりないかと思います。 自分が人を意識的に差別しているだなんて、まず思っていないでしょうし、今後もそういう事をしようだなんて思っていないでしょう。 自分の話になりますが、僕はそこら辺の中流家庭に生まれた後、運よく偶然医学部に入学でき、卒後医師として働く事となりました。 医師として、人を救う仕事に従事できる事をとても誇りに思いながら実社会の場に希望を持って出ていったのですが、現実は思ったものとちょっと違いました。 僕は大学に入学してから後、この世をよりよくする為に己を研鑽し続けました。 自分の働きによって、この世界がほんの少しでもよりよい社会になっていく事を目指していたのですが、医師の仕事というものは、そのような希望に溢れ

    これから新社会人になる「エリート意識を欠いたエリートたち」への餞別の言葉
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/02/14
    素晴らしい。
  • 「平等に貧しくがいい」という国には、僕は住みたくはない。

    社会学者で東京大名誉教授の、上野千鶴子氏の発言が、物議をかもしている。 この国のかたち 3人の論者に聞く 日は人口減少と衰退を引き受けるべきです。平和に衰退していく社会のモデルになればいい。 一億人維持とか、国内総生産(GDP)六百兆円とかの妄想は捨てて、現実に向き合う。ただ、上り坂より下り坂は難しい。どう犠牲者を出さずに軟着陸するか。 日の場合、みんな平等に、緩やかに貧しくなっていけばいい。国民負担率を増やし、再分配機能を強化する。つまり社会民主主義的な方向です。ところが、日には当の社会民主政党がない。(中日新聞+) 全員で「豊かに」ではなく、「貧しく」という発言が引っかかる人が多いのだろう。賛否両論でなかなか面白い。 この話題をある会社経営者にぶつけたところ、面白いコメントをいただいたので匿名を条件にここに再構成して記す。 なお余談ではあるが、この方は会社を複数所有しており、大

    「平等に貧しくがいい」という国には、僕は住みたくはない。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/02/14
    上野先生は未婚で子供がいないから、次世代のことを考えるモチベーションが生まれにくい(私もこれは同じ)。今後独身者が増えていくにつれて、この点、地味に価値観対立の火種になっていく気がしている。
  • 「コミュニケーション能力をもっと身に付けて欲しい」という上司の言葉を真に受けてはいけない。

    「コミュニケーション能力をもっと身に付けて欲しい」 要約すると、だいたいこういう意味のことを上司が部下に言うことがある。あるいは、企業が社員に向かって「コミュニケーション能力を身に付けましょう」と励行することがある。 その際にいわれる「コミュニケーション能力」のなかには、お客さんと疎漏のないコミュニケーションをしましょうとか、社内の意思疎通がしっかりするようにしましょうとか、そういった当たり前に必要とされるものが含まれるだろう。 この手の「コミュニケーション能力」なら、どんな企業や組織でも、幹部でも平社員でも、身に付けるに越したことはない。もし、企業や組織を抜けなければならなくなった後も、きっと役に立つだろう。 ただ、この「コミュニケーション能力」という言葉を用いて、違ったことを要求されるケースもある。 「上司の言ったことはきちんとこなせ。できないやつはコミュニケーション能力が足りない」

    「コミュニケーション能力をもっと身に付けて欲しい」という上司の言葉を真に受けてはいけない。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/01/26
    そうだろうな、と思う。私は自分のことを社交的だとは思わないけど、こういう意味でのコミュニケーション能力なら結構高いんじゃないかと思ってる。
  • 知識レベルに格差がありすぎると「普通に話しているだけ」なのに相手にとっては「バカにされている」ように感じる

    つい先日買ったiPhoneが故障したので、AppleストアにiPhoneを修理しに行った。 予約ができなかったので、「当日枠」に入るためApple storeまで出かけ、15分位待ってiPhoneを診てもらえることになった。 Genius barに行くと「あちらの机の席にかけてお待ち下さい」と言われた。 担当者が来るまで、暫く時間があったので周りの人達を眺めていると、なにやら向かいの席が騒がしい。 見ると、初老の夫婦がAppleのスタッフに対して、声を荒げている。 ついに、初老の男性がキレた。 「何でお前はそんなに上から目線なんだ!」と大声で怒鳴る。女性も「スタッフを変えて!」と大きな声で周りにアピールをしており、周囲が少しざわついた。 Appleのスタッフは去り、初老の夫婦だけが残された。 彼らは「なんでこんな上から目線なんだ、バカにしやがって……」と話していた。 話が全て聞こえてきたわ

