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【連載】データ分析業界大激変。data.aiを飲み込むSensor Towerが起こす日本企業のマーケティング力革命……中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第93回 今一番売れているアプリは毎月いくら稼ぐのか。日本・北米・アジア各国でどのくらいダウンロードされるのか。そうした「市場データを見る」ツールとして過去10年ずっとドミナントであった(上位100社の9割が使っている)data.ai社(旧App Annie)が2024年3月にその2番手Sensor Tower社に買収された(関連記事)。デジタルマーケターであれば皆が使っているようなサービスであっただけに、界隈では衝撃とともに受け止められた「小が大を飲み込む」話でもあった。今回の買収を通じて、日本企業のデジタルマーケティングは何か変わりうるのか。ゲーム業界に長く身をおき、Sensor Towerの日本代表を務める谷内氏にインタビューを
アピリッツの『けもフレ3』、けものフレンズプロジェクトと協力して「のとじま臨海公園水族館」に対する支援金寄付を実施 アピリッツ<4174>は、配信中のフレンズたちと“わくわくどきどき探検”するRPG『けものフレンズ3』にて、けものフレンズプロジェクトと協力して「のとじま臨海公園水族館」に対する支援金の寄付を実施することを発表した。 ●支援金の寄付について 2024年5月1日18:00 ~5月4日 23:59までの期間で特定のフォトを販売し、手数料等を引いた該当フォトの売上の全額をクラウドファンディングサイト「READYFOR(レディーフォー)」にて一般社団法人日本水族館協会(JAA)より公開されている「のとじま臨海公園水族館」に対する支援金クラウドファンディングに寄付する。 クラウドファンディングの詳細については下記のURLを参照。 https://readyfor.jp/projects
個人開発者かずぽん氏、AIで生成した無限ダンジョンとモンスターを攻略する革新的RPG『無限AIダンジョン』をリリース…運用やSNSもAIが担う 個人ゲーム開発者のかずぽん氏は、AIを使った新作ブラウザゲーム『無限AIダンジョン』をリリースした。ダンジョンやモンスターをAIで生成するだけでなく、ゲームマスターとしての役割もAIが担っているとのこと。 本作はAI技術を駆使して生成した無限のダンジョンとモンスターを攻略する革新的なRPG。プレイヤーは異世界の冒険者となりAIが作り出した未知なる世界を舞台に冒険を繰り広げることができる。 【AIが生み出す無限の可能性】 このゲーム最大の特徴はAIが生成するダンジョンとモンスター。プレイヤーは毎日新しいダンジョン攻略を体験することができる。ダンジョンで取得できるアイテムやスキルもAIが生成している。さらに、ゲームマスターもAIが担っており、プレイヤー
【インタビュー】MAPPA急成長の立役者・木村誠氏が「BLUE RIGHTS」設立…「関係者がよりハッピーになる構造をつくりアニメ業界の発展に貢献したい」 『チェンソーマン』や『呪術廻戦』『進撃の巨人 The Final Season』などの人気タイトルを手がけるアニメプロダクションMAPPAの取締役兼ライツ部部長として、近年のMAPPAの成長を牽引してきた木村誠氏は、4月3日、自身のSNSでMAPPA役員を退任し、新たに「株式会社BLUE RIGHTS」を設立したことを明らかにした。 BLUE RIGHTSは、木村氏がこれまで関わってきたアニメや音楽、商品、イベント、催事、海外展開などの領域で事業を行うとのこと。今回、木村氏にインタビューを行い、独立して起業した背景や新会社の方向性、そして今後のMAPPAとの関わり方などについて話を聞いた。 ライター:ふみ丸 ■『チェンソーマン』100%
VRは2022年に2087億ドル(約30兆円)、メタバースは2030年に1.3兆ドル(約200兆円)になると言われていた時代がある。予測とは期待値であり、期待値は時にBtoBの投資を呼び込むために根拠なくメディアに煽り立てられたものであったりもする。「VR」と聞くと、私自身も事業化を検討していた時代があっただけに、そういった“負の記憶"を消し去ることができない。だがその「VRゲーム」の市場において、一社気焔をはいている企業がある。2016年設立のMyDearestだ。設立から8年、出したゲームはすべてオリジナルIP。VR冬の時代にも関わらず大手企業からの受託案件を何一つ受けることなく、ただ純粋にゲームを出し、数千円で数十万本もの世界的ヒットを飛ばしてきた純然たるVRコンテンツ企業である。これほど期待値のアップダウン激しく、激流のなかを1社単独で生存してきたベンチャーはいま一体どんな夢をみて
