NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 博士論文とは「最後の教育機会」である!?

中原淳（東京大学准教授）のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 ここ最近、指導している学生諸氏が、そろいもそろって、博士論文に挑戦しているせいでしょうか。最近、僕自身も、以前と比べて、博士論文について考える機会が多くなっているような気がします。 夜、自分が帰ろうとしているとき、ふと、研究室を見ると、まだ灯りがともっており、大学院生が論文を書いています。論文を書いている学生が、揃いもそろって、並んで、真剣にコンピュータに向かっている。声をかけようかな、とも思うのですが、「邪魔しちゃ悪いな」と思い、そうしない日もあります。 そんな日々が続くと、彼らが取り組んでいる博士論文って、どんな意味があるのかな、という思いにかられることがあります。 ▼ 「博士論文が何か？」とは、吐いて捨てるほ

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指導教官にはそう扱ってもらったが、自分の側は心許ない。それはともかく、これは名言。最終段が問題 / 「終わった論文が、よい論文！」 「完璧をめざすより、終わらせろ！」

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博士課程の後には、「自律したひとりの研究者」に、、、育てる事ができているだろうか。

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いい話．なんかいろいろ思い出して泣きそうになった．

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"過去との決別。 世界を認識する。 未来に向けて歩み出す。"

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A dissertation is Ne Plus Ultra of education; therefore, Plus Ultra. 「過去との決別、世界の認識、未来への一歩」

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良い話。博士課程修了後は研究したいという人をきちんと指導できるようにならないといけないなとも思った。査読という意味では今もだけど。