    知識レベルに格差がありすぎると「普通に話しているだけ」なのに相手にとっては「バカにされている」ように感じる
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2017/01/23
    知識だけじゃない。お金でも遊びでもコミュニケーションでもスポーツでも恋愛でも、格差がありすぎると上の人間の「普通」に下の人間は劣等感を感じてしまう。
  • 「実力・能力」と「やりたいこと」が釣り合っていない人は、気の毒だ。

    30代から40代半ばくらいまでの方に特に多いと感じるが、「実力・能力」と「望んでいること」が釣り合っていない人を見かける。 例えば「起業して成功したい」という30代半ばの男性がいた。webサービスを作り、カネを稼ぎたいと言っている。 ただ「今、何をしているのですか?」と聴くと、具体的に何かをしているわけではなく、「今考えてるんです」とか「会社の同僚はビジネスをわかってない」と主張する。 「どんなことをやろうとしているのですか?」とお聞きすると、「カーン・アカデミーのような教育関係のことをやりたい」と言う。 「webで授業、と言ったイメージですか?」 「そうですね、そのために、講師と開発者募集を手伝ってほしいと思ってます。」 「どのように手伝えば良いですか?」 「記事で取り上げてほしいんです。」 まだ中身のない事業を記事で取り上げるのはかなり難しいです、と告げたが「とにかく何かで起業したいん

    「実力・能力」と「やりたいこと」が釣り合っていない人は、気の毒だ。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/10/18
    "手に入れることが可能な場合、確実に不幸になる。"←『可能な場合』っていうのは、いまひとつピンとこなかった。『不可能な場合』じゃないのかな?
  • 「高学歴でなければ不幸になる」と思っている人は、自分の子どもが低学歴になったらどうすんの?

    日頃、books&appsをお読みになっている人のなかには、既に子育てをスタートしてらっしゃる人も、これから子育てを始めようかという人もいらっしゃるでしょう。今日は、そんな皆さんに訊ねてみたいことがあります。 「お子さんには、高学歴になって欲しいですか?」 たぶん、多くの人は「できれば高学歴になって欲しい」と答えるでしょう。 では、質問を「高学歴になってもらわなければ困りますか?」に変えたらどうでしょう? 「高学歴になってもらわないと困る」「高学歴じゃなくても構いません」――どちらを答えるにせよ、ほんの少し、考え込んでしまった人が多いのではないでしょうか。 高い学力を持っていること、著名な難関大学の卒業証書を手にしていることは、もちろん便利なことですし、我が子にそうであって欲しいと願うのは親心として理解できるものです。 しかし、「高学歴になってもらわないと困る」、ひいては「低学歴では不幸に

    「高学歴でなければ不幸になる」と思っている人は、自分の子どもが低学歴になったらどうすんの?
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/10/07
    完全に同意。これ、「他人を差別したり馬鹿にしたりする人間は、いざ自分がその馬鹿にしていた立場になってしまった時、自らの刃で自分を切り刻むことになってしまう」って話なんだよな。
  • 日本人が減って何が悪いのか、全くわからないので誰か説明してほしい。

    人口減少が騒がれている。 が、客観的に見ると「日人が減って何が悪いのか?」と疑問を持たざるをえない。 例えば、上智大学経済学部教授で歴史人口学者の鬼頭宏氏は以下のように述べている。 日の人口は何人が最適か。そんな質問をよくされます。10億人でもいいかもしれないし、数千万人でいいかもしれない。私はそう答えています。たとえばこのまま人口が減っていくと、労働力が足りなくなると言われますが、それは人口問題ではなくて、経済問題。 人口を経済の規模にあわせるか、経済を人口の規模に合わせるかで、人口の上限は変わってきます。つまり人口というのは、絶対的に最適という数字はない。日歴史を見てみても、大きく見るとそのときどきの料とエネルギーの生産量が、人口規模を決めてきたと言えますね。 (ナショナル・ジオグラフィック) つまり、悪いことは何もない。変化がある、ということだけだ。 厚生労働省は厚生労働白

    日本人が減って何が悪いのか、全くわからないので誰か説明してほしい。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/10/03
    シン・ゴジラみたいなハイコンテクストな市場が縮小して国内需要だけでは経済的に成り立たなくなる、みたいなところはあると思う。それが問題視するべき話なのかは置いといて。
  • 極論の投げつけあいで育児のハードルを上げまくるのはそろそろやめにしませんか

