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中東情勢
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キャリア開発、リーダーシップ開発、ダイバーシティ推進など、企業における人材教育プログラムの中で、「自己理解」は欠かせない要素である。ここでいう自己理解とは、自分の価値観を理解することだ。仕事において、人材開発において、組織変革において、なぜ自己理解が重要であるのか。また、自己理解ができなければ、どのような問題が生じるのかについて、整理しておきたいと思う。 価値観はビジネスにおける選択の基準 価値観とは、一人ひとり、あるいは組織が「何を大切にするか」に関する基準である。「そのような生き方は私の価値観に合わない」とか、「わが社は人を大切にする価値観を有している」とかいったような使われ方がされる。 価値観というと、抽象的で漠然としており、経済合理的に捉えることが難しいため、ビジネスの世界では、それほど重視されてこなかったのが現実だろう。しかし、実際のところ、価値観はビジネスの中で、重要な意思決
マネジメントは「全体から部分へ」、リーダーシップは「部分から全体へ」 谷藤 友彦 エム・アイ・アソシエイツ株式会社 コンサルタント プロフィール マネジメントとリーダーシップは区別が難しいとつくづく感じる。弊社のリーダーシップセミナーでも、両者の違いがたびたび話題になる。今回は、その違いについて私なりに理解しているところを整理しておこうと思う。 リーダーシップの研究においては、リーダーの行動を「課題関連行動(仕事)」と「人間関連行動(対人関係)」の2軸に分類することが多い(この2軸は「強固な二元軸」とも言われるようだ)。代表的なものが、三隅二不二の「PM理論」や、ブレイクとムートンの「マネジリアル・グリッド」、それから、ハーシーとブランチャードの「SL理論」である。ジョン・コッター風に言えば、この2軸は「アジェンダ設定」と「ネットワーキング」になる。 ただし、コッターも「マネジメントとリー
「生き馬の目を抜く」ような激しい競争の中で社員が疲弊してしまい、社員同士のコミュニケーション不足が多くの企業で指摘されるようになりました。この問題の本質は何なのか?問題を解決する糸口はどこにあるのか?教育学の立場から企業における学習や人材育成の研究を行っている東京大学 大学総合教育研究センター准教授の中原淳先生にお話を伺いました。(聞き手は佐々木郷美) 佐々木(以下略):中原先生の研究テーマは「大人の学びを科学する」ですが、どのようなことを研究されているのでしょうか? 中原(以下略):僕の専攻である教育学では、通常は幼稚園・小学校から大学まで、つまりは子供を対象にしているのですが、僕の場合は、一風かわっていて、企業における学習や人材育成をテーマにしています。企業で働く大人が、仕事を通じて何を学び、どのような成長をとげるのか。それを支援するワークプレイス環境、コミュニケーション環境とはどのよ
近年、日本では、ダイバーシティマネジメントの一環として、企業内での女性の活躍を支援すべく、女性管理職を増やす目標数値を掲げたり、ワークライフバランス施策を積極的に導入したりする企業が業界・業態を問わず増えている。ある程度の規模の会社になると「女性活躍推進室」や「ダイバーシティ推進室」などの専門組織が設置されているところも珍しくない。しかし、これらの取り組みはすぐに目に見える成果が見える訳でもなく、他方で"女性優遇ではないか?""活躍することを女性自身も望んではいない"という声も上がることもあり、一体誰のための取り組みなのか、目的やメリットが見えにくくなり、活動そのものが目的化してしまうことも多いようだ。「今の時代どの会社もやっている」とブームに乗って始めるのは良いが、他社の事例を自社にそのまま適用してうまく行くほど単純には行かない。今回の特集では、ダイバーシティマネジメントが重視されるよう
ビジネススキルの本質 中田 研一郎 エム・アイ・アソシエイツ株式会社 エグゼクティブ・ディレクター株式会社イノベーションズ 代表取締役社長 昨今は、知識情報産業の時代である。その時代にビジネスで成果を創出しようとする私たちは、何を身につけていればよいのか。 まず必要となるのはKnow-howである。Know-howとは学習力であり、得た知識を体系化する力、かつ考える力である。論語の中に「学びて思はざれば則ちくらし、思ひて学ばざれば則ち危うし」という言葉がある。つまり、学び、かつ考える、これを両方行うことにより知識が身につき知恵を出せる。それがKnow-howである。 ただ、Know-howをいくら持っていても、それはプロのビジネスマンとは言えない。弁護士も税理士もKnow-howを持っているが、ビジネスマンとは違う。それは必要条件であっても、十分条件ではない。 次に必要なのは、問題
