読みやすい文章は「デザイン」が優れている｜竹村俊助／編集者

村上春樹さんや林真理子さん、糸井重里さん、『嫌われる勇気』の古賀史健さん。彼ら彼女らの文章は、スルスルと読める。とっても読みやすい。 その「読みやすさ」の正体ってなんだろう？ と考えてみる。 読みやすい文章は、パッとその文章を見た瞬間に「読みやすそう！」と思える。これは「文章の中身」というよりも「デザイン」に近いのではないかと思う。 漢字とひらがなのバランス、改行の位置、「（会話文）」の割合などを計算し、「ビジュアルとして」読みやすくデザインされているのではないか。 文章の中身が大切なのは言わずもがなだけれど、それ以前に、パッと見のデザインが秀逸なのだ。 たとえば、村上春樹さんの文章。 彼女の名前は忘れてしまった。 死亡記事のスクラップをもう一度ひっぱり出して思い出すこともできるのだけれど、今となっては名前なんてどうでもいい。僕は彼女の名前を忘れてしまった。それだけのことなのだ。 昔の仲間

[miyatakesan]

個人的にはビジュアル以上に「リズム」の要因が大きいかな。ブログや増田で見る改行なしでも一気に読める文章を知ると特にそう思う。読みやすさ、とは違うけど文章のビジュアルで秀逸と思うのは、森博嗣かな。

[sukekyo]

これ大事。こういうのこそ小学の作文のときから教えるべきだと思う。小学生の作文の「デザイン」の汚いことよ。

[hachiame]

“「何」「事」「僕」「今」などの漢字も「なに」「こと」「ぼく」「いま」などとひらがなにしてみよう” これは簡単だしすぐに始められそうだから意識してツイートしてみようかな。

[namikuguri]

「うっ」ってなる文章がわかりやすい

[manimoto]

"見た瞬間に「うっ」となる"文例がフミコフミオさん感があって説得力がなくなってしまった。

[paperot]

デザインを見た目の話として扱うのは控えめにしてもらえると助かる。スタイルとか、ビジュアルとか、そういう言葉のほうが誤解が少なくてよい。

[takehiko20]

改行と、空白と、ひらがな、大事だよね。

[mia-nohara]

まずは読んでもらえなきゃ始まらない。