しかし2つが合わさると、「WiKiマスターにお伺いを立ててどのフォルダに入れるか決めてから書いてください」という謎の運用ルールができたり、間違った階層に配置すると「ちゃんとルールに従って整理しろ!」と滅茶苦茶怒られたりするようになって、誰も書かなくなる。
前回、情報社会は不特定の誰かが必要とする情報は、いつでもどこでも入手できるようにしておく、つまりオープンにしておく必要があると前述しました。個人や組織が何か判断しようとする際に、絶対的に必要なものは「情報」です。また、全ての「情報」獲得の権利は、基本的人権にかかわるものであり、生存権であり、幸福を追求する権利なのだとも言いました。それを実現するにはどうしたらいいでしょうか? 情報社会の情報取り扱い理念 そもそも、「情報」は、「共有財産」なのではないでしょうか。一人で完全に自己完結する他人にとって全く無縁で孤独な「情報」なんてあるのでしょうか?そ の「共有」の範囲は、家族における場合に始まり、地域のコミュニティ、学校、企業、自治体、国家、社会、グローバルな経済・金融活動など様々ですが、社会 的に共有することで「情報」は意味を持ち価値を発揮するものです。 この「共有財産」という概念は、企業や各
情報共有の効果は数字として表現しにくく、導入説明の際の障壁になるという話をときおりききます。 また、無事導入したあとも「情報共有はいいものなのでガンガン書いて、ガンガンメンテしていこう!」というタイプの現場も あると思いますが、それって本当にコスパ的に「黒字」になっているのでしょうか? そういった点に関して考えてみます。 ※ 2017/06/28 16:43 追記 - 以下のような疑問をいただきました。この記事の内容は 「クローズドな社内の情報共有」 に関するものです。 また、記事タイトルを「あなたの情報共有は黒字になっていますか? - 情報共有のコスパについて考える」から 「あなたの 社内 情報共有は黒字になっていますか? - 情報共有のコスパについて考える」に変更しました ここでいう「情報共有」とは「クローズドな社内の情報共有」っぽい?僕はQiitaやブログに書くオープンな情報共有かと
普段、出不精な私ですが「一緒に行こうよ」とお声がけいただいて一人でいってきました。 (事情を知らないと意味不明) 仕事が終わってからいった関係で「esa.ioのご紹介 〜気軽に思いを発信できる文化を作ろう〜」の部分は 間に合わなくて残念。 わかりやすさよ 入り口のわかりやすさよ pic.twitter.com/BObMafhHTo— てぃーびー 📺 (@tbpgr) 2017年6月23日 会場までのわかりやすさよ pic.twitter.com/CIfgbnYTj2— てぃーびー 📺 (@tbpgr) 2017年6月23日 セッション 各セッションに関してまとめ。 グラレコもどきを練習がてら書いたのでそれをぺたりとしておきます。 字も絵も汚いのは仕様です。 サービス開発を加速させる情報共有 spice life CTO の赤松さん ゆーけー(@ukstudio)さん | Twitter
UX MILKチームでも導入している情報共有ツールDocBaseのプロダクトオーナーである天野さんへのインタビューです。 UX MILKチームでは毎日、DocBaseにメモを投稿しているのですが、使っていく中で情報共有の悩みもいくつか出てきています。そこで、今回はその悩みを中心に、情報共有のコツについて質問をしてきました。 質問① みんなが情報共有するようにするには? ―情報共有を社内で推進するコツはありますか? UX MILKチーム以外でも情報共有ツールを導入して会社全体で情報共有をしていきたいと考えているのですが、どう推進すべきか悩んでいまして。 よく情報共有の文化といった話があると思うのですが、無理に「情報共有の文化づくりを頑張りましょう」とするのではなく、そのプロジェクトに必要な情報を残していったら自然と大事な情報になるのが理想かなと思っています。 ―では、「情報共有にはこんなメリ
2018年4月25日をもちまして、 『CodeIQ』のプログラミング腕試しサービス、年収確約スカウトサービスは、 ITエンジニアのための年収確約スカウトサービス『moffers by CodeIQ』https://moffers.jp/ へ一本化いたしました。 これまで多くのITエンジニアの方に『CodeIQ』をご利用いただきまして、 改めて心より深く御礼申し上げます。 また、エンジニアのためのWebマガジン「CodeIQ MAGAZINE」は、 リクナビNEXTジャーナル( https://next.rikunabi.com/journal/ )に一部の記事の移行を予定しております。 今後は『moffers by CodeIQ』にて、 ITエンジニアの皆様のより良い転職をサポートするために、より一層努めてまいりますので、 引き続きご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 また、Cod
