フリッチョフ・カプラ 著 千葉啓恵 訳 2016年12月 発行 定価 4,000円 ISBN:978-4-907600-48-8 サンプルページ(PDF) ・ 序文、目次 概要 レオナルド・ダ・ヴィンチは,何十もの驚くべき発見をし,流体力学や理論植物学,空気力学,発生学などの全く新しい分野を切り開いた.著者は,レオナルドの有名な手稿を読み返すうちに彼が先駆的なシステム思想家でもあったことに気づき,この新しい視点から見たレオナルドの全科学的業績について,徹底的に踏み込んだ調査を行った.そして本書で,レオナルドの科学は生きている形態や性質,パターンの科学であり,200 年後に登場した機械論的な科学とは根本的に異なっていること,レオナルドがすべての生命の不変性に敬意を払うとともに,すべての自然現象に根本的な相互依存性があることを認識し,ミクロコスモス(人間)とマクロコスモス(生きている地球)を