能登半島地震の影響で断水が続いている石川県七尾市で、調理の必要のないメニューだけを提供する学校給食が再開しました。 七尾市では地震で断水のほか、給食センターの設備が壊れる被害があり、給食を提供できない状態が続いていました。 7日からコンビニチェーンなどから仕入れた調理の必要のないメニューだけを提供する「簡易給食」が市内の小中学校で始まりました。 このうち田鶴浜小学校の給食では牛乳とおにぎり、それにデザートが提供され、子どもたちは同級生たちと一緒に楽しそうに給食を味わっていました。 小学1年生の男の子は「給食があると友達と長くいられるのでうれしい。寒い日が続くので、おみそ汁のような温かいものもあるといい」と話していました。 七尾市によりますと、給食の再開に伴い一部の学校を除き午後の授業が始まったということです。 七尾市では、断水が解消し給食センターなどの復旧作業が終わりしだい、汁物も提供する