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なめろう小説に関するdaydollarbotchのブックマーク (3)

  • なめろう小説

    私は漁師町に住む漁師の。 遠洋漁業で家を空けることが多い夫。 次帰ってくるのは半年後だ。 今日は夕飯になめろうを作る。 鰹のなめろう。 鯵は骨が細かく取りづらいので我が家では鰹でなめろうを作る。 まな板で鰹を叩いていると肉片が四方に飛び散る。 28の若くも老けてもいない、ただ数年前より確実に瑞々しさがなくなった二の腕に肉片が付いた。 その肉片をふと眺める。 口を近づけ、肉片がついた二の腕に吸い付く。 口の中で舌をナメクジのように這わせ、二の腕についた肉片をべた。 まだ味付けをしていない生臭い肉片。 ふと旦那との情事を思い出す。 あれはいつだっただろうか。 あの時も夕飯はなめろうだった。 味噌や生姜を入れてもまだ鰹の生臭さは取りきることはできない。 私はごめんねというのだが、旦那は「海の男にはこれくらいが丁度良い」と笑い飛ばす。 私は良くないのだ。 歯を磨いても取りきれない生臭さ。 その

    なめろう小説
    daydollarbotch
    daydollarbotch 2021/02/17
    なめろう小説2作目
  • 中学生だった僕が、母の日に、生まれて初めてたった一人で調理をした

    anond:20210213020104 その日は、普段料理を作ってくれる母を労うため、夕の支度を担当すると申し出た。予算が言い渡されて、その中で献立を考えることになった。その頃自分は、ステーキ肉の脂身から卒業して、刺身のうまさに目覚めた頃だった。刺身ならご馳走だし、ややこしい調理もない。包丁さえ操れれば料理初心者の自分でもなんとかなりそう。というわけで、父親にダイエーまで連れて行ってもらい、刺身用のアジを丸ごと一匹買ってきた。値段もお手頃だし、それでいて王道のマグロより光り物の方が大人っぽく贅沢な気がした。しかしそもそも魚など捌いたことがない。雰囲気で三枚おろしに挑戦するも、案の定、身がボロボロになりとても刺身にできる状態ではなくなった。涙目になる僕。そこへ父が助け舟を出してくれた。父が言うには、アジを細かく刻んで味噌やらネギやらと一緒に包丁で叩いた「なめろう」なる料理があるらしい。そ

    中学生だった僕が、母の日に、生まれて初めてたった一人で調理をした
  • なめろう小説

    なめろうが目撃した数々の漁奇事件――切り刻まれた魚たち、日ごとに腐っていく大豆。 魚介を巻き込んだスリミとサスペンスの日々が今、始まる――

    なめろう小説
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