『うちゃ』が戻ってきました。うちゃというのは、かつて歌舞伎町にいつも立っていた”伝説の立ちんぼ”です。 見た目は、友近をもう少しポッチャリさせたような感じでしょうか。年齢は30代半ば。売春歴は15年以上で今も現役ですが、伝説認定するのは単純に長くやってるからというわけではありません。テレクラあたりに目を向ければ、15年どころか、20年オーバーの売春婦がゴロゴロいますし。 うちゃの凄さ、それは圧倒的な働きっぷりです。正月もクリスマスも大雪の日でさえも町に立ち、そして稼ぎまくっているという点です。 わたしの知人のフリーライターが、2015年12月31日にこんな体験をしています。 ――大晦日の夜、うちゃを買ったとき、彼女のカバンに入っている手帳がふと目に留まった。何の気なく手に取ってペラペラめくってみると、年間の売春収支が記されており、その合計金額が3千300万だった――。 3千300万円。単純