モバイルファクトリー、子会社Suishowの元株主で現代表取締役の片岡夏輝氏への訴訟を提起 請求金額は6億円 任意の交渉による解決は困難と判断 モバイルファクトリー<3912>は、3月19日、子会社Suishowの元株主で現代表取締役の片岡夏輝氏に対し、損害補償等請求事件を東京地方裁判所に提起したことを発表した。訴訟の提起日は2024年3月18日で、請求金額は6億円となる。 同社は、Suishowの株式を取得するにあたり、2023年5月30日付で、同社の元株主であった被告である片岡夏輝氏らとの間で株式譲渡契約を締結し、2023年6月12日付でSuishowを子会社化した。 片岡氏は、この株式譲渡契約において、Suishowに関する事項が真実かつ正確であることについて表明保証を行っていたが、2024年1月30日付「(開示事項の経過)当社子会社に関する今後の対応について」に記載のとおり、同社は
【連載】印刷会社が英国アニメイベントを買う。エンタメに形を与えるHYPER JAPANの挑戦…中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第89回 日本アニメに関わるイベントは毎年7月のAnime Expoを代表に、この20年間でアメリカだけでも50以上、それも数万人から数十万人規模に及ぶレベルにまで成長してきた。コロナの3年間でほとんどが一時停止状態となったが、2023年から再開されると2019年にも増してこの3年間動画配信だけでファンになったユーザーが殺到しはじめている。いま日本アニメはこれまで以上のブーム期にあるなかで、「アニメイベント」の重要性が改めて問われている。とはいえ、「海外の」アニメイベントはあくまで現地事業者がそれぞれの事情で行い、数名~数十名規模のベンチャーばかりの事業としては不安定なものにすぎない。そこに対して2024年2月、イギリスのアニメイベントHYPER JAPAN(
『コロコロコミック』は1977年に創刊以来、小学生男子に向けた流行の中心にいた。ドラえもん、ミニ四駆、ゲームボーイ、ハイパーヨーヨー、ドッヂボール。2023年現在も「BEYBLADE X」「デュエル・マスターズWIN」などの玩具のみならず、おなじみ「スーパーマリオくん」に「マインクラフト」「フォートナイト」「にゃんこ大戦争」「ダダサバイバー」「スプラトゥーンバンカラ!」「ニンジャラ」など流行ゲーム作品の派生マンガが目白押しだ。「まいぜんシスターズ」「にじさんじ」や「脱獄ごっこ」などYouTuber・VTuber・TV番組とのタイアップマンガもある。月刊マンガ誌を購入するという消費習慣自体は衰えを隠せないが、今もまだ“子供の遊びの中心にある"コロコロが、これだけ子供がYouTubeやスマホに熱中しているなかで、どのようにDX(デジタルトランスフォーメーション)にキャッチアップしているのか。コ
バンナムHD、24年3月期の営業利益を1250億円から820億円に大幅下方修正…今期投入のオンライ ンゲームで評価損、タイトル編成の見直しに伴う処分損も バンダイナムコホールディングス<7832>は、2月14日、2024年3月期連結業績予想の修正を行い、売上高1兆円(前回予想1兆円)、営業利益820億円(同1250億円)、経常利益930億円(同1340億円)、最終利益は未定(同910億円)、EPSは未定(同72.70円)とした。 ・売上高:1兆円(前回予想1兆円) ・営業利益:820億円(同1250億円) ・経常利益:930億円(同1340億円) ・最終利益:未定(同910億円) ・EPS:未定(同72.70円) 従来予想からの修正率は、売上高は変わらず、営業利益34.4%減、経常利益30.5%減となっている。 ・売上高:変わらず ・営業利益:34.4%減 ・経常利益:30.5%減 同社で
