大昔、物々交換などなかった - シェイブテイル日記

「大昔物々交換があり、その不便さを解消すべく、商品の中から変質しにくい金属などが選ばれてマネーとなった。」 この一般人のみならず、経済学者にも堅固に信じられている「標準貨幣論」に対して、人類学などの分野からは異も出ているようです。 こうした人類学などの知見も踏まえた新しい貨幣観を見せてくれる、フェリックス・マーティンの「２１世紀の貨幣論」には標準貨幣論とは全くことなるマネー観があります。 この本に出てくるヤップ島のフェイの話も私が要約すると、味わいが失われてしまいますので、第１章の一部を転載して紹介させていただきます。 ヤップ島の石貨「フェイ」 1899年、スペインはヤップ島を330万ドルでドイツに売却した。 ヤップ島のドイツ帝国への併合には、ある大きな成果があった。若く、才気にあふれ、冒険好きな一風変わったアメリカ人、ウィリアム・へンリー・ファーネス3世がヤップ島を訪れ、歴史的に見てきわ

[shavetail1]

この見方が正しいとすれば、マネーの本質については貨幣商品説は否定され、大昔から「貨幣信用説」が妥当だったことになりそうです。

[kuippa]

引用は複、従属的でなければならない。的な。。。

[pre21]

物々交換でも貨幣でもなく「貸し」と「借り」で成り立っていたということね。貨幣とは物を数値化したものではなく信用を数値化したものだ。

[sin20xx]

いや要約しようよ…。あとこれ転載の許容範囲超えてないか？少なくとも転載により文章が成立するという構成になっていないし、転載文章そのものがこの記事のもっとも主要な内容であると思うんだが…アウトな気がする

[myogab]

親しい幼い関係での「貸し借り」なんてだいたいが口約束で記憶の共有と時間を超えた間の交換であって、マネーが必要となるのは、対象人数や額や時間経過の長さ等で脳のキャパを超えた時から。それが起源じゃねえの？

[camellow]

他人の著作物の１章をまるまる転載してPV稼いでいいの？"私が要約すると、味わいが失われてしまいますので、第１章の一部を転載して紹介"とか言い訳してやがるけどさ

[sakuragaoka99]

短期の貸し借りと物での精算を信用取引として物々交換と区別する意味が分からん。丁度等価の物など滅多にないし後で持ってくるとか知人同士の貸し借りは物々交換では？そして知人外に拡大するために貨幣が生まれた。

[sabro]

譲渡することができる信用がマネーなのだとすると、岡田斗司夫の評価経済社会が成り立つハードルは高そうにおもえる

[chess-news]

安冨歩さんの動画で何か見たな。 なんか、引用を超えてないか？

[localnavi]

物々交換経済の時代がなかったのなら、交易自体がなかった時代からいきなり通貨経済の時代になったのだろうか？　それは納得できない。

[luxsuperpoor]

ブツブツ交換してた証拠なんてどう探せばええんやろか。貨幣ならのこるけど。

[paravola]

（「反穀物の歴史」と比較すると面白い）過去の、あるいは現在の経済制度で、貨幣を使わない市場交換という厳密な意味での物々交換が、量的に重要な方法であったり、最も有力な方法であったりしたことは一度もない

[ChieOsanai]

フェリックス・マーティン『21世紀の貨幣論』

[t_furu]

とても長いけど、面白い読み物(引用いっぱいだけどー) / "信用"

[daruyanagi]

わりと『贈与論』的な話じゃないの

[hihi01]

「あとで読む」機能をはじめて使わざるを得ないほど、長い。→読了。

[Drunkar]

「そうしたことが起きたという証拠は一つもなく、そうしたことが起きなかったことを示唆する証拠は山ほどある。」「通貨の根底にある信用と清算のメカニズムこそが、マネーの本質なのである。」

[Humisawa]

"この石貨には特筆すべき特徴がある。それは石貨の持ち主は石貨を所有していなくてもいいということだ"

[Kureduki_Maari]

