日銀が買う国債は､誰が責任を負うのか

黒田東彦・日本銀行総裁の下での「量的・質的金融緩和」が始まって2年が経つ。「アベノミクス」3本の矢のうちの第1の矢と位置付けられ、デフレ脱却のカギを握っている。 「満期が来た国債は、元本返済が不要」のカラクリ 異次元緩和政策ともいわれる「量的・質的金融緩和」では、日本銀行が国債を大量に市場で買い入れている。日本銀行が大量に国債を買い入れている間は、国債金利は上昇しにくく、発行した国債が満期を迎えて元本を返済しなければならないものでも、日銀が持っている限り、返済のための税負担は要らない。あくまでも、「日銀が持っている限り」であるが。 そのカラクリはこうである。日銀が国債を大量に買い入れているのは、市中に通貨（マネーストック）を増やしたいからである。市中に通貨を増やすことで通貨価値の低下につながれば、通貨価値と表裏の関係にある物価（ここでいう物価とは、専門用語でいえば一般物価）が上昇する。つま

[shavetail1]

＞日銀が保有する国債は政府の借金とみなさなくてよいとの声がある。 だがそれは誤り。日銀買入れ国債は、デフレが脱却できたら国民の税負担で返済を迫られる。 →誰からだよ。国民が貸して政府が借金してるのに。

[littleumbrellas]

そもそも通貨発行益って政府の収入じゃないのか？国債の絶対額を抑えなきゃいけないと思ってるみたいだしまぁ土居丈朗だからしょうがないけど。

[sgo2]

消費にかかる消費税と、現預金にかかるインフレ税とどちらが良いか。因みに純金融資産はマス層が1番多く、上に行くほど少ない(恐らく富裕層はさほど現金を抱えていない)。

[maturi]

やはりリフレは世界標準の経済学に基づく経済政策

[toraba]

「量的緩和は無意味どころか、超低金利で銀行の収益を圧迫（かえってデフレ圧力で迷惑）。だから、さっさと出口戦略やってくれ」https://youtu.be/LJWGAp144ak?t=2662

[BUNTEN]

日銀の「異次元の」国債購入増は通貨供給よりも、「異次元」であることをもってインフレ予想(期待)を動かすことを狙ったもの。(しかし増税で期待が折れたので流動性の罠が続いている。)

[arukam]

“だが、それは誤りである。日銀が買い入れている国債は、デフレが脱却できたら、国民の税負担で返済を迫られる。”

[totttte]

わかりやす。国債を買うってことは、現金で買うのだから、そのぶん現金が外へ出るのか。逆に国債を売るのは、現金を日銀が貰うこと＝現金を吸収することになる。インフレしようが今のデフレでも結局国債の負担は減る

[Moonlightdance]

政治的には、全体の国民負担が減っていないとしても、「誰の」負担が減って誰の負担が増えたのかが問題。そして、インフレ経済においては、現金保有層（＝年金生活者）の負担が増え、生産層の負担が減る。

[ookitasaburou]

土居 丈朗 ：慶應義塾大学 経済学部教授

[gruza03]

日銀が買い入れている国債は、デフレが脱却できたら、国民の税負担で返済を迫られる。

[daybeforeyesterday]

はぁ

[kikai-taro]

果たして、永久機関は存在しなかった。