【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第86回 英国・インド・日本育ち、DJ・ラジオが生んだストリートファイターNaz Chris体育会系魂でエンタメ文化を創造と狂気の世俗和え つかみどころがない、という表現に最も当てはまるゲストかもしれない。スタイリッシュな風貌、ロンドンで音楽・ダンスのエリート育ちでありながら、ハンドボールで鍛えられた地獄の体育会系。泥臭くテレビ局に潜りこんだかと思えば、日本人ですら知らないようなニッチな漫画やアニメ、テレビ番組をそらんじる。サンスクリット語を操りインドで暫く過ごした期間があったり、米国・英国などにも度々飛び回る。聞けばテリー伊藤氏やDr.マシリト氏に弟子入りするかのような勢いや関係性をみせつつ、時には議員会館でアクティビストとして立ち回る。多種多様な奇人変人を繋ぎ合わせ、イベントを興し、何かを変えようと必死。そんなNaz Chris氏の生い立ち
「ホロライブ」運営のカバー、第3四半期決算は営業益101%増の34億円と大幅増益…MD・タイアップ・ライブ・イベントなど各サービス好調 カバー<5253>は、2月8日、2024年3月期 第3四半期累計(23年4月~23年12月)の決算を発表し、売上高192億2500万円(前年同期比50.2%増)、営業利益34億9100万円(同101.3%増)、経常利益34億7600万円(同101.3%増)、最終利益26億2500万円(同104.9%増)だった。 ・売上高:192億2500万円(同50.2%増) ・営業利益:34億9100万円(同101.3%増) ・経常利益:34億7600万円(同101.3%増) ・最終利益:26億2500万円(同104.9%増) ■概況 所属VTuberの音楽活動が地上波テレビ番組、カラオケ、及び各種配信サイト等の多面的なメディアを通じた露出拡大と新規顧客獲得に寄与した。
AppBank、メディアサイト運営縮小に伴い従業員7人に退職勧奨…PV低下で広告収益が低迷、部門収益も赤字に AppBank<6177>は、この日(1月31日)、メディアサイト「AppBank」の運営体制縮小に伴い、当該運営部門の従業員7人に対して退職勧奨を行うことを明らかにした。退職日における振替休日と年次有給休暇の残日数分について買い取りを行う予定で、最大で300万円の支出を見込んでいるとのこと。 「AppBank.net」は、前身であった企業で、2008年10月6日に開設したメディアサイト。2020年1月に村井智建氏が同社代表に復帰して以降、次の成長の柱となる事業を確立するために、事業ポートフォリオを整理し、新規事業への投資を続ける同社の業績を底支えしてきた。 しかし、近年では検索エンジンのアルゴリズム等のアップデートによる影響を受け、ページビュー数が減少する等の事態が度々生じており
アニメ産業は2012年1.3兆円から2021年2.7兆円でちょうど10年間で2倍になった。そのほとんどは1兆円増額した「海外」と1千億分ずつ成長した「配信」と「商品化」で、すなわち海外で見られるようになったから巨大化している。だが同時にこの10年はクールジャパンが国策として推進された時代でありながら、アニメーターの現場からは待遇改善や産業としての成熟度の改善が見られないといった声も強い。果たして「アニメの現場」はこの10年どう変わってきたのか。今回は1980年代半ばという黄金時代にアニメ産業に入り、原画→動画→作画監督・キャラクターデザインと“現場に向き合い続け"、スタジオジュニオ、マッドハウスやスタジオジブリなどでも仕事をしてきたベテランアニメーター赤堀氏に話を伺った。 ■政府のアニメ支援は現場に届いていない。海外発信番組を作って広げる役割になって欲しい ――:自己紹介からお願いいたしま
【中国特集】わずか1年でポケモンブームを巻き起こした中国TCG市場…唯一無二の管理システムを構築し世界トップクラスのユーザー体験を提供 ▲「ポケモンマスターズ・上海」で中国全土のチャンピオン達が、株式会社ポケモン 代表取締役社長 石原恒和氏と並んで登壇 【目次】 ■世界ギネスと並ぶ大興行となったポケモンマスターズ・上海 ■40年のTCG市場は日本・米国が世界をリード。“最後の秘境"だった中国市場 ■1年で実現した中国ポケモンブーム、日本IP中国展開史の金字塔 ■中国攻略の鍵はCRM、世界最先端のユーザーエクスペリエンス ■世界ギネスと並ぶ大興行となったポケモンマスターズ・上海 今回は2023年12月16-17日で行われた「2023ポケモンカードゲームマスターズ・上海(宝可梦卡牌大师赛・上海)」を取材した。はじめて簡体字版(中国語)が公式リリースされてから約1年、ポケモンの中国浸透は想像以上
