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「電力経営の悪化を懸念、原発再稼動を」--葛西JR東海会長講演
GEPR編集部 電力・電機メーカーの技術者や研究機関、学者などのOBで構成する日本原子力学会シニアネット... GEPR編集部 電力・電機メーカーの技術者や研究機関、学者などのOBで構成する日本原子力学会シニアネットワーク連絡会は3日、「原子力は信頼を回復できるか?」をテーマとしたシンポジウムを都内で開いた。ここでJR東海の葛西敬之会長が基調講演を行い、電力会社の経営状態への懸念を示した上で、「原発再稼動が必要」との考えを述べた。(講演要旨(上)、(下)) 電力会社、「出血」が続く状況は危険 葛西氏は国鉄の経営破綻後、分割民営化という内部からの改革を主導。1987年に発足したJRグループへと国鉄を再生に導いた実績がある。国鉄末期には支出の8割が人件費で経営を圧迫。42万人の人員の多さが問題になっていた。それを組合との交渉を重ねて、再雇用や早期退職でグループ20万人まで人員を減らした。 葛西氏はその経験を振り返りながら、電力会社の経営を分析した。企業運営のポイントの一つはコストの抑制だが「今の電力会社
2013/08/06 リンク