なつかしい未来『月は無慈悲な夜の女王』

とうとう読んでしまった、SFの最高傑作として名高い『月は無慈悲な夜の女王』。大事にとっといた一品を食べてしまった、充実感と喪失感で胸一杯なところ。 地球からの搾取に苦しむ月世界人が、地球を相手に独立宣言をするストーリーラインに、テクノロジー、ハードサイエンス、ヒューマンドラマから、政治・経済・文化をてんこ盛りにしてくれる。 不思議なことに、未読のはずなのに既読感が激しい。どこを切っても「なつかしい」が出てくるのだ。 たとえば、“自我”を持つコンピュータ。自ら学び、自己生成プログラムを走らせる。人とコミュニケートし、自分を守るためにプロテクトをかけるあたり、『2001年宇宙の旅』のHAL9000や『わたしは真悟』を思い出す。そのコンピュータがきっかけで、普通の主人公が革命に関わってゆく様は、典型的な巻き込まれ型＋召喚ヒーローもの。『マックス・ヘッドルーム』や『ジョウント』（スティーヴン・キン

[y-mat2006]

月むじの面白い所は、「細胞」の概念など、地下組織の作り方の教科書としても読めること。さすが、元左翼のハインライン。

[octa08]

この本は、題名の和訳が「天の光はすべて星」と並んで素晴らしいです。(内容も面白いけど)

[shino-katsuragi]

奴らに石をぶつける話。

[zeroset]

革命の教科書的な本作、軍人至上主義『宇宙の戦士』ヒッピーの聖典『異星の客』TS物『悪徳なんか…』保守的な信条を持つが故にこそ、こういう作品群を生みだしたハインラインは、真にアメリカを体現する作家だと思う

[kei_mi]

4つ前のエントリ『君は淫らな僕の女王』と語感が似てる… / にしても矢野徹氏による邦題は素晴らしい

[hate_flag]

クラーク『渇きの海』アシモフ『歌う鐘』と並ぶ月SFの金字塔。クラークが『2001年』でHALを冷酷に描いたのとは対照的なマイクの描写にハインラインの人間性が伺える。（いや別にクラークを貶してるわけではない）

[TakayukiN627]

でも、デジャヴじゃないんだ、これが本家なんだ。その仲間や子孫、オマージュやパロディを通じて、この作品と既に出会っているんだ。40年以上も前に書かれた未来の物語なのに、驚くほど今の話になっている。

[okemos]

「月は無慈悲な．．．」がSFの最高傑作かどうかはともかく（勿論、俺は好きですが）、こういう古典はその後の無数のヴァリエーションを通じて、そりゃ誰もが間接的に既読になってますわなぁ。 #sfjpn

[puyop]

これと虚構船団は、何度挑戦しても途中で挫折してます^^;

[khtokage]

「君は淫らな僕の女王」は昨日届きました。

[richard_raw]

「宇宙の戦士」を読もうとしてましたが、どうしようかな……。

[ka-ka_xyz]

一方でティーパーティー系の「連邦政府なんぞ要らん」的な米保守主義を反映してるのも事実。極保からヒッピーまでカバーするハインラインはやっぱりパねぇ。

[soret]

読んでない…

[rmtome]

これと虚構船団は、何度挑戦しても途中で挫折してます^^;

[kaitoster]

『月へ出ようが宇宙へ行こうが、人の愚かしさは変わらない。「政治とは人類が逃れることのできない病気なのかも」という愚痴は、SFの名を借りた寸鉄になる』

[John_Kawanishi]

読んでない名作の一つだ

[hanihanimaru]

僕も積読本ランキングNo1ww 昨日手に取ったところで、なんてタイムリーな。そろそろ読むか

[yut4879]

なんか聞いたことあるタイトルやとおもったけどコレクターズか。読んでみたいな。

[yoshihisanishimura]

>他の連中が喜んでしたがることをとがめたがるのは、人間の心の中に驚くほど深く喰いこんでいるってことなのだろう。規則、法律───常に他人に対するものなのだ。

[omi_k]

サイコーにイカすタイトルに釣られて中学生の頃に読んで、押井守の原点かぁ、とか思った記憶がある。

[medihen]

”とうとう読んでしまった、SFの最高傑作として名高い『月は無慈悲な夜の女王』。大事にとっといた一品を食べてしまった、充実感と喪失感で胸一杯なところ”

[imash]

読もうと思ってから十数年経ってしまった。未だ読み始められない理由は不明。

[toshikaz55]

なつかしい未来『月は無慈悲な夜の女王』

[natutoyuuki]

#want #book

[habuakihiro]

中学時代に読んで以来それっきりだなぁ。読み直すかな。