ヴィレッジヴァンガード、11月中間決算は営業損失7億4900万円と前年同期1億7600万円の損失から赤字幅拡大 既存店減収、人件費・経費増も響く ヴィレッジヴァンガードコーポレーション <2769>は、1月12日、2024年5月期 第2四半期累計(23年6月~23年11月)の連結決算を発表し、売上高110億7300万円(前年同期比5.3%減)、営業損失7億4900万円(前年同期は1億7600万円の損失計上)、経常損失7億6900万円(同1億8000万円の損失計上)、最終損失8億3100万円(同2億2000万円の損失計上)だった。 ・売上高:110億7300万円(同5.3%減) ・営業損失:7億4900万円(同1億7600万円の損失計上) ・経常損失:7億6900万円(同1億8000万円の損失計上) ・最終損失:8億3100万円(同2億2000万円の損失計上) 同社では、既存店直営店の売上の
IGポート<3791>は、この日(12月1日)、ブシロードワークスと、人気作品『魔法使いの嫁』の作者として知られる漫画家のヤマザキコレ氏の移籍に関して合意書を締結し、出版契約(原契約)の清算に伴う補填金2億円を受け取ることを明らかにした。第3四半期に同額を特別利益として計上する。在庫等の処分費用については、精査中とのこと。 なお、ヤマザキコレ氏の代表作「魔法使いの嫁」については、休載を前提に2023年5月期の出版事業計画を策定しているという。このため本移籍にともなう出版事業の影響は軽微となる見通し。
白泉社ヤングアニマルで連載中の『ベルセルク』、その壮大なファンタジー物語は42巻合計で6000万部(以下続刊)、『ハイキュー!!』に次いで歴代漫画コミックスで売上部数34位という位置にある。白泉社としては青年向けコミックス歴代No.1の販売数作品であり、まさに物語が終局に向かおうという段階で33年にわたって連載を続けてきた三浦建太郎氏が、志半ばに逝去したのが2021年の話だった。訃報から1年、作者不在のなかで奇跡の復活を遂げる。それまで兄弟かライバルかのように40年間連れ添ってきた無二の親友であり漫画家でもある森恒二氏が監修を引き受け、弟子たちが連載を最後まで続ける覚悟をもち、漫画史で過去事例のない「描き継ぎ(別の原作者がたって物語を完結に導く)」という事象が起きた。これまで傑作ながら作者の早逝により完結をみなかった作品も多くある。『ベルセルク』ではなぜそれが可能だったのか、本当にそれは完
バンダイナムコホールディングス<7832>は、この日(11月24日)、子会社バンダイナムコビジネスアークに勤務していた元派遣社員による不正行為が判明したと発表した。警察への相談および捜査協力を行い、本日、子会社バンダイが警察に被害届を提出したとのこと。今後は民事上の責任のみならず、刑事上の責任も追及していく。また、元派遣社員との派遣契約を2023年8月20日付で解除したという。 バンダイは、2023年6月より外部からの情報等に基づき、商品の不正流出の疑いについて調査を行ったところ、同社の廃棄予定商品等の集積庫に不正に侵入して廃棄予定商品を持ち出している者がいることが判明したという。これを受けて、速やかに警察へ相談するとともに、直ちに社外弁護士を委員長とする内部調査委員会を立ち上げ、調査を行った。 その結果、元派遣社員が、2015年より2023年までの約8年間にわたり、廃棄庫等から廃棄予定商
イシイジロウ氏は「原作者」としてマンガ、アニメ、ゲームに育てられた最初の世代に位置するといってよいかもしれない。中学・高校の多感な時期を富野由悠季、宮崎駿、西崎義展の3人に強く影響を受け、ストーリーとIPの黎明期に「物語とキャラクターをゼロから生み出すこと」に強い執着を覚えた。PCゲーム会社、リクルート、CCC、チュンソフト、レベルファイブと旬な成長企業を渡り歩き、様々な賞を総なめにしてきたその足取りは華々しいものの、「いいもの作るんだけど、大ヒット作には届かない」という呪いに多くの挫折も味わう。原作者として生きる道はトップ1%ですら大ヒットへの劣等感を抱える、囚われの道でもある。ゲーム、アニメ、実写、舞台、そして体験型エンタメと様々なIP開発を手掛けた末にイシイ氏がみた「IP開発の境地」とは。 ■世界トップのゲームメーカーに呼ばれた日本人の世界観原作者 ――:自己紹介お願いします。 イシ
日本インディーゲーム史はPLAYISMから始まったといっても過言ではない。世界でVCとベンチャー企業が新興市場を牽引するように、ゲーム業界もまたインディーパブリッシャーとインディーゲームクリエイターが大手にはない発想で1~5名の小チームで数年かけてゲームを創り上げ、何十万本というヒットを飛ばして1億円の年収を得てしまうような世界がある。そういった世界は2017年ごろ、Steam市場の爆発とともに急激に注目され、近年集英社・講談社といった出版社がPCゲーム開発者育成向けファンドなどを結成するなかで活性化している。今回はそうした「インディーゲーム史」を紐解き、そのゲーム業界にもたらす貢献について考えてみたい。 ■倒産&シェアオフィスの縁で入社した2011年インディーゲーム事業、ゼロ市場からのスタート ――:自己紹介からお願いいたします。 アクティブゲーミングメディア(以下AGM社)でゲームブラ
