悪い社長の、社員掌握術

ちょっと前に、マイナビさんのアルバイト情報メディアに寄稿しました。 タイトルは、低賃金でパワハラが横行しているのに、人が辞めない会社。一体なぜ？ 内容を端的に言うと、不思議なことに「低賃金」「長時間労働」「パワハラ横行」と、離職率が低いことは両立するという話です。 「会社を辞める」と言う選択肢は、待遇の悪さとは、別の話なのです。 つまり、会社の愚痴が多い人に、「嫌ならやめりゃいいじゃん」と言うのは、あまり意味がない。 むしろ「それができれば苦労しないよ」と、反発される。 待遇が悪い会社の社員に限って、そもそも「辞める」が選択肢に入らないケースも多いのです。 それは上の記事でも述べましたが、「昭和型」の会社で顕著です。 昭和型の会社とは、 ・新卒が中心 ・保守的な人を重視して採用 ・昇給は毎年かならずやる、だがほんの少しずつ ・長時間労働 という特徴を備えた会社のこと。 そこでは、「生かさず

[saiid]

これ人事側としてマジで体験してた。この手の企業、他の諸要素がおざなりなままで帰属意識の醸成にだけはやたらと気を揉むんだよね。

[koogawa]

所謂「アットホームな職場です^ - ^」はこういうことなのかもしれない

[yarumato]

“忙しいひとは、深く考えたがらない。技術者は暇になると転職を考える。安くてもいいから稼働させておくと社員が辞めない”

[gui1]

「帰属意識を高めるために帰社日を設定したぞ。どうだ。おまえら、愛社精神が高まっただろ」　← バカ(´・ω・｀)

[gogatsu26]

“不思議なことに「低賃金」「長時間労働」「パワハラ横行」と、離職率が低いことは両立するという話です。 「会社を辞める」と言う選択肢は、待遇の悪さとは、別の話なのです。”

[isrc]

最低限の給与と、それなりの仕事を与えて「忙しさ」という幸福感を演出し、あとは飲み会やプレゼントなどで歓心を買う。それで社員が辞めなければ、別に会社として問題はない。それが「悪い社長」の社員掌握術です。

[kagerou_ts]

転職活動はほんとに消耗するから…すんなり決まればいいけど、そうでないとき。忙しくされるとそこまで手がまわらなくなって選択肢から外れるのわかる

[gabill]

『会社内での自分の存在価値を可能な限り低く保っていたい』という若手 https://note.com/yontengop/n/ne3db96c946d0 この話と表裏一体だよね。

[natu3kan]

安達裕哉。暇を無くすことで、体力と思考力を奪い洗脳を解けにくくできるから、仕事のパフォーマンスは落ちるけど合理性あるんだよね。王道の洗脳のテクの一つ。

[yetch]

辞めそうな人を入れないとか、辞めた時に連鎖を起こさせないとか、やる事多いよ。悪くても楽じゃないから罪悪感を感じる暇がない。

[ONOYUGO]

“そもそも消耗している人は、「転職活動」といった、さらに消耗するような活動に身を投じる資源は残されていない。そこに、経営者がつけこんでいる、ともとれるわけです。”　←うまくできている。