細野晴臣が語る“音楽の鉱脈”の探し方「大きな文化の固まりが地下に埋もれている」

はっぴいえんど、YMOなどで活躍した日本を代表するミュージシャンであり、今もなお第一線で作品を発表し続ける細野晴臣。彼がLA、ハワイからロンドン、パリ、東京まで、世界各地の土地柄と音楽について語り尽くした書籍『HOSONO百景』（河出書房新社）が評判を呼んでいる。雑誌『TRANSIT』人気連載を元にした同書は、氏の旅行記の体裁を取りつつ、随所で音楽に関する深い考察が披露されており、音楽ファンにとっても必読の一冊といえる。今回、リアルサウンドでは同書の刊行を期にインタビューが実現。聞き手に音楽評論家の小野島大氏を迎え、現在の音楽観や、ルーツに対する考え方を中心にじっくりと話を聞いた。（編集部） 「知れば知るほど、自由が効かなくなるっていうのはある」 ――非常に楽しく拝読させていただきました。興味深い記述はいくつもあったんですが、まずニュー・オリンズの音楽の話のところで（「ニュー・オリンズの”

[mohri]

若い世代への違和感を語ろうとするけど、語りだしたあとで雑に語っちゃいけないなみたいな遠慮をするところ、おもしろい

[a_natsuki]

“今はマルチ・トラックって概念が崩壊してますから。どうにでもできるって時代になった。”

[nico-at]

"3.11の時にCDが出ちゃったというのが、すごく負い目だった ""あとでみんなに「助けられた」って言われたんで、出してよかったんだと思ったことがあった。逆に、あれから３年たった今の時代に出すのが難しいっていうか

[eal]

「20世紀のど真ん中の時代の文化っていうのが、すごいなと、今思うんですよ。エネルギーがね。うるさいぐらい騒々しかったので、一時期僕は苦手だったんですけどね。今はそれが貴重なエネルギーに思えてね」

[Abura]

"レコードがすべてを与えてくれるから。何かと何かが交じり合ったところにいつもおもしろい音楽ができる。それはある特定の場所ではなく、音楽家の頭の中でごった煮になるんだ"

[yyamano]

好きな音楽と作りたい音楽は違うということか? 「レコードがすべてを与えてくれるから。何かと何かが交じり合ったところにいつもおもしろい音楽ができる。それはある特定の場所ではなく、音楽家の頭の中でごった煮に

[gomi53]

まだまだパワフルだ。この人は。

[skam666]

“バブルの時は商業主義的な音楽が豊かになる(中略)ふだん出てこられないものが出られる時代がバブルで。それはそれで素晴らしいなと思いますね。不況の時はもっとこう…本質的なものが出ざるをえないというか”

[yoyoprofane]

"ある種、マルチ・トラックの時代が終わったと思うんですよ。だからこそ過去の音に惹かれて、これどうやって録ったんだろうなって好奇心が出てくるわけですね、今は。"