ポーランド下院は11日、10月の選挙で野党勢力を率いたトゥスク元首相を首相候補に選出した。13日にもトゥスク氏を首相とする新政権が発足する見通し。強権的な右派ポピュリズム政党「法と正義(PiS)」から2015年以来8年ぶりに政権交代を実現させる。 「我々は一緒に全てを修復していく。例外なく全ての人がくつろげるように、私たちは明日から過ちを正すことができる」。11日に首相候補に選出されると、トゥスク氏はこう述べた。 選出に先立ち、下院は10月の選挙で第1党となったPiSのモラウィエツキ政権に対する信任投票を行い、否決した。
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