    育児に関して極論を噴き上げちゃう人に、三つだけ言いたいことがあります。 ・子どもはひとりひとり全く違うし、家庭の事情も家庭ごとに全く違います」 ・それへの理解無しに、ファウルライン付近で「○○するべき!!」「××するなどもっての他!」「△△してはいけない!」と吹き上がっても、単に親(特に母親)が疲弊するだけで誰も幸せになりません」 ・育児論は、「私はこうやって、割と上手くいっている」とか、「こういうやり方お勧め」くらいのニュアンスに留めておいた方が平和なのではないでしょうか。 以上三点です。 なんというか、育児教育に関する議論って、webにおいてはもの凄く先鋭化し勝ちであるように思います。極端な仮想敵を設定して、その仮想敵を相手に、更に極端な攻撃をしかける、みたいな議論を観測する機会が多いんですね。 こういう文脈で取り上げるのはちょっと申し訳ないんですが、ちょっと前、こんな記事を見かけた

    極論の投げつけあいで育児のハードルを上げまくるのはそろそろやめにしませんか
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/09/23
    恋愛論についても同じこと言えるわなー
  • 「人生のコスパ」を追いかけ過ぎると絶望しやすくなる

    ここ数年、「人生のコストパフォーマンス」「無駄のない人生」といった言葉を耳にする機会が増えました。 まるでオンラインゲームのレベル上げみたいですね、「人生のコスパ」とか「無駄のない人生」って。もし、人生がオンラインゲームのレベル上げと同じだったなら、こういった言葉は真実そのものとなるでしょう。 でも、人生はオンラインゲームとイコールではありませんし、こういった言葉をありがたがっていた人がメンタルヘルスを損ねてしまった顛末を目にする者としては、人生にコストパフォーマンスを求めすぎるのは危ないなぁと思います。 そもそも、「コスパの良い人生」「無駄のない人生」とは何でしょうか。 一流大学に進学し、一流企業に就職するということ? 自分自身の快楽ができるだけ多いこと? それとも金銭的な収入が支出よりも大きいこと? どれも、すごくテンプレートっぽい人生観ですね。これらだけで人生に彩りが生まれるようには

    「人生のコスパ」を追いかけ過ぎると絶望しやすくなる
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/09/21
    このへんの話、いま読んでるウメハラとちきりんの対談本に載ってて興味深い。 http://fujipon.hatenadiary.com/entry/20160603/p1
  • マウントしてくる人はかわいい。

    「あたしのほうが凄いのよ」 「オレのほうがカッコいいぜ」 と、すぐマウントをしかけてくる人がいる。はっきり言って、超かわいい。 まず、勝ち気なのがかわいい。 「あ、このまえ僕も20億ぐらいの取引まとめましたよ。今も3つくらい同時にやってます。」 なんて、最高のフレーズだ。 「まけないぞ!」っていう気迫をひしひしと感じるし、「自分のスゴさを知らせたい」というプレゼンテーションを力強く、熱心に、あんなに長時間やり続けることのできる熱意もいい。 人が何かに打ち込んでいる姿は感動をおぼえるけれど、マウントしてくるひとには同じものを感じる。 やる気も気力もない、ヌケガラのような人と比べて、なんとハツラツとしていることだろう。そう、そういう人達と会うと元気をもらえるのだ。 つぎに、「きいて欲しい」って訴えてくるのがかわいい。 自分の娘が「ねえ〜きいてきいてよー、おとうさん〜」とねだってくるのと同じで、

    マウントしてくる人はかわいい。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/09/12
    この記事自体が「マウントしてくる人」をマウントしているというブーメラン芸か…
  • 子どもは親の背中を見つめながら育っていく。本気のゲーム教育論。

    「それ、観てるだけで面白いの?」というのは「時代遅れ」なのかもしれない。 (いつか電池がきれるまで) リンク先の記事を読みました。 ゲーム実況を見る息子さんと、将棋やスポーツ実況を見るお父さん。とても似ていらっしゃるし、それはそれで素敵だな、と思います。 なかには“ゲームも動画も全く子どもに触れさせない”なんて家庭もあるかもしれませんが、PTAから目の敵にされるようなテレビ番組をゲラゲラ笑いながら観ていた親世代がそれを言うのもなんだかなーと私は思います。 まあ、子どもが隠れて楽しむのを承知のうえで、歯止めをつけるために娯楽の制限を言い渡しておくのはアリだと思いますが。 さて、私はリンク先のfujiponさん御一家の教育方針について、云々したいわけではありません。しかし、ゲームに対する姿勢については、異議あり!!です。 テレビゲームは、この年齢になってみると、自分で最初からレベル上げするのも

