グーグルのモトローラ買収で振り出しに戻った不毛な特許戦争

グーグルが、モトローラ・モビリティーを買収。 この大ニュースは、グーグルがスマートフォンのハードウェア・ビジネスに本格進出するのではないかとか、グーグルがオープンソフトとして提供するモバイル用OSの アンドロイドを、自社製ハードウェアに搭載して有利に使うつもりではないか、といった憶測を呼んでいる。 だが実際のところ、この買収の背景にあるのは、現在世界で繰り広げられているパテント（特許）戦争である。ここ数年、モバイル端末やスマートフォンの領域でたびたび訴訟が起こされてきたが、今やそれが、競合を抑え市場を制覇するための道具としてパテントを利用する本格特許戦争に発展したことが、今回の買収ではっきりした。 パテント戦争は昨年あたりから目立って過熱化していた。パテント侵害で訴える企業、訴えられる企業、その侵害の内容はさまざまだが、大きく言えば「アンドロイド」とiPhone、ウインドウズ携帯など「その

[georgew]

問題は、産業における革新性を保護するはずのパテントが、足をひっぱる道具に使われているということだ。イノベーションを阻む現在のパテント制度は、創造性や技術革新を阻害する過度な著作権保護にも似ている...

[nakag0711]

特許制度は独立採算性で儲けなきゃいけない特許庁と高給の弁理士のためにある制度。だから官僚側からは特許を弱めるような話は決して出てこない。

[m-kawato]

"パテント戦争は、タブレットＰＣやスマートフォンの価格や使い勝手の不自由さといったかたちで、われわれ一般ユーザーにも波及しないとも限らない。もっと透明性の高いパテント制度の議論が必要だ。"

[candidus]

たしかに不毛かもしれない

[kinbricksnow]

だが実際のところ、この買収の背景にあるのは、現在世界で繰り広げられているパテント（特許）戦争である。

[mame-tanuki]

Google帝国vsその他連合による特許という名の"塹壕"に篭った不毛な消耗戦について。