背景 elevenninesに入社した3年前。社員全員リモートで物理的に離れて作業している中、Slackこそ利用されていたものの、情報共有がまったくありませんでした。この物語はそんな平凡なインフラエンジニアがQiita:Teamなどを通じて社内に情報共有を布教していく物語です。 課題 導入するからにはなんらかの課題解決のためにならないといけないのですが、課題だらけでした。 ステータス系 社員のスケジュールが共有されていない コミットが見えない ドキュメント系 仕様書等のドキュメントが各自バラバラにおいてある その他 ナレッジが共有されていない これらの課題があると、まず業務レベルで差し支えるだろうなと思いました。 とにかくSlackに集める どんなツールを使おうが最終的にSlackしか見てくれないので導入するツールはWebhook等でSlackに通知させることが必須条件となります。例えば、
どこかの現場へesaを導入する時に想いを気軽に発信する文化の醸成を目指して考えたり工夫したことをまとめてみる。 想いを発信する文化の醸成 情報共有ツールの有効活用には、想いを気軽に発信する文化が必要という前提で書きなぐってみる。 Mission Vision Valueの関係図 - pblog ※ただし、企業のValueに一致している文化を醸成するべきではある。「想いを気軽に発信する文化」が企業のValueに一致しているかは大事です。 ポエム駆動情報共有 情報共有ツールを導入していても、イマイチ活用しきれていない状況。 そんな時は、まずは自らポエムを投入することで、想いの共有をはじめよう。何かを変えたいと思ったら、まず自分から、の精神が大事。 人は想いに惹き寄せられて、想いの連鎖が始まる。 どうすれば自分にもポエムが書けるのか ポエムを書きたい そんな声が聞えるようになったら良い兆候。出来
広告ツールチームでスクラムマスターをやっています貫名です。 先日、odd-e Japanアジャイル・コーチの江端氏をお招きしチーム開発やScrumについての1日研修を実施しました。 学び多き時間だったのですが「透明性」について改めての気づきがあり、我々の現状について考え直してみようと思います。 そもそも「透明性」って 多くの人はスクラムガイドに出てくる3本柱で見たのではないでしょうか。 透明性 (英語:Transparency) 経験的プロセスで重要なのは、結果責任を持つ者に対して見える化されていることである。 透明性とは、こうしたことが標準化され、見ている人が共通理解を持つことである。 出展:「スクラムガイド」より 英語表記は異なりますが、CoreScrumに出てくるScrum Valuesでも触れられてますね。 Openness As we work together, we expr
これは、「ドリコム Advent Calendar 2015 その2」の、8日目の記事になる。 7日目は、middlemanとGitHub Pagesでブログを5分で開設!ほか盛りだくさん! | いくら寝ても眠たい だった。 私は、ドリコムでエンジニアをしている matsusaki (@misoobu) という者だ。 ここでは、最近考えることの多い、組織におけるエンジニアの情報共有と、そのあるべき姿について書く。 また、それに関連して、コードレビューや設計についても触れる。 内容は、エンジニア視点のものになる。 情報共有は、組織にとって極めて重要だが、簡単なことではない。 本記事が、再考するきっかけとなれば、幸いである。 情報共有とは 情報共有を失敗するとどうなるのか 様々な情報共有 プロジェクトの状況や方針 作業内容とその状況 プログラムの設計やコード レビューの目的 レビューをするとき
2月から開始された、ゴールデンウィーク期間のキャンプ場予約争奪戦に裏技?を駆使して無事勝利し、ほっと胸をなでおろしている、MMM代表の国本です。 さて、MMMでは2017年から様々な施策を順次進めており、その活動の一つに『社内ドキュメント基盤の整備』というものがあります。 2015年の社内のドキュメント基盤としてQiita:Teamとesa.ioをしばらく並行運用した結果でご紹介の通り、MMMでは社内ドキュメントは現状esa.ioで一元管理していますが、運用開始から1年半が経過し、様々な課題が浮き彫りになってきました。 そこで、より使いやすく、より業務に活用できるドキュメント基盤を作り上げることをゴールに、全社員で協力して整備活動を開始しましたので、少しご紹介したいと思います。 浮き彫りになってきた課題 ドキュメントを探し出すことが困難 MMMでは『暗黙知を形式知にする』という前提のもとに