    子どもは親の背中を見つめながら育っていく。本気のゲーム教育論。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/09/06
    熱い文章。私もゲーセンでハイスコア狙ったり格ゲーしたりで「情報を集め、自分の手で創意工夫する大切さ」を学んだから共感する。
  • 「小3にもなったらそろそろプラレールやめさせた方がいいよ、鉄オタになっちゃうよ」と言われてびっくりした話

    当たり前の話かも知れないんですが。 この記事の内容を四行でまとめると、以下のような感じになります。 ・世の中に「趣味蔑視」というものは実際にあるんだなあと思いました ・当たり前のことだと思うんですが、子どもが自分で選んだ趣味を、親が「矯正」するということについては、私は全く賛同できません ・法やモラルやTPOに反した行為をするかどうかは上記とは全然別の話で、それを止めるのは教育の内です ・子どもには、自分のしたいことを自分で見つけて欲しい。であれば、子どもが選んだ「やりたいこと」は最大限尊重するべきだ、と私は思うのです よろしくお願いします。 ということで、書きたいことは最初に書いてしまったので、以下ざっくばらんに補足してみます。 長男、9歳。小学三年生。下には4歳・幼稚園年中の双子姉妹がおりまして、パパに「こどもリーダー」に任命された長男は、日々双子姉妹のおにいちゃんであり続けてくれてい

    「小3にもなったらそろそろプラレールやめさせた方がいいよ、鉄オタになっちゃうよ」と言われてびっくりした話
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/08/31
    私も世間がひと昔前のオタク蔑視が強い風潮のままだったら、子供がオタクっぽい趣味持とうとしたら辞めさせてたかも知れない。苦労するのが分かり切ってたから。いまはそういう風潮が無くなったので本当に良かった。
  • 父親が子どもと過ごす時間は「贅沢品」のままだ

    父親が父性に目覚めるためには、子どもと一緒に過ごす時間がある程度必要だ ――母性がそうであるのと同じように。 母親が子どもに付きっきりの状態だと、もともと母性に恵まれた母親でさえストレスを募らせやすく、母親と子どもの心理的な距離の調整も難しくなる。 だから、父親が単なる“子種”ではなく養育上の父として役割を引き受けるのは好ましいはずで、昨今は“イクメン”という言葉もあるていど定着している。 「子育ては母親に責任がある」と断定されがちだった昭和時代よりはだいぶマシになったと言える。 父性に芽生えて学べることは大きい。母性もそうだろうが、自分自身の成長、自分自身の快楽だけにとらわれる心境から、自分より小さな者の成長、自分より未熟な者の笑顔にも、関心や喜びを見出せるようになる。 自分自身の成長しか眼中になかった世界が、そうではない者の成長も含めた世界へとすんなりに移行できるのは、子育てをはじめと

    父親が子どもと過ごす時間は「贅沢品」のままだ
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/07/25
    ホント、日本の父親はもっと労働から解放されるべき。
  • 世の中、見ないほうがいいことが、たくさんある。

    こんな話を聞いた。あるお母さんの悩みだ。 彼女には2人の子供がおり、下の子はとても勉強ができる。が好きで、何事にも熱心に取り組むタイプだ。 その一方で、上の子はそう言った優等生的行動とは無縁だ。は読まず、怠け者で何をやっても中途半端で終わってしまう。当然成績も悪い。 もちろん彼女は「贔屓」をしてきたつもりはなく、二人の子供を平等に扱わなければならない、と感じている。善い行いは褒め、悪い行いは叱るべきだ、彼女はそう考えている。 しかし、ほめられる回数はどうしても下の子のほうが多い。当たり前だが、賞賛の対象となる行動とったり、結果を出したりしているのは、下の子なのだ。 結果として「最近は、下の子を褒めるだけで、上の子がスネてしまって、ますます上の子が「できない子」となっていく」という。 兄弟の仲は今のところ険悪ではないが「それも将来的に心配」とお母さんは言った。 また、こんな話もある。 あ

    世の中、見ないほうがいいことが、たくさんある。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/06/01
    "人は本能的に「比べる」生き物であり、見えれば比べてしまう""自分よりできる人と一緒にいることは、必ずしも良いこととはいえない"ホントそれ。お山の大将でいることが最も幸せで個人の能力を引き出す道な事もある
  • 40代のおばさんがスタートアップにチャレンジする極めて個人的な理由