HOME > 連載ビジネスコラム > 自分の“強み”を活かせる若手が会社の未来を作る 〜若手社員のアイデンティティ確立の必要性〜【後編】 自分の“強み”を活かせる若手が会社の未来を作る 〜若手社員のアイデンティティ確立の必要性〜【後編】 佐々木 郷美 エム・アイ・アソシエイツ株式会社 マネジャー ●どのように若手社員のキャリアを開発するか? 組織において自分らしい個性や強みを発揮することと、成果を出して会社に貢献するという命題は二律背反なのでしょうか。 前回のコラムでは、その両立を実現するために、企業が若手社員のキャリア開発を戦略的に支援していく必要性をお話して参りました。今回は若手社員のキャリア開発における具体的なプロセスやポイントを見ていきます。 若手社員が会社の将来を担う人材となるために、プロフェッショナル(職業人)としてのアイデンティティをどのように確立していけばい
HOME > 連載ビジネスコラム > 会社の未来を作る若手に今求められるキャリア開発 〜若手社員のアイデンティティ確立の必要性【前編】〜 会社の未来を作る若手に今求められるキャリア開発 〜若手社員のアイデンティティ確立の必要性【前編】〜 佐々木 郷美 エム・アイ・アソシエイツ株式会社 マネジャー ●会社から見た若手社員の強みと弱み 組織において自分らしい個性や強みを発揮することと、成果を出して会社に貢献するという命題は二律背反でしょうか。 今回はそれらを両立する若手社員のキャリア育成支援策について2回シリーズでご紹介していきます。 「最近の若者は…」という言葉をよく耳にしますが、具体的に近年の企業における若手社員の特徴を見てみましょう。 まず経済同友会・教育委員会の『企業の教育・人材に関するアンケート調査』(2003年)によれば、経営者から見た若者の「強み」として、第1位
エム・アイ・アソシエイツの高橋研です。 いつもお読み頂きありがとうございます。 「研修って結局栄養ドリンクみたいなもので効果が持続しないのですが・・・」 「研修直後は多少変わるのですが、その後が・・・」 前回は上記の様なお悩みをお持ちの人事担当者の方々からお伺いした内容を考察しコラムを 書かせて頂きました。 内容を要約すると以下の様な内容です。 Q:研修を通じて受講生の行動パターンを変えるためには一体何をしなければならないのか。 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ A1:研修期間中に正しい行動をできるようになること A2:正しい行動を現場で習慣化させること 詳しくはこちらをご覧ください。 http://www.mia.co.jp/business-columns/column_105.html さて、大変嬉しいことにことにコラムをリリース後、研修カリキ
人間力 最近企業の採用に際して人事部は応募者の『人間力』を重視するということをよく聞く。人を採用するのだから、その人の人間力を重視するというのは至極もっともなことであるが、何故、今の時代に殊更に『人間力』というようなことが叫ばれるようになったのであろうか。 企業の面接試験においては、言うまでもなく応募者の履歴書をはじめとして、その人に関する様々な情報に基づき人物を総合評価する。その総合評価は正に『人間力』の評価に他ならないのであるが、面接で素晴らしいと思って合格としたものの実際に入社した会社で働き始めると、期待通りの成果が出せないこともあれば、逆に期待以上の素晴らしい成果を出す人もいて、採用面接をした人は改めて人を判断することの難しさを思い知ることになる。 ことほどさように、人が人を評価することは難しい。しかし、企業にとっては、活躍する人を採用できるかどうかは中長期的に企業の業績に極めて大
HOME > 連載ビジネスコラム > 若者はキャリアをどう築くべきか? -学校から職業(企業)への移行(5) 若者はキャリアをどう築くべきか? -学校から職業(企業)への移行(5) 中田 研一郎 エム・アイ・アソシエイツ株式会社 エグゼクティブ・ディレクター株式会社イノベーションズ 代表取締役社長 4 これからの大学生のあるべき姿 これから就職活動する大学生に対して、次の言葉を送りたいと思います。 You can fit yourself to the work by FIT. FITのFとはFreedom、IとはIntelligence、TとはTime。 学生時代に学生は3つの大きな財産を持っています。それは自由・頭脳・時間です。ポケットにどんなにお金がなくても、学生はこの財産を使い活用する機会を持っています。学生は実は財産家なのです。しかし、この財産は1つの大きな特徴
エム・アイ・アソシエイツの高橋研です! 最近は組織と個々の営業力を強化する研修を開発しています! さて、今回はいきなりクイズから入らせて頂きます。 Q:『2・3・5』と言う数字は何の数字だと思われますか? ヒント1.教育研修と関係があります。 ヒント2.非常に危険な数字です。 ヒント3.営業やビジネスマナーに特に関係があります。 答えは、ある種の研修において最も注意しなければならない数字なのです。 その研修とは例えば以下のような研修です。 □営業スキル研修 □ビジネスマナー研修 □理系職のスキルアップ研修(実技) □その他実技系研修全般 これらの研修に共通するテーマは何でしょうか。 もうお分かりの方も多いと思いますがこれらの研修は全て以下の目的で作られています。 それは『受講生の行動パターンを変える』こと。 悪い行動パターンを良い行動パターンに変えることが研
