Apache MPM の基礎をしっかりと理解しよう! Thu Mar 20 22:09:37 -0700 2008 naoya です。最近、とうとう花粉症の季節に入ったので、生まれて初めて空気清浄機を購入しました。 さて、今日は Apache HTTP サーバの MPM (Multi Processing Module) について解説したいと思います。普段、ウェブサーバを構築するとき、Apache HTTP サーバを使うことが多いと思いますが、Apache HTTP サーバを使う上で MPM について理解しておくことは大事です。 この MPM ですが、Apache HTTP サーバではリクエストを処理する部分のことをさします。MPM は、Apache HTTP サーバ 2.0 系から採用されています。Apache HTTP サーバの MPM には、次の種類があります。 prefork wo
個人的Apacheチューニングのメモ。 間違いがあったら教えて下さい! prefork 前提 Apacheでは、リクエストはApacheの子サーバプロセスが処理する。 子サーバプロセスは動的にforkで生成されたり、殺されたりする。 が、forkはとても重い処理なので、forkが発生しないように設定するのがよい。 チューニング方針 負荷が高かろうが低かろうが常に一定数のプロセスが動いている状態にする。 preforkの動作 MaxClientsは絶対値。 子プロセス数はこの値を超えない。 (以下正確ではないですが簡単に) Apacheは負荷が高くなってきたら 子プロセスを生成していく アイドル状態の子プロセスはMinSpareServers以上になるよう維持 MaxClients以上の子プロセスは生成しない MinSpareServersよりMaxClientsが強い 負荷が低くなってきた
前のエントリーの続き。まずは自己引用。 php-pearが5.1/5.3両対応なのかと思ったのですが、PEARがやたらWARNINGを吐くので、多分ダメなんだと思います。 そんなことはなかったらしく、Warningが吐かれまくっていてもpearコマンドのupgradeで最新のPEARにできました。2chのCentOSスレの人ありがとう!確かに、なんか大量に吐かれているとはいえ、Warningだもんなぁ(されどWarning?)。 以下、新規にCentOS5.6を入れた場合のpearのアップグレード手順です。こんな強引な方法で大丈夫か? # pear upgrade --force Archive_Tar # pear upgrade --force Console_Getopt # pear upgrade PEARアップグレード前後のバージョン番号は次の通りです。 パッケージ アップグレ
PHP5.1.6がインストール済みの環境でWordPress3.2 beta2をインストールしてみる CENTOSは、5.6からphp53というパッケージ名でphp5.3系が利用できるようになりましたが、 # yum -y install php yumコマンドで上記のとおりphpをインストールするとPHP5.1.6がインストールされてしまいます。 このPHP5.1.6がインストールされた環境下で、とぼけてWordPress3.2 betaをインストールしようとすると、 Your server is running PHP version 5.1.6 but WordPress 3.2-beta2 requires at least 5.2.4. (このサーバーのPHPのバージョンは5.1.6です。WordPress 3.2-beta2を動作させるためには PHP5.2.4以上のバージョ
こんにちは開発チームの崔珉秀と申します。 今回はnginxというウェブサーバーについて話をさせて頂きます。 nginxは最近数年の間けっこう人気が高くなっています。特によく使われているApacheやLighttpdなどのウェブサーバーと性能の面で比較することがよくありまして、優れた性能で単純なstaticファイルを転送するウェブサーバーからCGIサーバー、reverse proxyサーバーなどの様々なウェブリクエスト処理に関わる分野で導入されています。 今日はnginxの性能の比較よりもサーバーの開発者(nginx module)もしくはサーバーの運営者としてのnginxにある仕組の中で一つを紹介したいと存じます。 サーバーの開発や運営をする場合ロジックや設定などの変更により配布の後、サーバーを再起動することがあります。 その再起動の時にウェブサービスとしてリクエストの処理を続けなが
WebDAV over SSL+LDAP認証の実現 いよいよ、前回構築したWebDAV over SSLにLDAP認証を組み込みます。LDAPがうまく動作しているなら、ここで行うべきことはhttpd.confを数行修正するのみです。理屈は抜きにして、まずは簡単な例でLDAP認証を試してみましょう。 次の例は、LDAPに登録されている(ただし「o=example,c=jp」)ユーザー名とパスワードで認証を行う設定です。 <Location /webdav> DAV on SSLRequireSSL AuthType Basic AuthName "WebDAV Server" AuthLDAPURL ldap://LDAPサーバのアドレス/o=example,c=jp?uid ←AuthLDAPURLを使用 require valid-user </Location> ここでの修正点は、「A
WebDAV+SSLで、ファイルサーバとして最低限の運用は可能になった。この環境にLDAPを導入して、各種の権限をディレクトリベースで管理できるようにしよう。(編集部) 前回は、WebDAVを用いてインターネットからでもアクセスできるファイルサーバを構築しました。また、SSLを導入することでセキュリティにも配慮しています。今回は、さらにLDAPを連携させて、組織上の権限に応じたアクセス制御を実現します。 LDAPのインストールと基本設定 LDAPにはOpenLDAPを使用します。ここでは、Fedora Core 4(以下FC4)を例に簡単にインストール方法を紹介します。ソースからインストールする場合の方法と設定については、「Appendix:ソースからのインストール」を参照してください。 FC4の場合、必要なパッケージは以下のとおりです。openldap-serversのインストールを忘れ