    いよいよ、である。いよいよ私が人生後半戦の勝負に出た「スマホ写真のマーケットプレイスSnapmart(スナップマート)」のiOSアプリがAppStoreに公開された。 まだ公式なリリースを打ってないので宣伝は何もしていないが、どこからともなく人が集まり始めている。ありがたいことだ。 (↑先日の「アプリ万博」での筆者。ブースもスタートアップらしく手作り感満載。) 働く20〜30代女性の「迷い」 実は私にとっては、これが二度目の起業になる。一度目の起業は、ぼちぼちうまくいって最終的には失敗した(事業は残っているが)。そのときけっこう大変な思いをしたので、二度とこういうことはやるまいと誓った。 そして私はサラリーマンになった。38歳だった。 ほぼ同時期に結婚もし、それから4年あまり、週末や長期の休みには夫と旅行やキャンプに行くような悠々自適なサラリーマン生活を送っていたが、43歳になったとき突如

    40代のおばさんがスタートアップにチャレンジする極めて個人的な理由
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/05/30
    私も子供をもたない人生になる可能性が高そうだと考えているので、先輩の言葉として興味深く読んだ。
  • なぜ会社はダメな管理職を「降格」しないのか。

    一般的にリーダーをヒラ社員に戻したり、部長を課長にしたりする「降格」が行われている会社は少ない。 降格することが人のプライドを傷つけたり、ヤル気を損なわせたりすることを経営者が危惧するからだ。 しかし、中にはこれをうまく使っている会社もある。 あるテクノロジー企業では「降格」を人事制度の一種として普通に用いており、社員からも普通に受け止められている。 なぜ彼らは降格をうまく使うことができているのか。 その会社の経営者は30代半ばである大手企業から独立し、起業したやり手だ。 彼は独立する前、大手企業で働いている時、常にこう思っていたという。 「有能な管理職が少ない、なぜ、あれほど多くの無能な上司が上に立っているのか?上が入れ替われば、もっと事業はうまくいくのに」 彼は社内で「できる」とされる役員に、この質問をぶつけたという。するとこんな答えが返ってきた。 「うちは年功序列だからな。必ずしも

    なぜ会社はダメな管理職を「降格」しないのか。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2016/03/22
    “会社の中に安定した既得権」を作ることが「悪」なのだと。挑戦心を失わせ、社員のヤル気を後退させ、能力開発を怠るようになる。”
  • 上司は部下に好かれる必要はないが、嫌われてはいけない

    先日、旧友と久しぶりに再会した。彼は外資系の製造業に就職をしたのだが、学生時代と変わらず、ストイックな人間であった。同じ業界の幾つかの会社を経て、彼は現在、管理職となっており、ひとつの部門を率いている。 「管理職は大変では?」と聞くと、彼は「重要なことが分かるまでは大変だった」と言った。 私は「重要なこと?」と聞くと、彼は話をしてくれた。 聞けば彼は数年前、管理職に昇進を果たしたのだが、初年度の成果は惨憺たるものであったそうだ。その原因は「部下との関係」であった。 基的に彼は学生の時から完璧を期す人間であった。ミスを極力減らし、成果をあげるため努力する。彼が今の地位にあるのは、ひとえにその賜である。 だが、彼は自分に厳しいだけではない。人にもそれを求める人間であった。当然、部下にもそれを求めたのだろう。自らを律し、成果に対して真摯に向かい合うことを部下にも要求した。 彼は「厳しい管理職」

    上司は部下に好かれる必要はないが、嫌われてはいけない
  • 自分の頭で考えるな。マネをせよ。

    「自分の頭で考えなさい、ってよく言うじゃない、あれ、嫌いなんですよ。」 著名な研究者の彼はそう言った。 「普通と逆ですね。普通は、自分の頭で考えろ、って言いますよね。」 「そうですね、若い研究者や学生にありがちなんですが、よく調べもしないで、「私はこう思った」って言うんですよね。」 「なるほど」 「そんなこと、とうの昔に他の人が考えていて、「もうそんな研究は山ほどあるよ」っていっても、自説にこだわるんです。もう、そういう奴は「バカ」って呼んでいいと思いますね。」 最近、「自分の頭で考えよう」というメッセージを発する人が多い中で、「自分で考えるな」とは、穏やかではない。 つい先日も信州大学の学長が以下のようなメッセージを発している。 スマホ依存症は知性、個性、独創性にとって毒以外の何物でもありません。スマホの「見慣れた世界」にいると、脳の取り込み情報は低下し、時間が速く過ぎ去ってしまいます。

    自分の頭で考えるな。マネをせよ。
    Ta-nishi
    Ta-nishi 2015/04/17
    知識や技能については先人を参照すべき場面は多いけど、こと自分の人生のことは自分の頭で考えるしかないと思う。自分のことを一番知っているのは自分なんだから。技能を血肉にする場合も自分の頭で考えたほうがよい