バンダイナムコアミューズメント、Steam版『鉄拳7』プレーコーナーをnamco巣鴨店(旧プレイシティキャロット巣鴨店)に設置! バンダイナムコアミューズメントは、現在発売中のPCゲームソフト Steam版『鉄拳7』(発売元:バンダイナムコエンターテインメント)の新たなロケーション型展開を2023年10月20日より期間限定でnamco巣鴨店(旧プレイシティキャロット巣鴨店)で実施する。 PCプラットフォームを用いたアミューズメント施設での展開はバンダイナムコアミューズメントとして初の試みで、『鉄拳』シリーズをより多くの人に楽しんでもらえる新しいプレースポットを提案し、ユーザー同士のコミュニケーション促進を目指す。 ハイスペックPCや高解像度モニターによる家庭では実現しにくいプレー環境と同時に、STEAM「鉄拳7」を業務用ビデオ筐体GRIGIO(グリージョ)に接続しアーケードゲームファンにな
【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第72回 日本最大の出版社KADOKAWA勃興秘話、編集人たちが創り上げたメディアミックス経営 角川書店とは捉えがたい会社である。国史国文の出版社として始まった国文学者角川源義の時代から、映画業界に旋風を巻き起こした長男:角川春樹の時代、そしてラノベやアニメ業界を創出していった次男:角川歴彦の時代。ここまでトップの経営ビジョンで大きく変化した出版社でありながら、2000年代にアニメ・ゲーム事業が広がり、2010年代にニコニコ動画のドワンゴまで経営統合し、その軌跡のなかで「メディアミックス」というマーケティング手法自体は学問の世界でも確立した一つのテーマにもなっている。その進化の過程を半世紀にわたって渦中でまわしてきた角川グループホールディングス(現KADOKAWA)元社長の佐藤辰男氏に話を伺った。 ■文芸・俳句短歌の中堅出版社角川が第二の雑誌ブ
国内のアニメ視聴者は3500万人と言われ、人口の4分の1はアニメを観る人々、というほどのアニメ大国となった日本。ただすでに2.5兆円と言われるアニメ市場の半分は「海外」から。この「海外のアニメファン」というのはどこにいて、どんな人たちで、どんなアニメを観ているのか。日本企業でこの答えに近づけている企業は少なく、実際に海外にそれなりのアニメユーザー規模をもつサービスをもっている企業は2社しかいない。1つは登録者1億、有料サブスク1千万人を越える世界最大のアニメ専業動画配信Crunchyrollを買収したソニー。そしてもう1つは世界で約2千万人のアニメファンサイトMyAnimeList筆頭株主のメディアドゥである。今回、株式会社MyAnimeList社長の溝口氏に話を聞いた。 【目次】 ■毎月約2千万人、海外99%。競合のいない世界アニメファンが集まる交差点 ■エンタメを中心としたi-mode
マトリックスとスタジオアートディンク、プロファイアは、この日(8月29日)、3社業務提携にメテオライズ、アルファ・システムの2社が加わり、5社による業務提携グループ【白群】を結成したことを明らかにした。合併ではなく、業務提携という形で開発案件に協力して開発するもので、非常に興味深い。昨今、ゲーム開発の規模が大きく複雑になっていく一方だが、合併など規模の拡大で対応するのではなく、複数社でそれぞれが強みやリソースを出し合って共同で大きな開発案件に挑むというのは一つの解といえるだろう。引き続き参画する企業を募集しているとのこと。 白群は、5社それぞれの長所を使い、コンテンツごとに最適なチーム組成し、きめ細やかでクオリティの高い、クライアントやユーザが満足できる開発を目指す。またスタッフの共有や勉強会などを行い、さながら1つの会社のような動く。5社分のスタッフと技術向上力を備え、現在すでに複数の案
