不二家数寄屋橋店(「Wikipedia」より) 「ペコちゃん」でおなじみの不二家で、大量閉店が続いている。2019年末時点の洋菓子の店舗数は829店で1年前から33店減った。15年末(986店)からは157店も減っている。 不二家は1910年11月、創業者の藤井林右衛門が横浜に洋菓子店を開いたのが始まりだ。翌12月にはクリスマスケーキを発売。22年にショートケーキの販売を始めている。クリスマスケーキやショートケーキは今ももちろん販売しており、不二家の主力商品だ。なお、ペコちゃんが誕生したのは50年となる。 不二家は現在、洋菓子店などを展開する洋菓子事業と、クッキー菓子「カントリーマアム」など菓子類を製造・販売する製菓事業の2つを軸に事業展開している。直近本決算の2019年12月期連結決算は、売上高が前期比1.8%減の1033億円、営業利益が23.9%減の18億円、純利益が11.9%減の12