兵庫県の加西市と小野市を結ぶ北条鉄道は、旧国鉄時代のディーゼル車「キハ40-535形」1両の導入を決めた。1977年から製造されたキハ40形は、JR西日本管内では現在も走っているが、東日本管内ではほとんど残っていない。クリーム色がかった白と青の車体は鉄道ファンのノスタルジーを誘い、来年3月の運行開始を見込む同鉄道は、現行のカラーリングで走らせる計画だ。 同鉄道は昨年、法華口駅に行き違い施設を整備し、朝夕の増便を始めた。現在3両の車両を保有しているが、朝の通勤、通学時間帯などに2両編成で運行する際、上下線合わせて全車両を使用する。点検や故障時の対応のため、新たな車両の導入を決めた。 新型車両は費用面で購入が難しいため、秋田、青森県を走るJR東日本五能線で使用され、引退していたキハ40形を購入することにした。導入予定の車両は約40年間運行。五能線での定期運行が終了した今年3月には、多くの鉄道フ
2018年12月に経営難を表明した近江鉄道について、近江鉄道沿線地域公共交通再生協議会は「全線を鉄道で存続させる」と決めた。1年4カ月にわたった鉄道存続の議論は決着し、今後は運営方法や各自治体の負担配分を決める作業に着手する。 全線の存続が決まった近江鉄道 鉄道を存続させる理由は、鉄道への郷愁ではなかった。現実的に考えて、最も自治体負担の小さい方法が鉄道だったからだという。背景には少子高齢化だけでなく、バスの運転手不足など環境の変化があった。 ■老朽化する設備費と人口減で事業性が低下 近江鉄道は滋賀県彦根市に本社を置く鉄道事業者。1898(明治31)年に彦根~愛知川間が開業して以来、琵琶湖の東側に路線網を広げ、米原市、彦根市、八日市市、近江八幡市などを結ぶ。本線は米原~貴生川間、支線として多賀線の高宮~多賀大社間、八日市線の近江八幡~八日市間を運行している。地域の人々からは、電車の走行音に
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2004年から休止している「六甲有馬ロープウェー」表六甲線の支柱。展望台のほぼ真下にある=神戸市灘区六甲山町 四季折々の風情と、大阪湾を見下ろす眺望が楽しめる六甲山頂の一帯。だが、そのすぐ脇では、17年前から動いていないロープウエーのさびた鉄塔やロープが異様な存在感を放つ。この光景に、神戸市西区の会社員男性(59)から「廃虚と化しつつあり、景観を害している。いつ撤去されるのか」との声が神戸新聞の双方向型報道「スクープラボ」に寄せられた。取材すると、そもそもロープウエーは廃止されていなかった。その事情とは-。(小谷千穂) 新型コロナウイルス禍で人混みを避けるため、六甲山に行く機会が増えたという男性は「標高は約930メートルだが、全国に自慢できる市民憩いの山と再認識した」と絶賛。一方で、ロープウエー跡を「印象が悪くなるのでは、といささか胸が痛みます」と残念がる。 全長約5キロの六甲有馬ロープウ
これまで5シーズンにわたって、 持続可能なものづくりや企業姿勢について取材をした〈貝印×コロカル〉シリーズ。 今回からは、刃物やキッチン用品などの 商品企画・デザインを手がける貝印株式会社のスタッフが、 コロカル編集部と共に日本全国の未来志向のクリエイターを訪ねて、 ものづくりの技術から、デザインフィロソフィー、 ビジネススキームの話まで引き出していきます。 公共デザインが感動体験の元になる 九州新幹線800系〈つばめ〉やクルーズトレイン〈ななつ星 in九州〉など、 JR九州の鉄道関連の仕事で有名なデザイナーの水戸岡鋭治さん。 最近では横浜駅から伊豆・下田まで走る豪華列車〈ザ・ロイヤルエクスプレス〉などの デザインも手がけた。 昨年、長良川鉄道の観光列車〈ながら〉を手がけたときは、 食堂車の展示スペースに物販コーナーを設け、貝印の商品を陳列して販売した。 列車が走る場所の地域性を考える水戸
駅の廃止を巡る経緯は? JR北海道は36駅について廃止または自治体による管理へ移行するための協議を関係自治体と行っており、このうち18駅程度を2021年春に廃止する方向で協議していた。 出典:レスポンス10/14(水)
各自治体が判断 JR宗谷線の沿線自治体でつくる宗谷本線活性化推進協議会は、2020年3月27日、JR北海道が廃止を求めていた29の無人駅のうち、13駅について廃止を受け入れる方針を同社に伝えました。 受け入れは各自治体の判断に基づくものです。廃止受け入れ方針が示されたのは、以下の13駅です。廃止予定は2021年3月です。 ■比布町 南比布、北比布 ■剣淵町 東六線、北剣淵 ■士別市 下士別 ■名寄市 北星 ■美深町 南美深、紋穂内、恩根内、豊清水 ■幌延町 安牛、上幌延 ■稚内市 抜海 【追記】記事掲載後、抜海駅は存続が決まりました。 塩狩など存続 JR北海道は、宗谷線で過去5年間の1日当たりの乗車人員が3人以下の無人駅について廃止を打診していました。宗谷線の1日あたり乗車人員で利用者の少ない駅は、下図の通りです。 画像:JR北海道。1日の乗車人員1名以下が赤、3名以下がオレンジ、10名以
