いかにしてラノベは厚くなったか

そういえば現在では、３００ページを超えるラノベは珍しくもなんともないどころか、むしろ３００ページは超えていないと物足りないぐらいに思う人が多いはず。 ラノベを厚くしたのは、なにを隠そう「星くず英雄伝」だったりします。 ２０年ほど前には、「厚いのダメ絶対。売れなくなるから」というのが定説となっていました。 １９９０年代の前半くらいまでは、ラノベはすべて２５６ページ近辺でした。 ３００ページを超えている本は数冊程度。 皆無でこそないものの、それらは新人賞を獲った一冊目で分冊不可でやむなく、とかいう特殊事情がある本でした。 それを覆してみせたのが「星くず英雄伝」です。毎巻３００ページをぶっち切っていて、そして売りあげも出して、「絶対売れない」という常識を見事に覆してみせたわけです。 そうしたら「なんだ。厚くても売れるんじゃん」てなことになりまして……。 ３００ページ超えがだんだんとタブーではなく

[nakakzs]

正直これがよい傾向かというと、エロゲがシナリオ量やイラストの増大化で、そこに満たないものはボリューム不足と判断されて制作コストが上昇していった歴史もあるので、あまりいいとは思えないけど。

[karia]

「川上稔がブルドーザーで乗り付けてきて」ウケる

[TakamoriTarou]

「星くずが、細い獣道を作ったところに、川上稔がブルドーザーで乗り付けてきて」ワロタ。　川上氏の超分厚くなる一番最初の本、ホットメルト接着材がグレー(普段は白)で、見かけない製本業者に出てたの覚えてる

[kaitoster]

ラノベは川上稔が、ノベルスは京極夏彦が厚くても売れるという実績を作った印象・・・。星くず英雄伝なんて全然知らないなあ・・・。

[qwiahate]

龍炎使いの牙の厚さに驚いた口

[souki_e]

“川上稔がブルドーザーで乗り付けてきて”すでにロードローラーになってますがw

[mosshm]

ページ数の話か。てっきり中身が昔に比べて重厚なのが多くなったとかそういう……

[daybeforeyesterday]

うーむ

[comma3]

タイトルで星くず英雄伝が思い浮かんだ。未完だったっけ。続きが出るとか数日前に話に出てたね。

[nyarura]

“そうして星くずが、細い獣道を作ったところに、川上稔がブルドーザーで乗り付けてきて、片側三車線の高速道路を整備しちゃったわけです。”