タグ

2013年3月11日のブックマーク (2件)

  • なつかしい未来『月は無慈悲な夜の女王』

    とうとう読んでしまった、SFの最高傑作として名高い『月は無慈悲な夜の女王』。大事にとっといた一品をべてしまった、充実感と喪失感で胸一杯なところ。 地球からの搾取に苦しむ月世界人が、地球を相手に独立宣言をするストーリーラインに、テクノロジー、ハードサイエンス、ヒューマンドラマから、政治・経済・文化をてんこ盛りにしてくれる。 不思議なことに、未読のはずなのに既読感が激しい。どこを切っても「なつかしい」が出てくるのだ。 たとえば、“自我”を持つコンピュータ。自ら学び、自己生成プログラムを走らせる。人とコミュニケートし、自分を守るためにプロテクトをかけるあたり、『2001年宇宙の旅』のHAL9000や『わたしは真悟』を思い出す。そのコンピュータがきっかけで、普通の主人公が革命に関わってゆく様は、典型的な巻き込まれ型+召喚ヒーローもの。『マックス・ヘッドルーム』や『ジョウント』(スティーヴン・キン

    なつかしい未来『月は無慈悲な夜の女王』
    hate_flag
    hate_flag 2013/03/11
    クラーク『渇きの海』アシモフ『歌う鐘』と並ぶ月SFの金字塔。クラークが『2001年』でHALを冷酷に描いたのとは対照的なマイクの描写にハインラインの人間性が伺える。(いや別にクラークを貶してるわけではない)
  • 新海監督作「言の葉の庭」、5月31日BD/DVD先行発売

    hate_flag
    hate_flag 2013/03/11
    46分というのが実にいい長さ。別に世界を救う映画を作るわけじゃないんだからそんなに尺は要らないよ(星を追う子供DIS)。映画は二時間なきゃいけないという呪縛に囚われない試みは評価したい。