期せずして久々の更新になってしまった。ブログを書く気がなくなったとかそういうのではなくてただ単に忙しかっただけ。その間、まぁ仕事が予期せぬ方向から炎上してみたり、事故をもらって愛車が全損したり(フロントガラスが全面熱線入りなんていう変なオプションなどを諸々付けていたからお気に入りだったのに)と決して良いことばかりで忙しかったわけではないけどね! で、今回は node.js のお話。異様な盛り上がりを見せているものの、じゃぁそれっていったい何かというと「JavaScriptを用いたNon-blocking I/O環境」という非常にシンプルなものだ。 その根底には「うまくスケールできること」と「動作が速いこと」という理念が見受けられる。 まず「うまくスケールできること(多量のアクセスを捌けること)」を解決するにあたり、まずはスレッドモデルか、イベントループかという問題があった。そこで auth
Webアプリフレームワークの「簡単メンテナンスモード」コンテストにエントリーされる方はいらっしゃいませんか。http://d.hatena.ne.jp/tanakahisateru/20110527/1306495794 (いろんなフレームワークの性格が見えて面白いと思う) http://twitter.com/tanakahisateru/status/74078560624721920 さあ、お待ちかね mod_rewrite / .htaccessの場合です。 というわけで、mod_rewriteを使えば、時間指定、IP指定、パス指定を行いつつメンテナンス画面を表示できます。 ポイントは、メンテナンス画面のステータスコードを「503」として返すこと。 これを怠るとメンテナンス画面がGoogleなどにインデックスされてしまいます。 このネタ、ずっと前から書きたかったんですよね! (それ
Let me first start off by saying that the Zend Framework has been very good to us.It enabled us to build a kick-ass application in a relatively short amount of time. On top of that, we followed the conventions from Zend and PEAR and essentially have a very maintainable piece of software which I don't hate looking at every day (which is as one can imagine, a huge plus).The other day our servers wer
14:30 | Keep-Alive on / off に関する文献の多くが曖昧であることが気になっていたので、まとめてみました。Apacheのドキュメントから、Keep-Aliveの説明を拝借しますと、HTTP/1.0 の Keep-Alive 拡張と HTTP/1.1 の持続的接続の機能は、複数のリクエストが同じTCPの接続で送られる、長時間持続する HTTP セッションを提供します。つまり、Keep-Aliveは、『TCP 3ウェイハンドシェイクの節約』であるという点を理解しなければなりません。たいていの文献は『画像やCSSが多いサイトでは、接続を使い回すことにより無駄遣いをなくす』という説明をしていますが、この接続を使い回すという表現も曖昧な気がします。何となく分かった気になってしまう人も多いのではないでしょうか。それでは、まずは以下のようなhttpd.confで、Apacheの動
ウェブサイトのパフォーマンスの改善やSEO、セキュリティに役立つ.htaccessの設定を紹介します。 17 Useful Htaccess Tricks and Tips 備考:Apache チュートリアル: .htaccess ファイル、Apache コア機能 [ad#ad-2] .htaccessの設定:パフォーマンスやSEO関連 .htaccessの設定:セキュリティ関連 .htaccessの設定:パフォーマンスやSEO関連 .htaccessでタイムゾーンを設定 .htaccessでタイムゾーンを設定します。 例:東京 SetEnv TZ JST-9 もしくは、 SetEnv TZ Asia/Tokyo .htaccessで301リダイレクトを設定 .htaccessで301リダイレクト(永続的なリダイレクト)を設定します。 例:旧ファイル(old.html)、新ファイル(new
AuthMemCookie Apache Module "Auth MemCookie" is an Apache v2 Authentication and authorization modules based on "cookie" Authentication mechanism View on GitHub Download .zip Download .tar.gz What is “Auth MemCookie”? Auth MemCookie is an Apache v2 Authentication and authorization modules are based on cookie Authentication mechanism. The module doesn’t make Authentication by it self, but verify if
Part I: Introduction Getting Your Feet Wet with mod_perl This chapter gives you the bare minimum information to get you started with mod_perl 2.0. For most people it's sufficient to get going. Overview of mod_perl 2.0 This chapter should give you a general idea about what mod_perl 2.0 is and how it differs from mod_perl 1.0. This chapter presents the new features of Apache 2.0, Perl 5.6.0 -- 5.8.0
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く