ブラジルのインフレ：後手に回る金融政策

（英エコノミスト誌 2013年4月20日号） ブラジル中央銀行は遅ればせながら物価を抑制するための措置を取った。 イタリア系移民も多いブラジルでは、トマトは必需品〔AFPBB News〕 物価上昇が絶え間ない冗談のネタにされた時、中央銀行はインフレ予想を制御できなくなったことを知る。ブラジルでは、洪水、干ばつ、輸送費の大幅上昇を受けて、突如かなり高額になったトマトが冗談のネタだ。 ソーシャルメディアサイトでは、銀行強盗がトマトの木箱を奪い去る姿や、宝くじの当選者がトマトピューレの風呂に入っている姿を描いた風刺画が飛び交っている。 組織犯罪さえもが果物に手を伸ばしている。税関の検査官の話では、パラグアイの密輸業者はブラジル向けの麻薬、煙草、模造電子機器の取引にアルゼンチン産のトマトを加えたという。 サラダにとどまらないインフレ問題 4月10日に発表された公式統計は、ブラジルのインフレ問題がサ

[a1ot]

…『遅まきの利上げの背景には、中銀としては、電力、食糧、白物家電、自動車などの売上税の減税が、財務省が主張した通りにインフレを抑えるかどうか見極めようとしていた。結局、需要を煽り、物価を上昇させた』

[Ereni]

4.20 economist

[paravola]

物価上昇が冗談のネタにされた時、中央銀行はインフレ予想を制御できなくなったことを知る／ひとたび経済に浸透すれば、物価上昇率は自然に落ち着くと中央銀行は主張していた

[API]

NGDP目標の導入を勧める。　　ブラジルのインフレ：後手に回る金融政策

[equilibrista]

『インフレを食い止められない政府は、特に物価上昇に非常に敏感な貧困層から選挙で冷たくあしらわれると考えていい』

[hahnela03]

インフレを煽っているのは、通貨安や食糧価格の高騰などの一時的な圧力だということ。低賃金の層が体験するインフレは全般的なインフレよりかなり厳しいことを示すサブ指数は政府を悩ます。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[jt_noSke]

ふーむ

[orz_dT_Tb]

行きはよいよい、帰りは怖い。それが金融緩和政策。日本はこうならないように願いたい。