Brave groupという名前を知る人は多くないかもしれない。2018-19年にゲームジャンルのVTuberで一世を風靡し、炎上事件でほぼ売上ゼロになった会社が奇跡の復活を遂げ、今「第三のVTuber企業」として頭角を現している。「ぶいすぽっ!」18人グループは、FPS(第一人称視点のシューティングゲーム)を中心にesportsやゲームの面白さ・良さを広げていくことを掲げているVTuberグループで、全員あわせてYouTube登録者数約700万人。様々なesports大会でも数多く活躍しており、VTuber最協決定戦やCrazy Raccoon Cupといった著名なイベントで複数の優勝実績もあるほどの腕前。正直1人1人の数字でいえば、「中小規模」からは脱していないかもしれない。だが65人以上もの所属VTuberはほぼほぼM&Aによって買収・グループ化していったものであり、同業界ではいち早
【連載】中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第69回 日本最大の通信制N高校-日本の天才を育てる中高大一貫教育機関の野望 N高校-全校生がVR機器を被った入学式はまるでディストピアのようだった・・・。あれから8年、実はN高の学生数は飛躍的に増えており、現在生徒数2.5万人「日本最大の高校」になっている。プロスケーターやeスポーツ選手も所属しており、東大や海外有名大学への進学者も増えている。遠足は皆でオンラインゲームの『ドラゴンクエストⅩ』に入り、文化祭は企業や一般客がブースを並べるニコニコ超会議の中で開かれている。そして今度は2025年、ZEN大学として大学まで作ってしまった。“イロモノ"として見られがちなドワンゴ・KADOKAWAグループの教育事業の根幹「N高」は一体どんな教育を目指してきたのか。そのプロセスを推進してきたドワンゴ創業者の川上量生氏にインタビューを行った。 ■「とんでも
ソフトバンク、完全子会社であるHAPSモバイルを吸収合併 HAPSの商用化実現に向けて引き続き取り組む ソフトバンク<9434>は、7月24日、2023年10月1日を合併効力発生日として、完全子会社であるHAPSモバイルを吸収合併することを明らかにした。HAPSモバイルは解散することも決定した。 HAPSモバイルは、2017年に設立され、上空から通信ネットワークを提供するシステム「HAPS:成層圏通信プラットフォーム」の構築とグローバルでの事業展開を目指して活動してきた。 今回、HAPSモバイルの研究開発とのシナジーの最大化、経営の一本化によるオペレーションの合理化および意思決定スピードの向上を図るため、今回の決定に至った、としている。 ソフトバンクでは、HAPSモバイルの吸収合併後も、引き続きHAPSの商用化実現に向けて、要素技術やネットワーク機器の研究・開発や制度面の整備などに取り組む
アニプレックス子会社のClover Worksの2023年3月期の決算は、最終損失が2900万円と赤字転落となった。前の期(2022年3月期)の実績は、最終利益が4600万円だった。7月3日付の「官報」に掲載された「決算公告」で判明した。 同社は、A-1 Picturesから切り出す形で2018年10月に設立されたアニメーションスタジオとなる。 ・SPY×FAMILY ・くノ一ツバキの胸の内 ・シャドーハウス 2nd Season ・ぼっち・ざ・ろっく! ・UniteUp! ・Fate/Grand Order -終局特異点 冠位時間神殿 ソロモン- ・劇場版 抱かれたい男1位に脅されています。~スペイン編~ なお、最終利益の推移は以下のとおり。 【関連記事】 ・アニプレックス、2023年3月期の決算は売上高15%減の1526億円、営業利益18%減の296億円と2ケタ減収減益【追記】 ・A-
グリー<3632>のグループ会社であるグリーエンターテインメントは、2023年7月1日付で、柿沼 洋平氏(写真)が新たに代表取締役社長に就任したことを明らかにした。柿沼氏は、『ヘブンバーンズレッド』のプロデューサーだが、今後は兼務するとのこと。 ■柿沼 洋平氏プロフィール 2010年 グリー入社。前職では大手インターネット企業でトラベル事業に従事し、グリー入社後はデベロッパーリレーションとして、GREEプラットフォームの営業を担当。2013年にサイバーエージェントとの合弁会社グリフォンの設立に参画し、取締役に就任。2018年よりグリーグループの子会社であるWFSへ異動し、2021年10月1日にWFS Business Development本部 本部長に就任。社外とのビジネスリレーションの統括を行い、『ヘブンバーンズレッド』のプロデューサーを務める。2023年7月1日付でグリーエンターテイ
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