これも木曜の夜の番組だが、NHKの『ドキュメントにっぽんの現場』で横浜の定時制高校をとりあげてたけど、胸の詰まるような思いで見た。 こういう現状について、いろいろなことを考えさせられた。 最近、経済的な事情などから私立の高校に進学できず、昼間は働きながら、夜間の学校に通う高校生たちが増えているそうである。とりあげられていた学校でも、志願者が急増して、この数年で定員を倍に増やしたという。 そこに通う何人かの姿が、きめの細かい取材で描かれていた。 もっとも驚いたのは、この学校に働きながら通っている生徒たちの将来が、ほとんど保障されたものではないということである。このことは、学んでいる人たちにとっても、教えている人たちにとっても、重い無力さを覚えさせずにおかないものだろう。 卒業生のほとんどは進学でなく、社会に出て行くのだが、定時制の高校には、昼間の高校の十分の一ほどの求人募集しかこない。また、
ネットカフェで暮らす「ネットカフェ難民」やファーストフード店で夜を過ごす「マック難民」といった若者たちが話題になっている。彼らはどうして「難民」になったのか。「自己責任」なのか、それとも、どうしようもないことなのか。前回に引き続き、NPO法人自立生活サポートセンター「もやい」の事務局長を務める湯浅誠さんに聞いた。 ――「ネットカフェ難民」といわれる人が現れたのはいつ頃からでしょうか。 ネットカフェが24時間営業を始めた最初のときから、7年ほど前からだと思います。実際に相談に来た34歳の男性は、6年~7年ネットカフェに住んでいました。実際に世間で注目されたのは2006年からですが、私たちのところに、ネットカフェから初めて相談に来たのは2003年です。かなり前から「ネットカフェ難民」はいたわけです。 私は以前、渋谷を中心に活動していた時がありました。街に野宿する若い人が増えてきて、2000年前
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