大昔、物々交換などなかった - シェイブテイル日記 (id:shavetail1 / @shavetail)

[georgew]

引用長過ぎる。とりあえず紹介図書「２１世紀の貨幣論」 は読もうと思った。

[rascalrascal]

1. 紹介論文の書き方を勉強しよう、2．事例の一般化の可能性と限界について勉強しよう、というのがブコメ欄の総意かな。

[tikani_nemuru_M]

「信用取引」できる相手（典型的には安定的な共同体内部）となら物々交換する必要なんてそもそもないよね？　「外部」との取引ならマルクスのいう使用価値とか交換価値とかいう話になるんじゃね？

[ebmgsd1235]

物々交換って社会学における「自然状態」みたいなものなのかな。マネーとは法貨なんてなかった大昔から債権を譲渡可能とするようなシステムってことは自然法？原始概念である信用とニーチェの債務の観念等々興味深い

[cupeytan]

未開社会の貨幣が呪物からの派生で価値の代用物ではないとか、所有権の相互移転としての「物々交換」は一旦貨幣経済が成立した後、貨幣だけ失われたときにしか見られないとか、20年前に聞いたな。

[tohokuaiki]

帳簿が重要とあるんですが、そもそもその紙か布か何かわからないけど運搬可能でお互いに安価に手に入れられる「帳簿」を技術的にどうやって作るかっていう問題が抜けてる。

[komikomiyama]

大昔、物々交換などなかった - シェイブテイル日記 (id:shavetail1 / @shavetail)

[o_mega]

小さいコミュニティでは共有される情報が少ないから、モノに依存せずに"信用"で取引ができるが、大きいコミュニティでは"信用"を情報で担保することが難しくなるから、モノつまり貨幣で信用を代用したのかな？

[tennteke]

星新一とかやる夫に学ぶ系とかでは、怠け者が共同体の外から来た者に貨幣をでっち上げて交換したって物語にして、内部では「働かないから分け前が貰えない」って骨格になっていたが、多くの要素が絡み合っていそう。

[c_shiika]

物々交換だと思って見ていたものは、もしかしたら贈与（とそのお返し）の繰り返しなのかもしれないな。ただ、古代エジプトは貨幣がなくて完全物々交換だったと思ったけど違った？

[Midas]

↓これはダメだ(というか今っぽい)と思いますけど。幾ら「物々交換がなかった」と言ってみても「なぜ等価(交換)という発想が贈与-対抗贈与(財宝や女のやり取り)から生まれたのか」には答えれてないので>id:TuvianNavy

[countzero00000]

気になる

[pukarix]

マネーとは何なのか、ちょっと変わった考察。でもある側面は真理を含むと思う。

[cider_kondo]

コメントの「もしも通貨となっている商品自体の使用価値が取引対象とある程度等価な交換だとみなされているなら、原理上これは物々交換と呼ばざるを得ないと思います」が面白い。安定的な金銀複位制とは物々交換か

[tak4hir0]

大昔、物々交換などなかった - シェイブテイル日記

[hahiho]

そりゃまぁある社会が歴史として調べる対象になる程度、すなわち記録を残せる段階まで発展した時点で信用ベースの取引が可能になってるのは当然と言えば当然ではある。

[nagaichi]

それは「威信財」と呼ばれるもので、貨幣とは全く別物なのでは？

[gimonfu_usr]

（　うちは猫本位制度なので、「猫がどのくらい好む」かで物品の価値がきまるよ。）　　／

[sateso350]

ヤップ島が普通に物々交換 → 貨幣経済 → 閉じた世界だから信用だけで十分、と進んだと考えればよいだけではないのか。まあ初めから信頼で結ばれた社会ならば、いきなり最後の段階となってもおかしくはないだろうが

[totuka]

超面白かった　大昔、物々交換などなかった - シェイブテイル日記

[uunfo]

物々交換だと毎回価値の換算をしなくてはらなないから日常的に行うには不便きわまりなく、即刻貨幣経済が立ち上がると思う。

[SndOp]

そんな昔から所有しているという認識で満足するというのが面白いな。