野宿者を怖がること - モジモジ君のブログ。みたいな。

暗い夜道でたまたま女性と通り道が同じになり、中途半端な距離を保ちながら歩くめぐり合わせになってしまったりすることがある。そういうときに、たまーに、駆け足になられたりすることがある。悲しい気持ちになるが、少なくとも腹は立たない。てゆーか、申し訳ない気持ちになる。本当に危害を加えられるような可能性は、少なくとも確率的な問題としては、圧倒的に低い。しかし、こういうときに生じる怖さというのは確率的なものとは無縁のものであって、怖さを感じてしまうこと自体は本人にもどうにもならないところがある。 野宿者に対して「怖い」と感じる感情も、同様のどうにもならないところに発するものは確かにあるのだろう。山田花子のコメントにしても、分からないではない*1。少なくとも、「怖い」に対して、「本当は怖くないよ」を対置しても、それだけでは残されてしまうものがある。そう言われてしまうところはあると思う。 このような意味で

[o_keke_nigel]

「恐れつつ、しかし、排除しないことは、理性的には可能なことだ。」腑に落ちる考察。ここが「異質な他者」を理解するギリギリのラインだと思う。

[kasuho]

「こわい」「きもい」「うざい」等の感情は一旦承認されるべき。だがそれらの感情を、対象の排除と直結させてはならない。感情的には否定しつつ理性的には肯定するということが可能だ。という極めてまっとうな議論。

[zonia]

野宿者→オタク、公園→秋葉原、と置き換えて読んでもみた。

[TakahashiMasaki]

（こういう話題になるとよく「じゃあ浮浪者をおまえの家に住まわせてやれ」ってやしがよく出るのだが，あれについて考えたい

[rna]

[

[westerndog]

うーん、自分の子供にホームレスを理解させるために触れ合わせたいかと問われたらお断りだよなぁ。つまり怖がってるんじゃなくて、人として目指そうと思う領域の反対側にいる人たちだから避けられるのでは。

[kanimaster]

差別意識＝忌み事という前提には疑問。

[wackunnpapa]

こうも易々と断定されてしまうと，このような見方に疑義を唱えることがひとでなしの所業のように思えてくる＞＞結論部分．＜＜修正後の方が受け入れやすくなりました．

[suVene]

差別意識と未知のものへの畏怖心について。

[AFCP]

「野宿者」はいろいろな単語に置き換え可能？ では、統合教育をうける障害児に対して、他の子ども（と保護者）には「さしあたり近寄らな」いという選択肢が残されるのかな。やっぱり「公園」と「居住」限定かな？