『夏への扉』はとんでもない愚作なので褒めないでください

『夏への扉』が実写化するというニュースが話題だ。 この機会に原作を読んでくれ、というSFファンの声が多くて本当に辟易する。 SFはアイデアの新奇性、センス・オブ・ワンダーが重要なのであって、今さらヴェルヌやウェルズを読んだところで、価値はない（ギブスンやディックも同様）。 こういう「オススメSF」の話題になると必ず出てくるのが『夏への扉』だ。 はっきり言えるが『夏への扉』を薦めるやつは見る目がなく、センスに欠けていて、信用できないってことだ。 私もその手合いに騙されて、貴重な時間を無駄にしてしまった。 『夏への扉』は読まなくて結構。今からその理由を端的に3つ述べる。たったの3つだよ。 『夏への扉』は決して猫小説ではない。 『夏への扉』は猫好きなら読んでおくべき、みたいな薦め方もされる。 読んでみて驚いたのだが、これはまったくもって猫小説ではない。 なぜなら猫はストーリーの本筋とまるで関係な

[oceantug]

増田自身がタイムトラベルしてる。https://anond.hatelabo.jp/20130512143540

[meganeya3]

"お前ら、他人の評価に惑わされるんじゃねえぞ。" はい。

[mc22_90]

美人婚約者に陥れられて全てを失った技術オタクがメイドロボを作って猫と幼馴染幼女に救済される物語、という感じでこれもうラノベじゃんとは初めて読んだ時から思ってた。

[rax_2]

「ピートは、扉のどれかが明るく楽しい夏へ通じていると信じて疑わず、「夏への扉」を探しつづけ、決して諦めないのだ。そして、ダンもまた「夏への扉」を探していた。」そこまで読んで書架に戻す。それで十分。

[natu3kan]

確かに現代の基準で読むとありがちなSFネタだらけだけど、常に謎が置いてあって先の気になる展開になってるし、さくさく読みやすくて本を読み慣れた人なら長編だけどすぐ読み終えられる。猫も可愛いし。

[versatile]

ディックは今読んでも理解不能で面白いと思うが

[TakamoriTarou]

SF者めんどくさいなー（※褒めてます

[K-Ono]

じゃあ、なにを読んだらいいですかね(ﾆﾁｬｧ

[ScarecrowBone]

天冥の標読もう、三体より面白いよ！（過激派）

[Dersu]

「今さらヴェルヌやウェルズを読んだところで、価値はない」　殺すぞ

[unfallen_castle]

作品自体の評価は人それぞれなので特に文句はないけれど、「猫の行動が何かストーリーに影響を与えるわけでもない」については「そうでもない」と言っておきたい。過去に戻った時の下りとかヒロインの行動理由とか

[poncon]

わかる。友人に薦められて読んだが全く同じことを思った。

[aramaaaa]

綿の国星は、ある意味猫は出てこないとも言えるので注意

[FFF]

富野か

[chabooooo]

“ロリコンの白昼夢”

[nyankosenpai]

この増田は45歳以上

[washita]

表紙に猫がいて、猫がうろつく描写が何行かあればもうそれは猫小説ですよ。あとタイトルが夏休みを連想させて子供の頃は何となくワクワクした。

[shino-katsuragi]

ハインラインはガチSFではないからなぁ。それでもワシはハインラインが好きだ。/ラノベがラノベとして成立する以前の時代の作品だってばさ。/「落日の彼方に向けて」が一番好きな時点でSF好きとはいえない（笑）？

[guru_guru]

こういう文脈で綿の国星を出さないでくれ。大切な作品なんだ。

[gwmp0000]

"猫好きは『綿の国星』でも読みなさい" "『夏への扉』はJ-POPの歌詞みたいなもの 〜 中身はないが、何だか心地よい。日本にはそういうものに騙されるやつが多い" 良い書評 SFや猫は置いといても好きな小説

[haha64]

{

[quick_past]

アルジャーノンに花束をだって、テレビドラマ版は何がしたいのか分からない駄作だったし、タイトルさえ引っ張ってこれたらあとはどうでもいいのだろう。

[NOV1975]

もしかして、あの過去のエントリは…布石？？（いいえただのコピペです

[sun330]

ハインラインは読みやすいので。自分も個人的好みはクラークだったり（でも読みにくい）。といいつつ愛するのはアシモフです。

[kei_mi]

『夏への扉』というタイトルだけで五億点なので

[seenone]

まあまあだったやつよりおもんなかった本のほうが覚えてたりするよね。

[miruna]

ご都合主義の何が悪い。ラブひなとかと同じジャンルやろ知らんけど。

[birnamwood]

「雰囲気は確かに良くて褒める人がいるのもわかるけど言われてるほど万人向けじゃない作品」ということで私の中ではサマーウォーズと同系統の作品

[bigburn]

タイトルが富野監督の声で脳内再生されてしまう

[manimoto]

負けないでの真髄は「何が起きたってヘッチャラな顔して どうにかなるサとおどけてみせるの」の部分。内心全然ヘッチャラじゃなくて精一杯強がっている姿を表現し、また聴者を自己投影させるトリガーになっている。

[aminisi]

大昔、2chで長編アスキーアートとして序盤だけ投稿されてたのが面白くて、ずっと長いこと「これはさぞかし名作なんだろうなぁ」と思ってたけど、近年読んですごくがっかりした https://aa.5ch.net/test/read.cgi/aastory/1025150223/

[nebokete]

世の中、色々と杜撰でも自分に刺さる箇所がある作品なら気にしない人だらけだよ。多かれ少なかれ他もそうだし。ただ自身の許容範囲を超えた作品への萎えはすごくわかる（※なろう読者の意見です

[babelap]

CADつくるところとか文化女中器作り上げるまでのくだりは面白かった気がする（なので、まちがいなくそこを外して、たぶんそれにかわるワクワク開発物語を入れることもないだろう日本版って面白くなるの？と思ってる）

[dgwingtong]

翻訳のセンスが無いと思うんだよな、心地良ければまぁ良いけど、それもなくて読み通せない。

[hobbling]

日本でだけ人気のある作品ということで「星を継ぐもの」を映画化してみろや、いやΖガンダムではなく/「夏への扉」はほとんど内容を覚えてないけど、唯一未来で落ちぶれた悪役たちのもの悲しさは印象に残ってる

[aceraceae]

いや、名作だよ。ネコ小説ではないけど。

[mogmognya]

ロミオとジュリエットを、偶然が重なる無理あるプロットの愚作、と本気でDisる人を見る気持ちでホッコリ。あと増田はディックを本当に読んでいるのか。

[regicat]

これとアルジャーノンと、あと一作くらいいかにも日本でドラマ化されそうなリリカルSFがある気がする。バイセンテニアルマンあたり？

[Lian]

『夏への扉』をdisるのはいいけど、ディックは最高でしょ……

[segawashin]

これ読んでググったら、本作が1956年でナボコフ「ロリータ」が1955年という面白い偶然を見つけたのでここでも書いておく。別に関係ある2作というわけでもないけど、リッキーとドロレスの立場や顛末がホント対照的で。