戦略コンサルタントの採用面接で何を見る? 私が面接官デビューをしたのは、ボストンコンサルティンググループに入社してすぐ翌年のこと。何を見込まれたのか不明だが、学卒向けとはいえ随分若い(かつ社会人経験の少ない)面接官だった。 もちろんガチガチに緊張していたが、そこは準備周到、いわゆる「ケース」を自分で創って、それをベースに議論に突入。なんとか乗り切っていたように思う。 以来、経験者採用を含め、20年近く採用に関わり、1000名近くの方との面接をこなしてきた。そこで私は何を「見て」いたのだろうか。 例えば上記の「ケーススタディ」もの。ケースをやると実に色々なモノが見られる。頭の回転、論理性、プレッシャーへの耐久性・・・ でも、まあ、そんな簡単に正解できるようなケースを用意するわけもないので、大抵の人は早々に撃沈する。しかし文字通り「問題」はそこからだ。 論理が破綻していれば、それを
個人の「守り」が引き起こす不祥事 〜「個の自立」と「個を活かす経営」:その(2)〜 松丘 啓司 エム・アイ・アソシエイツ株式会社 代表取締役社長 昨今、大企業において不祥事隠し問題が頻繁に発生しています。メディアの論説では、大企業病の症状であるとか、過度な利益追求の弊害であるとかいった原因が述べられていますが、筆者は「依存モデル」の人事システムのほころびにも大きな要因があるのではないか、と考えています。 不祥事を隠してしまう理由の根底には、個人の「守り」の意識があります。守りの意識には、自分自身に対する守り(保身)と同時に、自分の属する組織に対する守り(忠誠心)も存在しています。会社への依存度が高い人にとっては、会社あっての自分であるため、会社を守ることは自分自身のアイデンティティ(存在意義)を守ることでもあります。つまり、保身と忠誠心はいわばコインの裏表のような関係にあるといえます
近頃「脳を鍛える」系の話題が耳目を集めている。 テレビでは、昼間の奥様番組、ゴールデンのクイズ番組などの視聴率が高いらしい。 書店に行けば、この手の書籍のコーナーがかなりのスペースを占めている。 任天堂DSの「脳を鍛える大人のDSトレーニング」シリーズは、全世界で850万本も 売れたそうである。 「頭がよくなりたい」というのは、太古からの万人が切望してきたことだろう。 その方法については、いろんな人がさまざまな論を唱え、「理論」なのか「属人的 方法」なのか、よくわからなかった。 しかし、21世紀にはいる少し前から、「脳」に関する研究が成果をあげ始め、多くの ことが科学的に証明されつつある。 たとえば、「海馬」は経験を記憶へと変換する重要な役割を持っているそうだ。 「海馬」とは、その日にあった出来事にインデックスを付け、過去に蓄えた知識との リンクを張り、後で取り出せ
七五三問題とは何か? 「七五三問題」という言葉をご存知でしょうか? 中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割の人が、就職してから3年以内に最初に勤めた会社を辞めてしまうという問題です。 採用した企業の立場からは、「最近の若者は全く我慢が足りなくて、簡単に会社を辞めてしまい、何を考えているのか分からない」ということになりますし、学生の立場からは「こんなつまらない仕事をするとは思ってもいなかった。今から10年、20年も我慢しないとやりたかった仕事はさせてもらえないし、給料もあまり上がる見通しもない」と見切りをつけたということでしょう。 年功序列制度は崩壊したのか? 新入社員が、さほど重要ではない仕事からスタートするというのは急に近年始まったことではなく、昔から年功序列の最下位にある新入社員に雑用を含め難易度の低い仕事をさせ、徐々に仕事を覚えていくのが日本企業のいわゆる“on the job trai
合併のお知らせ 当社は、2022年8月26日付で株式会社アジャイルHRと合併いたしました。 今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。 エム・アイ・アソシエイツ株式会社 Copyright (c) M.I. Associates, All Rights Reserved.
ミドル・シニア層向けキャリア研修の動向 田島 俊之 エム・アイ・アソシエイツ株式会社 ディレクター 日経ビジネス主催にてセミナーを開催いたします (2009.05.01) 中野区役所様の導入事例を掲載いたしました〔若手向けキャリア研修、ミドル・シニア向けキャリア研修〕 (2009.04.27) 5月・6月のセミナー情報を更新いたしました (2009.04.24) 自己成長につながる学習サイクルとは何か? 佐々木 郷美/2009.04.06 多様性を活かす4次元思考 第4回:4次元で「ビジョン」を示す 松丘 啓司/2009.03.09 インフルエンサーたちから学ぶ、人の可能性を引き出す意外とシンプルな行動 佐々木 郷美/2009.03.04
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