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家族に関するgintoni77のブックマーク (6)

  • 私の異常なお見合い・覇王伝 または私は如何にして独身の自由をかなぐり捨て結婚を決意するにいたったか - Everything You’ve Ever Dreamed

    突然だが結婚することにした。来月から彼女と暮らす。籍を入れるのは来月上旬の予定。身内で不幸が続いているので、当面、式やパーティーはやらず、来年あたり、不幸のホップステップジャンプが無事着地して落ち着いたら、ささやかなパーティーをやろうと彼女とは相談している。プロポーズの言葉は二人だけの秘密。当事者以外が聞いても面白いとは思えないし。「結婚するかい?」「ハイ、キミとなら」。ね?面白くない。面白くないと言われればそれはそれで腹が立つが。 いままで彼女との結婚を考えなかったかといえばウソだ。僕は、語感からすると矛盾しているようなことを述べているように聞こえるかもしれませんが、筋金入りのインポテンツ。そんな病気を抱えたまま、嫁をもらうわけにはいかない。もし彼女に触れたとき、反応しなかったら彼女が可哀想だろう?。だから僕が病気に打ち勝ったとき、それがいつになるかわからないけれど、そのとき彼女がまだ僕

    私の異常なお見合い・覇王伝 または私は如何にして独身の自由をかなぐり捨て結婚を決意するにいたったか - Everything You’ve Ever Dreamed
    gintoni77
    gintoni77 2011/07/22
    おめでとうございます!
  • 京都六景/親父とお寿司 - Everything You’ve Ever Dreamed

    京都の秋を三点ほど描きました。過去に描いた《秋もの》とあわせて《京都六景/秋》をご覧ください。 ※以前ブログで発表したものは画像を大きめにしてあります。 僕は自分で撮った写真をもとに絵を描くことが多い。仕事で月の半分以上を京都で過ごす父のもとを僕や家族はときどき訪れていた。その際、僕は譲ってもらったローライ35で寺や神社や街を撮っていた。 そういう、写真だ。僕は写真を眺めながら、最後に京都に行ったときのことを思い出していた。 最後に父を訪ねて京都へ行ったときのは十七才の秋だ。 一人、新幹線を降り、待ち合わせの京都駅で顔を合わすなり、父は、遠いところまで来たんだ、せっかくだからと、僕を高級寿司屋へ連れて行ってやる、一貫千円だぞ、と誘った。父は寿司が大好物だった。僕は、そんな高いモノはいい、適当な飯屋でも入ろう、それに寿司はあまり好きじゃないと断った。父は、そうか、と残念そうな声を出した。嘘だ

    京都六景/親父とお寿司 - Everything You’ve Ever Dreamed
    gintoni77
    gintoni77 2009/11/16
    ちょっとしんみりしてしまった。
  • 花参り - Everything You’ve Ever Dreamed

    お萩と牡丹の違いが僕にはよくわからない。春、秋、季節によって呼び名が変わるだけで同じもの、らしい。それなら棚から落ちてくるのがお萩ではなくて牡丹なのはなぜだろう?「たなぼた」が「たなおは」でもいいんじゃないか。そんなことを思いながら仕事帰りに和菓子屋に立ち寄り、不憫なお萩を買った。仏に供えるためだ。お彼岸。鎌倉の材木座にある寺に父は眠っている。駐車場に車を停め桶に水を汲み墓へ向かう。墓を掃除するために一足早く来ていた母の足元に広げられた新聞紙のうえには古い花が置かれていた。数の花は枯れ、名を失い、茶色く変色していた。「お父さんのお墓に来る人も減ったわねえ」と母は言った。無理もない。父が亡くなって18年になる。僕と弟が「花参り」をやめてしまってからも随分と時計はまわってしまった。 父が亡くなってしばらく経ったある日、墓を訪れた僕と弟はお供えの花が次第に減ってきていることに気がついた。そ

    花参り - Everything You’ve Ever Dreamed
    gintoni77
    gintoni77 2009/10/08
    お母さんの言葉、とてもすてき。
  • 子どもに自信を与える方法

    0. これは子どもの問題ではなく大人の問題だと思う。 自分嫌いをなくそう! 都が小学生に「自尊教育」導入へ - MSN産経ニュース 1. 子どもの言動で気に入らないことがあると、とかく「しつけ」で何とかしようとする方が多いでしょう。叱りつけたりせず、自然に子どもを動かすにはどうしたらいいか、もっと知恵を絞ってほしいと思う。 親が居間でテレビを見て笑っているのに、子どもが喜んで学校の宿題などしたがるわけがない。当たり前の話でしょう? 宿題+漢字ドリル+計算ドリルなんて、親子で取り組めば1~2時間で終るもの。たったそれだけの時間を一緒に過ごすことを厭う親に育てられる子が、自分の価値を信じられるでしょうか。 家事のお手伝いだってそう。子どもだけが家事をやっている時間があると、つらい。母が夕の準備をしているとき、子どもが風呂を掃除し、父がトイレを掃除する……といった「家族みんなで家事をやる時間」

    gintoni77
    gintoni77 2009/03/14
    いいお話ですね。
  • 自分が中年女になって気がついた - 深く考えないで捨てるように書く、また

    子どものころ、若かったころ、自分の目に映る母の姿は、なんとも保守的に見えた。 私はを読むのが大好きだったし、父はよくを読んでいたけど、母はほとんど読まなかった。読むのは、婦人雑誌や料理レシピくらい。それも、自分が思春期になるころにはほとんど読まなかった。 私には読書を薦めるようなことを言うので、「お母さんは読まないの?」と訊くと、「ちょっと読むともう目がチカチカして、頭痛がしちゃう」といつも答えるのだった。 また、母は私に比べると、漢字やちょっと凝った言い回しをあまり知らなかった。テレビのクイズ番組などを見ながら、「あー全然わかんないー、azumyはよく分かるわねぇ」と言っていた。雑学知識も、私のほうがよく知っていた。 母は生まれてから今に至るまで給料をもらう仕事をしたことがなく、ずっと専業主婦だった。何かにつけ「私は分からないわ」「私はダメだわ」「あなたはすごいわねぇ」と言い、

    自分が中年女になって気がついた - 深く考えないで捨てるように書く、また
    gintoni77
    gintoni77 2008/11/18
    なんか心がほんわかしました。
  • ばあちゃんと自転車

    俺、老人苦手。 「おばあちゃんこ」とか「おじいちゃんこ」とかってスゴイ。 老人慣れしてるヤツってスゴイ。 電車で席も譲れない。話しかけるの怖い。 年に一回くらい田舎に連れて行かれた時の祖父母との対応に常にいっぱいいっぱい。 敬語で喋っていいんだか、親に話すみたいに普通にしていいんだかわからなくて、困る。 胃が痛くなる。 親がいなくなると、話題ゼロ。 田舎帰るの嫌い。 で、中学に入ってからは、部活や何だとかいって、親の帰省に付き合わなくなる。 高校に入る頃には祖父母なんて、一番他人に近い知り合い程度の認識。 ところが、 去年、じいちゃんが死んだ。 葬式はさすがに帰省。 正直、神妙な面持ちをするのが精一杯。全然、涙でない。感情移入できない。 ばあちゃんにも、結局、何も声かけれず。一言も話さず。 それから一年。 親父がいきなり 「ばあちゃんを東京に呼ぼうと思うんだけど、いいか?」 発言。 いやい

    ばあちゃんと自転車
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