このドキュメントは esa meetup @ Misoca の発表資料です。 株式会社ファントムタイプ 小久保祐介 twitter: @yusuke_kokubo , facebook: yusuke.kokubo.9 ※ ファントムタイプは株式会社Misocaの協力会社です 今日のテーマ 今日の話で伝えたいこと 「情報共有はチームづくりの第一歩」 ユーザーに価値を届けるチームづくりをしよう チームづくりのために上手に情報共有しよう 情報共有のために賢くesaを使おう アジェンダ Misocaとesaについて esaの好きなところ Misocaでのesaの使い方 esaプラクティス esaのはじめかた 心構え Misocaとesaの関係 esaについて esa.io は「情報を育てる」という視点で作られた、 自律的なチームのためのドキュメント共有サービスです。 https://esa.i
社内の事業部・プロジェクトを跨いで、社員間で技術やノウハウの共有をもっともっと盛んにしたいーそんな社員の声から生まれ、社内で運用中のツールをこの度 OSS にして公開しました。 公開先 GitHub 上に公開しています。 atware/sharedocs README にデモサイトや Heroku ボタンを記載していますので、すぐに試すこともできます。 Sharedocs Markdown で記事が投稿でき、コメントや Like やストックができる、言ってしまうとどこかで聞いたことがある某有名サービスのような情報共有ツールです。 投稿画面 絵文字も入力できますし、さらにはシーケンス図やフローチャートも Markdown で描けます。 レスポンシブにしてあるのでスマホやタブレットでも使えます。 つくるに至った背景など 背景 弊社には以前から、 他のプロジェクトでどんな技術が使われているのかよ
このページについて この記事は、以前書いた「社内Wikiに情報を書くときに守ってほしい、たったひとつのルール」の続編です。前回は、個々のページをどう書くべきかという話をしましたが、今回は社内 Wiki 全体を信用できるものにする方法について考えます。 muziyoshiz.hatenablog.com 想定する環境 この記事は、ソフトウェア開発プロジェクトに関する Wiki が社内にあって、そこに各人がドキュメント(仕様書や手順書など)を書けるようになっている環境を想定しています。 私自身、ソフトウェア開発のときしか Wiki を使わないので、具体例もそのような環境に寄っています。ただ、ある程度は社内 Wiki 全般に通じる話かと思います。 ルール:「更新され続ける」ページと「更新されない」ページをはっきり分ける ここ1年ほど社内プロジェクトをいくつか渡り歩いていたのですが、個人的には、こ
近年、競争の厳しさが増す IT 業界において、効果のある戦略的決断を迅速に下すことは、必要不可欠です。今回のブログでは、このような戦略的判断を下す際に、押さえておくべき 3 つのポイントをご紹介したいと思います。 “Single Source of Truth” (信頼できる唯一の情報源) の構築 まず何よりも意思決定者は、網羅的かつ信頼できる情報を素早く手に入れられることが大切です。例えば、案件のこれまでの経緯や要件から、競合製品の現状把握、チームの戦力など、判断材料は多岐に渡ります。しかし、そういった材料は、個人的に管理されている案件情報を含んだ Excel ファイルだったり、チームメンバー間でのメールだったりと、様々な場所に散在していることが多いのが現状です。これらをすべてかき集めるには、膨大な時間と人材を含めコストがかかってしまいます。 “Single Source of Trut
完全に忘れていて投稿が遅れてしまいましたorz この記事はNIFTY Advent Calendar 2016の23日目の記事です。 昨日は@tsubasaogawaさんの「おかえり彼女」で今日も寂しくないという記事でした。 タイトルとは裏腹に至極まっとうに音声認識をする話でしたね。 はじめに 仕事では、ITインフラストラクチャサービスの企画・設計・開発・運用を担当している @ysaotome です。 NIFTY Advent Calendar 2016に参加するにあたり「何を書こうかな?」と思った時に、いつも通り技術ネタを書いたのではおもしろくない。と言うことで、今回はタイトル通り「ニフティ株式会社にモダンな開発・運用環境を導入するために奮闘した(している)話」を書きたいと思います。 幾つかの取り組みを同時に進めているのですが、この記事では「開発・運用環境としてSlackを導入した話」を
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