令和2年9月7日の月曜日。一人のオタクの行動が、SNSに熱狂の渦を巻き起こした。 ひがし(らすかる)@nexco_east_nさんの「 #山万20時間耐久 」である。 その内容は、千葉県のローカル線「山万ユーカリが丘線」で始発から終電まで全ての列車に乗り続けるというもの。 簡単な告知ですが、明日山万を初電から終電まで乗り続けたら何周できるか、人間はどうなるのかを行います。 現状同行者はおりませんので交代要員の無い完全人体実験です。 youtube等に上げる予定はありませんのでTLに流れてくるTWEET限りでお楽しみください。 — ひがし(らすかる)@9/7 山万20時間耐久 (@nexco_east_n) September 6, 2020 この単純な挑戦に人々が熱狂した理由を考察した。 ※オチを追加しました [1]人はワクワクに惹きつけられる「水曜どうでしょう」の藤村忠寿Dは、著書で「人
各地に甚大な被害をもたらした2019年10月の令和元年東日本台風(以下、台風19号)の直撃により、箱根湯本―強羅間の運休が続いていた箱根登山鉄道。復旧の見通しについて、当初は2020年秋と発表されたが、予定よりも3カ月程度前倒しで、7月23日の始発より通常ダイヤで運転が再開された。 本稿では、これまで経験したことのないような被害の復旧にあたり、どのような工事が行われたのか、また、なぜ前倒しでの復旧が可能になったのかをレポートする。 「どこから手を付けていいか…」 箱根湯本―強羅間では、全線にわたって倒木などの被害が発生した。中でも、現地を見た土木担当者が「頭が真っ白になり、どこから手を付けていいかわからなかった」というほどの甚大な被害が発生したのが、大平台駅―仙人台信号場間に位置する「大沢橋梁」と、宮ノ下駅―小涌谷駅間の「蛇骨陸橋」の2カ所だ。
東武鉄道は6日、動態復元に向け作業を進める蒸気機関車について、車両番号を「C11 123号機」とすると発表した。 123号機となる車両は、1947年に滋賀県の江若(こうじゃく)鉄道向けに製造された車両。車両番号は「C11 1」となっていた。北海道の雄別炭礦(ゆうべつたんこう)鉄道や釧路開発埠頭にて活躍した後、1975年に廃車。東武鉄道への譲渡前には日本保存鉄道協会が保有していた。 東武鉄道は、同社創立123周年を迎える2020年がSL事業の転換期を迎えること、日本国内で唯一、同一形式による3機体制を実現することから、1→2→3(ホップ、ステップ、ジャンプ)と、将来に向かって更なる飛躍を車両番号で表現すべく、123号機と命名したという。 同社はあわせて、12月26日に営業運転を開始する、C11形325号機の運行概要を発表した。 325号機は、2019年まで真岡鐵道の「SLもおか」で運用されて
高松琴平電気鉄道(ことでん、香川県)はシルバーウィークの9月20・21日の2日間、同社が保有する「レトロ電車」の全4両を使用する特別運行を実施する。このうち2両は今回の特別運行を最後に引退する。 8月30日に行われる予定の特別運行と同様、乗車は事前申込制。9月20日は午前の部と午後の部、9月21日は夜の部の合計3部の実施になる。このうち夜の部は撮影会も含まれる。 定員は各部とも78人で、参加費用は午前の部・午後の部が2000円、夜の部が6000円。いずれもキーホルダーや記念乗車証が付く。申込みはことでんウェブサイトの応募フォームで受け付けている。募集期間は9月3日の17時まで。 ことでんが保有している「レトロ電車」は、1925~1928年に製造された23号・120号・300号・500号の4両。現在は定期運転の列車では使われていないが、年に何回かの特別運行で運転されてきた。 いずれも製造から
兵庫県加西市と同県小野市を結ぶ北条鉄道(加西市)で初めての行き違い設備が、法華口駅(同市東笠原町)に完成し、9月1日から平日の朝と夜計5往復が増便される。現在の1時間に1往復の運行が、30分間隔でできるようになり、通勤、通学など地域の足としての利便性が高まる。増便に合わせて同鉄道はPRに取り組むほか、同市も利用増進のキャンペーンを始める。(小日向務) 法華口駅では、下りの線路を新設。従来のホームの北西側に隣接して上り用ホームを、向かい側に下り用ホームを建設した。夜間の試験運転などを経て、下りの線路やホームは6月28日から使用している。 粟生駅で接続するJR加古川線や神戸電鉄粟生線は朝や夜、1時間に2、3本が発着するが、北条鉄道に乗り継ぐためには30分以上の待ち時間が必要になるケースがあった。 加西市内からもJRや神鉄の駅まで車で行き、電車などに乗り継ぐ通勤客らが目立っており、5年程前から行
Jリーグと日本野球機構(NBP)による新型コロナウイルス対策連絡会議が27日に開かれ、感染防止対策として専門家から〝駅弁NO〟が突き付けられた。 J1名古屋でDF宮原和也(24)、MF渡辺柊斗(23)、トップチームスタッフの3名が新型コロナウイルスに感染して26日の広島戦(Eスタ)が中止となった際に対応にあたった愛知医科大の三鴨廣繁教授が、今回の件をもとにある提案を行った。 「(感染発覚前の)試合から帰名する際にチームは新幹線で移動していたが、宮原選手の隣に座っていた選手、スタッフがちょっとお腹が空いたとお弁当を食べた。これに名古屋市のほうが『これはちょっと濃厚接触もありえますね』というスタンスを示した。幸い濃厚接触者リストには挙げられなかったが、こういうことを考えると選手、スタッフの移動の際に新幹線、バスの中での食事は可能な限り避けて頂くのが選手、チーム、リーグを守るうえで重要」。 密接
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